data 水中歩行専用プール 2007年5月~進行中 計画 水中を歩くという運動が高齢者、リハビリを必要とする方に限らず、全ての人にとって医学的にたいへん効果があると主張されている武藤芳照 東京大学名誉教授(医学博士、東京健康リハビリテーション総合研究所、元東京大学副学長、日本転倒予防学会理事長)。 教授にお声掛けいただき、建築家として検討を繰り返しているのが、「水中歩行専用プール プロジェクト」。 一般にプールと言えば泳ぐために作られた構造となっており、「水の中を歩く」という観点が抜け落ちていた。 心身ともリラックスした、心落ち着く癒しの空間で、水の動きを肌に感じ、身体のささやきに耳を澄ます。 森の中を散歩するような気分で、水の中を歩くことができないか。 そんな思いをもってプールを見直せば、今までとは全く違った様相が見えてきた。 水の深さ、水温、プール底の仕上げなどハード面においても研究