並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

41 - 62 件 / 62件

新着順 人気順

読物の検索結果41 - 62 件 / 62件

  • Twitterで大人気のコミックエッセイ【夜は猫といっしょ】2022年夏のアニメ化決定! - ioritorei’s blog

    Twitterで大人気のコミックエッセイ 夜は猫といっしょ 2022年夏のアニメ化決定! Twitter発のコミックエッセイ『夜は猫といっしょ』が、いよいよ2022年夏にアニメ化決定! あわせて “二次元コード” 付きのティザービジュアルやメインスタッフ情報、原作者お祝いイラスト、監督コメントなどが到着した。 akiba-souken.com 『夜は猫といっしょ』の原作は、Twitterに投稿された短編が大反響を呼び、書籍化されたキュルZ氏による同名コミックエッセイだ。 社会人・フータくんが、妹・ピーちゃんの連れてきた猫・キュルガと突然一緒に暮らすことになり、その不思議な生態に驚きながら過ごす日々を描いている。 アニメ版では、監督および脚本を『異世界かるてっと』の芦名みのる氏。 アニメーション制作を同じく『異世界かるてっと』のスタジオぷYUKAIが担当。 現時点では、キャストや放送・配信媒

      Twitterで大人気のコミックエッセイ【夜は猫といっしょ】2022年夏のアニメ化決定! - ioritorei’s blog
    • 駒若丸(三浦光村)とはどんな人?公暁イズムを受け継ぎ反北条を貫いた三浦光村の生涯

      駒若丸(こまわかまる)は元服名を三浦光村(みうらみつむら)と言い、後の宝治合戦(ほうじがっせん)で主要な役割を果たしました。父義村(よしむら)にも劣らない野心家で結果として三浦氏を滅ぼしてしまう光村ですが、どんな人物だったのでしょうか? 記事を引用する方へ:ほのぼの日本史はエンタメ要素を重視した娯楽読物であり、学術論文ではありません。記事内容の正確さについてほのぼの日本史はその一切を保障しません。ほのぼの日本史の記事を引用した結果、生じた損害等については、全て引用者の自己責任となります。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精

        駒若丸(三浦光村)とはどんな人?公暁イズムを受け継ぎ反北条を貫いた三浦光村の生涯
      • 出版状況クロニクル167(2022年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム

        22年2月の書籍雑誌推定販売金額は1079億円で、前年比10.3%減。 書籍は677億円で、同5.7%減。 雑誌は402億円で、同17.0%減。 雑誌の内訳は月刊誌が335億円で、同18.8%減、週刊誌は67億円で、同6.4%減。 返品率は書籍が29.5%、雑誌は39.8%で、月刊誌は38.9%、週刊誌は43.7%。 雑誌は6ヵ月連続二ケタマイナスで、コミックス売上の落ちこみが大きい。 書店売上も書籍、雑誌の定期誌はいずれも10%減で、今後の書店動向もコミックス売上次第という状況を迎えつつあると考えられる。 それもあって、1と2のコミック市場も注視すべきであろう。 1.『出版月報』(2月号)が特集「コミック市場2021」を組んでいる。 その「コミック市場全体(紙版&電子)販売金額推移」と「コミックス・コミック誌推定販売金額推移」を示す。 ■コミック市場全体(紙版&電子)販売金額推移(単位:

          出版状況クロニクル167(2022年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム
        • 2023年の読書分析 46冊 テロが普通になる世界 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

          年末恒例の読書報告です。2022年は40冊とけっこう読んだ本が少ない年でしたが、23年も46冊と、かなり読書数が減りました。年内最後のブログ投稿は、旅行中ということもあって予約投稿にて♪ たぶんゲームとマンガ 読んだ本のざっとした紹介 「日本一わかりやすい ひとり社長の節税」 『地球の未来のため僕が決断したこと 気候大災害は防げる』 『教養としての社会保障』 『孤独の宰相』 はじめての たぶんゲームとマンガ たぶん読書冊数が減ったのは、ゲームとマンガが理由です。ゲームというのはスプラ3で、マンガというのは昨今流行りの縦型スクロールマンガ。それにけっこうハマりました。Kindleでもマンガをけっこう読みましたが、冊数にはそれらはカウントしていません。 読んだ本のざっとした紹介 そういえば、2023年は年初に「おすすめ本紹介シリーズ」をやりました。ただその後の書評は少なめです。 おすすめ本を紹

