東海道五十三次と言われているが、本当はさらに四宿あり五十七次と聞いたが、裏付けできる文献とその宿はどこか。 『世界大百科事典 19巻』(平凡社)の「東海道」の項目に、「…大津から、伏見、淀、枚方、守口の4宿を経て大阪に至る京街道も東海道の延長とみなされる…」の記述があります。 また、以下の資料にも記載があります。 〇『東海道分間延絵図』 第23巻 東京美術 1985年 〇『東海道分間延絵図』 第24巻 東京美術 1977年 1.所蔵資料の内容確認 〇『東海道分間延絵図』第23巻 大津追分・伏見・淀の解説編 →序文に、「東海道は品川から大津まで五十三宿あり、本道は京都に入る。しかし大津から伏見・淀・枚方・守口の四宿を経て大阪に至る街道も東海道である。」と記述あり 〇『東海道分間延絵図』第24巻 枚方・守口・大阪の解説編 →序文に、「東海道は品川から大津までの五十三次のほかに、大津から分かれて