ロシアによる侵攻が続くウクライナに関心を持ってもらおうと、写真家の宮本直孝さん(60)=東京都港区=が4~10日、東京メトロ表参道駅(同区)のコンコースで、日本で暮らすウクライナ人23人のポートレート写真を展示する。「STOP PUTIN(プーチン)」と書かれたプラカードが写るものなど7枚を東京メトロ側に展示不可とされたが、宮本さんは「被写体の表情で伝わることがある」として、写真を修整し、開催を決めた。(加藤益丈) 宮本さんはこれまで、シリアやアフガニスタンなどから来日した難民やパラリンピック選手らの撮影を手掛けてきた。今回は「デモっぽくしたい」と「NO WAR」「STOP RUSSIA’s WAR」などと書いた自作のプラカードを持ってもらい、3月下旬に撮影。ほぼ等身大の写真23枚を表参道駅の青山学院方面改札近くの通路で壁約30メートルにわたり、並べることにした。 撮影に応じたウクライナ南