            2023年の読書分析 46冊 テロが普通になる世界 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記
          • 芦辺 拓 on Twitter: "捕物帳ブームは1955年に突如終焉したとの捕物出版さんの指摘。言われてみれば映画、ラジオ、タブロイド紙、倶楽部雑誌、児童読物、中間小説……どれもびっくりするほど全盛期は短く、あっという間に消えていった。燃え殻のようなものが残れば、… https://t.co/oHowU8HL7J"

            捕物帳ブームは1955年に突如終焉したとの捕物出版さんの指摘。言われてみれば映画、ラジオ、タブロイド紙、倶楽部雑誌、児童読物、中間小説……どれもびっくりするほど全盛期は短く、あっという間に消えていった。燃え殻のようなものが残れば、… https://t.co/oHowU8HL7J

              芦辺 拓 on Twitter: "捕物帳ブームは1955年に突如終焉したとの捕物出版さんの指摘。言われてみれば映画、ラジオ、タブロイド紙、倶楽部雑誌、児童読物、中間小説……どれもびっくりするほど全盛期は短く、あっという間に消えていった。燃え殻のようなものが残れば、… https://t.co/oHowU8HL7J"
            • 知らないなんてもったいない!愛犬家や愛猫家に絶対おすすめ!!【隠れた名作漫画】悔しいが猫も可愛いじゃないか…猫も飼ってみたくなる漫画『夜は猫といっしょ』。 - ioritorei’s blog

              夜は猫といっしょ 『夜も猫といっしょ』とは 夜は猫といっしょ 1-2巻セット (コミックエッセイ(読物)) 『夜も猫といっしょ』はTwitterで人気となっているキュルZさんの猫漫画である。 SNSを使わない人はご存知ないかもしれない。 主人公・フータとその愛猫・キュルガの微笑ましくもクスっと笑える日常を描いている。 疲れて帰ってきた日にこそ、是非読んでいただきたい。 夜、眠る前にベッドの中で読めば固まった心がほぐれること請け合いだ。 twitter.com 愛犬家でも猫が飼いたくなってくるキュルガの異常な可愛さ 著者はどちらかといえば愛犬家だ。 犬の懐っこさが可愛くて可愛くてたまらない。 だが実際犬を飼ってみると、犬にもいわゆる猫っぽさがあることに気づいた。 猫の生態については未経験な著者だが、『夜は猫といっしょ』を読むと犬の猫っぽさもあながち間違った感想ではないことを知った。 とにかく

                知らないなんてもったいない!愛犬家や愛猫家に絶対おすすめ!!【隠れた名作漫画】悔しいが猫も可愛いじゃないか…猫も飼ってみたくなる漫画『夜は猫といっしょ』。 - ioritorei’s blog
              • 女は残酷趣味? - jun-jun1965の日記

                「オール読物」で直木賞の選評を読んでいたら、「テスカトリポカ」の評価について選評で論争をしているような趣きがあった。中でもちょっと怖かったのは三浦しをんで、その残酷描写への批判に対する「反論は、『ジョジョの奇妙な冒険』の名言「お前は今まで食べたパンの枚数を覚えているか?」に尽きる」として、残酷なことが行われているのは事実であり、それを描写し、それを行った者は滅びているのだからいいのだ、と書いている。説明はともかく、「ジョジョ」というのは私は最初のほうを読んだだけで、この「名言」がどういう文脈で出てくるのか、またその意味もよく分からず、むしろ三浦しをんの熱情のほとばしりに恐怖を感じた。 残虐趣味について、道徳的にどうかという選考委員がいて、それへの反論があるのだが、私は単に、残酷描写を読むのが苦痛だったというだけで、ただそれでは作品への批判にならないから、道徳的云々と言っているだけで、話がか

                  女は残酷趣味? - jun-jun1965の日記
                • 代わり映えのなさ、という強さ

                  第19信(仲俣暁生から藤谷治へ) 藤谷治様 夏場に最後に手紙をやり取りしてから、またずいぶん間が開いてしまいました。去る10月に出版学会の催しとして行った「マガジン航」十周年の講演に、わざわざ足を運んでくださりありがとうございます。これからものんびりと、このウェブメディアをまわしていくつもりです。 先の手紙であいちトリエンナーレについて色々とやりとりした後、日帰りで名古屋と豊田の展覧会場を見てきました。「ニューズウィーク」のオンライン版や「マガジン航」にも書きましたが、その際の感想をひとことで言うなら、3年ごとに行われるこの芸術祭は、ある程度まで地域に根付いているのだなというものでした。 国際的な芸術「展」であることと、地域の芸術「祭」であることを矛盾なく両立させるのは、想像するだに大変な作業ですが、オンラインや現実の場ではしたない攻撃にさらされ、一旦は休止せざるを得なくなったホワイトキュ

