28日の衆参の災害対策特別委員会でそれぞれ質問に立った日本共産党の宮本岳志衆院議員、仁比聡平参院議員は、広島市をはじめとする8月豪雨被害の深刻な実態を示し、がれきの撤去や住宅の確保、生業(なりわい)再建などに全力を尽くすよう政府に求めました。 がれき除去 国が責任を 仁比議員 広島市は、撤去する必要がある土砂の量について、トラック8万台分、搬出費用は100億円としています。 仁比氏は「がれきで覆われた道路」「岩の塊や流木、土砂で埋め尽くされた住宅」の被害状況を写真で示したうえで、「これは個人では除去できるものではない」と指摘し、「(がれき除去は)市だけではなくて、国が責任を持つとメッセージを発信するべきだ」と強調。国交省や自衛隊などが持つ重機を集中してがれき撤去に取り組むよう求めるとともに、「被災者に先の見通しを示せるように努力してもらいたい」と訴えました。 西村康稔内閣府副大臣は「ご指摘