人工知能を使ってアダルトビデオに女性芸能人の顔を合成したいわゆる「フェイクポルノ」の動画を作成して公開したなどとして、大学生の男ら2人が逮捕されました。フェイクポルノの摘発は全国初です。 林田拓海容疑者(21)と大槻隆信容疑者(47)は、アイドルなどの女性芸能人の顔とアダルトビデオを合成した動画を作成し、インターネット上に公開して女性芸能人の名誉を毀損した疑いなどが持たれています。警視庁によりますと、このような動画はフェイクポルノと呼ばれ、パソコンに合成したい芸能人の顔のパターンを学習させる「ディープラーニング」の技術が使われています。林田容疑者らはこれまでに同様のアダルト動画を1200本以上、作成してきたということです。ディープラーニングを使ってフェイクポルノを作成した事件の摘発は全国初になります。