                    代わり映えのなさ、という強さ
                  • 『引っ込み思案さんの教科書』の書評や感想のまとめ - ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生

                    7月18日に発売された『ココロクエスト式 「引っ込み思案さん」の教科書』ですが、とても嬉しいことにブログ・SNS等で感想を書いてくれた方々がいます。 どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。 今回は「引っ込み思案さんの教科書」にいただいた書評や感想をまとめたいと思います。 本当にありがとうございます! まず『ココロクエスト式 「引っ込み思案さん」の教科書』を購入して読んでくださった方々、本当にありがとうございます。 そしてブログやツイッター等で書評や感想を書いてくださった方々、とても嬉しく思います。一つ一つ目を通し「しっかりと読んでいただけたんだ……」と、大変ありがたく感じております。 もし他にも「感想を書いたよ」という方がいらっしゃいましたらツイッターのメッセージで教えていただけるか「お問い合わせ」からご連絡いたければ、随時追加します。 ブログでの書評・感想を紹介 上條

                      『引っ込み思案さんの教科書』の書評や感想のまとめ - ココロクエスト~レベルアップ心理学ブログ~byねこひげ先生
                    • 「深夜に業者を呼んでGを駆除してもらったら3万円請求」は高すぎるか→金額は妥当かもしれないが広告に問題があった?

                      小説家鈴木輝一郎@『家康の選択 小牧・長久手』(毎日新聞出版)大絶賛発売中 @kiichirosjp 「ゴキブリ駆除3万円」が高額請求?深夜0時で1人出動だと、人件費にオーバーヘッドかけたら妥当な料金だと思うが。それよりも23歳で「虫が出たら親が対処してて対応の経験なし」のほうが問題じゃないか。 pic.twitter.com/J6Q7HopFgw 2024-02-29 11:17:06 小説家鈴木輝一郎@『家康の選択 小牧・長久手』(毎日新聞出版)大絶賛発売中 @kiichirosjp 職業小説家です。1991年デビュー。1994年第47回日本推理作家協会賞受賞。プロデビューに特化した鈴木輝一郎小説講座ではつごう14年間で20人が新人賞を受賞。江戸川乱歩賞からオール読物新人賞まで受賞者のジャンルはさまざま。講座は完全リモート。講座実績の明細&受講申込みは「所在地」のURLからどうぞ。すご

                        「深夜に業者を呼んでGを駆除してもらったら3万円請求」は高すぎるか→金額は妥当かもしれないが広告に問題があった?
                      • 進化の歴史|科学バー

                        知の巨人アリストテレス、分類学の父リンネ、 古生物学の創始者キュヴィエと連なる、自然に対する知識を体系化する博物学は、 19世紀半ばにダーウィンとウォーレスの進化論に到達した。 事実に基づき、歴代の学者たちが打ち立てた仮説の数々を丁寧に読み解きながら、 分子系統学の登場で新たな時代を迎えた“進化学の現在”までを追う。 著者プロフィール 長谷川政美(はせがわ まさみ) 1944年生まれ。進化生物学者。統計数理研究所名誉教授。総合研究大学院大学名誉教授。理学博士(東京大学)。著書に『系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史』(ベレ出版)『分子系統学』(岸野洋久氏との共著)『DNAに刻まれたヒトの歴史』(共に岩波書店)『新図説 動物の起源と進化―書きかえられた系統樹』(八坂書房)など多数。1993年に日本科学読物賞、1999年に日本遺伝学会木原賞、2005年に日本進化学会賞・木村資生記念学術賞な

                        • おすすめ本を紹介しまくる 【科学読物編】 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

                          おすすめ本を紹介しまくる、「投資本編」と「小説編」に続き、今回は「科学読物編」です。このあたりから、けっこうマニアックな内容に入ってきます。というのも、この手の本は数百部スタートだったりして、1万部も売れるなんてほとんどないからです。 ほんと、世の中の本というのは、マンガが別格、占いとか芸能系とかはけっこう鉄板、小説はたまに大ヒット、ビジネス書はまだまし。科学書や学術書は、レアだったりするので。 というわけで、そんな中から僕が読んで「世界の見方が変わった」と思った10冊をピックアップです。 21) シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき 22)宇宙をプログラムする宇宙―いかにして「計算する宇宙」は複雑な世界を創ったか? 23)素数の音楽 24)クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか 25)無限論の教室 26)多次元・平面国―ペチャンコ世界の住

                            おすすめ本を紹介しまくる 【科学読物編】 - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記
                          • 浸透する日本のコンテンツ ―― 中国書籍市場の3割を占める巨大な児童書市場の特徴(後編) | HON.jp News Blog

                            《この記事は約 5 分で読めます(1分で600字計算)》 北京大学・馬場公彦氏による中国の出版事情レポート、今回は児童書市場について前後編でお届けする。前編はこちら。 巨大な児童書市場での日本のプレゼンス ポプラ社現地法人が種を蒔き中国に定着した絵本文化 子どもたちが親とともに集まる児童書スペースには、前編で紹介した新業態書店のほかに、「絵本館」がある。著者の住む宿舎のある北京大学東門の近傍にも「墨盒子(Mobox)」という絵本館があり、子どもが本を読んだり、工作をしたり、朗読会をする、小さいながらも楽しくファンタジックな内装を凝らした場所である。図書は販売もしているが、基本は貸本業である。 この絵本館を普及させ、絵本文化を中国に定着させたのが、ほかならぬポプラ社の中国現地法人の北京蒲蒲蘭である。同社の設立は2004年、中国で最も早く出版物の小売・卸売り売買資格を取得した外資企業で、同業同

                              浸透する日本のコンテンツ ―― 中国書籍市場の3割を占める巨大な児童書市場の特徴(後編) | HON.jp News Blog
                            • 『西郷隆盛』海音寺潮五郎、『翔ぶが如く』司馬遼太郎|丸谷才一+木村尚三郎+山崎正和の読書鼎談(1/4) - 丸谷 才一による対談・鼎談 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                              丸谷 今日は、これまでのようにまず片方を論じてから次の本に移るのじゃなくて、両方一緒に論ずることにします。 海音寺さんの『西郷隆盛』は伝記である、と自分で性格規定をしています。同時に幕末維新史も兼ねていて、『幕末・維新史と西郷隆盛』になるだろうといっている。昭和三十六年に書き始めて昭和五十二年に亡くなられるまで書き続けた。 海音寺さんは小説的虚構を排して実証的な筆致で書いており、描写よりは叙述で話を運ぶし、推定や想像はすべてその旨を明記しています。そのこだわり方は神経質なくらいで、それが非常におもしろい。 たとえば安政四年の四月、薩摩藩主の島津斉彬(なりあきら)が江戸から帰国する途中、京の御所に立ち寄り、玉砂利にひざまずいて皇居を伏し拝んだ。そのあと、海音寺さんの書き方ではこうなる。 〈皇居は安政元年の四月に炎上して、この頃はもう再建されてはいたが、江戸城の宏壮におよぶべくもない。尊王はこ

                                『西郷隆盛』海音寺潮五郎、『翔ぶが如く』司馬遼太郎|丸谷才一+木村尚三郎+山崎正和の読書鼎談(1/4) - 丸谷 才一による対談・鼎談 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                              • 作家・赤川次郎さん 漫画家を目指した幼少時代 生涯出版は600冊以上も「書けるうちは書き続ける」

                                赤川次郎さん(右)とフリーアナウンサーの日下千帆さん【写真:荒川祐史】 薬師丸ひろ子さんが主演した角川映画「セーラー服と機関銃」や「探偵物語」を見てファンになった人も多いのではないでしょうか? 同名の原作小説を執筆した赤川次郎さん。今月29日には76歳を迎え、作家としてのキャリアは50年近くにもなります。赤川さんに小説家デビューから成功、そして最近のご様子までのお話を伺いました。 ◇ ◇ ◇ 漫画家を目指した幼少期 脚本家から小説家へ 赤川さんは、福岡県博多区出身。父が東映の教育映画部長だったため、子どもの頃は、小学校を周って上映する映画の試写を自宅でよく一緒に見ていたそうです。その後、父の転勤により、7歳で上京。中高一貫教育の桐朋学園で高校卒業までの6年間を過ごしました。卒業後は、日本機械学会事務局に就職。会社員時代からシナリオなどを投稿し続け、30歳で作家として独立しました。 ――小説

                                  作家・赤川次郎さん 漫画家を目指した幼少時代 生涯出版は600冊以上も「書けるうちは書き続ける」
                                • 「未完成の生涯」 勝新太郎と市川雷蔵 - そして男は時計を捨てた・・・

                                  かつて昭和の映画界には勝新太郎と市川雷蔵という2大スタ-がいました・・・ 2人は同い年のライバル・・・そして共通するのが「未完成の生涯」・・・ 勝新太郎は長唄三味線の師匠の子として生まれ、彼もその道へ進んでいきました。しかし、1954年、23歳の年に突然、映画俳優に転身するのです。 もともと芝居は好きでした。父が歌舞伎座で長唄三味線を弾いていたのでついていき、舞台袖から、当時の名優である6代目尾上菊五郎、15代目市村羽左衛門、初代中村吉右衛門らの芸を見て、覚えました。 しかし、いくら台詞を暗記し、演技を覚えても、長唄三味線の子が歌舞伎役者になれる道はなく、映画への道を選んだのでした。 1954年8月公開の『花の白虎隊』が勝新のデビュー作です。俳優としての訓練を経ずに、いきなりの映画出演でした。しかし、主役ではありません。 『花の白虎隊』の主役は、やはりこの作品が映画デビューとなった、歌舞伎

                                    「未完成の生涯」 勝新太郎と市川雷蔵 - そして男は時計を捨てた・・・
                                  • 全文掲載「ママに武器なんていらない」柚木麻子さん特別エッセイ公開! | VERY

                                    今朝の朝日新聞のVERY自社広告は、 2020年VERY8月号創刊25周年特別企画「私たちは5年前から進歩しただろうか?」に寄稿してくださった作家、柚木麻子さんのエッセイを抜粋し掲載させていただきました。 「ママに武器なんていらない」世の中を目指したい気持ちはVERYも一緒です。 今日も良い1日に。 今から5年前といえば、そろそろ子供がほしいと思い始めていた時期で、私なりに着々と準備を進めていた。無駄遣いはやめて貯金を心がけ、子持ちの友だちからたくさん話を聞き、仕事は前倒しで進め、シッターさんを探し、制度を調べ、近所の保育園を気にし始めたのもこの頃である。夫と話し合い、育てる環境を一緒に整えた。母はもちろん、頼りになりそうな同性の仲間たちとの関係は大切にした。育児書や産後のメンタルや夫婦関係による手引書は、日本語で出版されているものはだいたい全部読んだ。それから間もなく、妊娠する。 当時の

                                      全文掲載「ママに武器なんていらない」柚木麻子さん特別エッセイ公開! | VERY
                                    • なぜ、司馬遼太郎はサラリーマンに人気だったのか? ――〝歴史ブーム〟と大衆教養主義(福間良明・社会学者)/イミダス

                                      ビジネス成功のために必要な知識を身に着ける「教養」がいま必要だ――。 このような文言を目にしたことはないだろうか? しかし、その「教養」の中身を見ると、短時間でざっくり学べる名著の解説、インフルエンサーによる自己啓発セミナーなど……。 はたして、これらから学ぶことが本当に「教養」と言えるのか? かつて「歴史小説」を読むことが、大衆にとっての「教養」となっていた時代があった。そんな時代を代表し、2023年の今年、生誕100年を迎える小説家・司馬遼太郎について社会学者の福間良明さんにご寄稿いただいた。 「余談」の教養 戦後の国民作家と言えば、真っ先に思い起こされるのが司馬遼太郎だろう。日露戦争を扱った『坂の上の雲』の累計発行部数は1970万部、坂本竜馬と幕末期を描いた『竜馬がゆく』に至っては2500万部にものぼる。ちなみに、今年(2023年)は司馬遼太郎生誕100年にあたり、3年後の2026年

                                        なぜ、司馬遼太郎はサラリーマンに人気だったのか? ――〝歴史ブーム〟と大衆教養主義(福間良明・社会学者)/イミダス
                                      • パミラ、あるいは淑徳の報い - Wikipedia

                                        『パミラ、あるいは淑徳の報い』(英語: Pamela; or, Virtue Rewarded) は、サミュエル・リチャードソンにより1740年に発表された書簡体小説[1]。「美徳は報われる」は副題ともされ、単に『パミラ』ないし『パメラ』とも呼ばれる。 概要[編集] 本作は、イギリス文学史の講義において「最初の近代小説」として挙げられることのある作品であり、書簡体形式の作品である[2]。 パミラ・アンドリューズ (Pamela Andrews) という召使の少女が、彼女の身の上に降りかかる事件について、せっせと両親に手紙を書き送る。その手紙がそのままストーリーになってゆく。 パミラは身分が低いが美しい。さらに貞節の美徳を身に備えている。仕えていた老婦人が死んで、その息子に乞われそのままお屋敷にとどまり、奉仕を続けることになる。ところが、その若主人には下心があり、けしからぬ振舞に及ぶ。両親へ

                                          パミラ、あるいは淑徳の報い - Wikipedia
                                        • 出版関連SNS Twitterアカウント一覧 (雑誌系 その1) 部数とフォロワー数の関係は?|田中裕士

                                          雑誌は内容に新奇性があり刊行サイクルが短いことから出版社、書店に大きな利益をもたらし、日本の出版物流は雑誌によって成り立って来ました。しかし、インターネットの普及により、雑誌の販売金額は大きく減少しています。こうしたなかで、雑誌のTwitterアカウントの分析から雑誌の現状を考えてみたいと思います。 インターネットを活用して存在感を広げようと取り組んでいる雑誌、そうした取り組みとは全く無縁に生き残りを模索している雑誌、様々な姿が見えてきます。 とはいえ、雑誌の読者がまったく無くなったわけではありません。 雑誌は特定のジャンルや切り口によって集約されたコンテンツが継続的に届けられるメディアです。今回の資料にはできる限り雑誌のWEBサイトへのリンクも付けましたので、これを機会にお気に入りの雑誌を見つけていただければと思います。 また、雑誌は広告媒体としても存在価値を発揮してきました。Twitt

                                            出版関連SNS Twitterアカウント一覧 (雑誌系 その1) 部数とフォロワー数の関係は?|田中裕士
                                          • 「びっくりするくらい、緊張しませんでした」 真打昇進、神田伯山の恐ろしいほど冷静な戦略 | 文春オンライン

                                            2月10日の夜9時。 東京・有楽町のよみうりホールの楽屋で、「神田松之丞」に最後の話を聞いた。 前日は浅草ビューホテルで、400人近くを迎えての襲名披露パーティ。2月10日は「神田松之丞 最後の独演会」ということで昼夜3席ずつをこなし、いよいよ翌日に「六代目神田伯山」として大初日を迎えようとしていた。 「披露目のパーティから大初日まで、3日連続にして大正解でしたね。連投となるとスタッフも疲れちゃうかなと思っていたのですが、お客さんのテンションがどんどん上がっていく感じが分かります。パーティの動画が『神田伯山ティービィー』で流れて、松之丞最後の独演会もたくさんのお客さまから、SNSでどんどん拡散されて、観てない方にもお祭りに参加する感覚を持っていただけたんじゃないでしょうか」 「どうも~」みたいなノリで行こうかな 準備に忙殺されるというよりも、「仕掛け」の意識が強い。この日で松之丞という名前

                                              「びっくりするくらい、緊張しませんでした」 真打昇進、神田伯山の恐ろしいほど冷静な戦略 | 文春オンライン
                                            • ベルカ、吠えないのか? - Wikipedia

                                              『ベルカ、吠えないのか?』(ベルカ ほえないのか?)は、古川日出男による日本の小説である。2005年4月、文藝春秋刊(書きおろし)[3]。太平洋戦争時の1943年、キスカ島に取り残された4頭の軍用犬から始まる物語が、その系譜を追いながら「戦争の世紀」である20世紀の歴史と交錯し、国境や思想、時代を超えて描かれる[4]。この作品は、第133回直木三十五賞(2005年上半期)の候補作となった[5][6][7]。日本国外では、英語、フランス語、イタリア語、ロシア語にも翻訳されている[8][9]。 発表経過[編集] 作者の古川は、1998年に書きおろし小説『13』(幻冬舎)でデビューした[10]。その後『アラビアの夜の種族』(2001年、角川書店)や村上春樹作品のトリビュート小説『中国行きのスロウ・ボートRMX』(2003年、メディアファクトリー。後に『二〇〇二年のスロウ・ボート』と改題の上文春文