肉抜き話の続き。先にご紹介した通り、我々日本の貝人にとって肉抜きは日常の一齣であり、改めて説明するまでもない当たり前のこととして受け止められてきました(画像は最近私が肉抜きした南三陸産エゾチグサとホソウミニナ)。日本の貝類図鑑の多… https://t.co/OCY0asqvwn
物心ついたころから貝の採集に没頭。岡山大学農学部助教授を経て、2007年より現職。分類学者として多くの貝の新種を記載する傍ら、環境省レッドリスト・レッドデータブックの編纂や軟体動物多様性学会の運営にも携わっている。軟体動物多様性学会のTwitterアカウントの中の人として、貝類の分類、生態、保全について発信中。 「でんでんむしむしカタツムリ♪」と歌にも歌われているカタツムリ。街中に限定すると、以前と比べて見かける数が減ったように感じるのは筆者だけだろうか?実はそれ、身近な環境の変化の表れかもしれないのである。 「その地域の環境変化を知るうえで、貝類は“炭鉱のカナリア”なんです」 そう主張するのは、貝類の分類学を専門とする岡山大学の福田宏先生だ。軟体動物多様性学会公式Twitterアカウントの中の人としてつぶやき始めるや、瞬く間にバズりツイートを連発して一躍生き物クラスタの時の人となった福田
しじみを煮込むとスープが白濁するが、なぜ白くなるのか、これまで明らかとされていなかった。しじみ産地として知られる宍道湖を有する島根県で、白濁の原因物質がタンパク質のトロポミオシンであることが解明された。島根大学の研究グループが、しじみ汁を対象にタンパク質を分離して検出するなどの手法を用いて突き止めた。 そこで、SDS-PAGE(ポリアクリルアミド電気泳動)の実験でしじみ汁からタンパク質を分離し、さらにMALDI-TOFMS(マトリックス支援レーザー脱離イオン化法)による分析を行った結果、このタンパク質がトロポミオシンであることが突き止められた。 牛乳の白濁はカゼインというタンパク質がカルシウムを結合していることが関係しており、豚骨スープの白濁にはタンパク質に加えて脂質も関与している。しじみのトロポミオシンでも調べてみたが、カルシウムなどのイオンや脂質は無関係だった。 他方、はまぐり、ホタテ
中国で新型コロナウィルスが発生していて、 日本でも1人患者さんが出たということを、 日本のネットニュースで知りました。 そしたら旦那もフランスのネットニュースを見て言い出しました。 しばらくモンサンミッシェル産を含め、 ブルターニュとノルマンディーの貝類は食べちゃだめだよ、と。 理由は、今、ブルターニュとノルマンディーの海がかなり汚れていて、 貝類にウィルスが発生しているとのこと。 この地域の浄水場はどこも小さく、浄水が追い付かないことと そしてパリもなのですが、この冬は雨が多くて、 家畜の多い2つの地域で糞などで汚れた水が、 川や海に流れてしまっていることが大きいようです。 モンサンミッシェル周辺の牡蠣とムール貝は質が良く 美味しいことで知られていて、私も大好きなので残念。 でもウィルスは恐いのでしばらくは我慢します。 フランスで貝類を買う時は、産地をしっかり確認した方がよさそうです。
「魚介類」と「魚貝類」とでは、どちらの書き方が正しいのでしょうか。 「魚貝類」という表記も誤りとは言えませんが、放送では「魚介類」を使うようにしています。 まず「魚介類」についてお話しします。「介」という漢字は、よろいをつけた人の形を文字にしたものです。この「よろい」という意味が転じて、「介」の字は堅い甲羅を持つ生き物(貝、エビ、カニなど)を指すようになりました。そこから広がって、「魚介類」は魚類および貝類、エビ、カニだけでなく、甲羅のないイカ、タコ、ウニ、ナマコなども含めた水産物全般(ワカメなどの海藻は除く)の「総称」として定着しました。 次に「魚貝類」について説明します。「貝」という漢字は、音読みは「バイ」、訓読みが「かい」です。ですから、漢字3つとも音読みで統一するとすれば「魚貝類」は「ギョバイルイ」と読むことになります(なお「魚貝(ギョバイ)」ということばは、昔の史料には出てきます
Machape.blog ペルーの豊かな海にはさまざまなおいしい魚貝類が生息しています。 太平洋の寒流と暖流が交わる太平洋の影響を受け、豊富な魚貝類を提供してくれる国でもあります。 その中でも海岸地域では、海の幸を活かした貝類を楽しめる美味しい料理の一つ、『Conchas negras(コンチャ・ネグラ)』と呼ばれる料理です。 この料理は貝を使用したものであり、ペルーの海のおいしい贈り物に触れる絶好の機会です。 コンチャ・ネグラとは? ペルーでは、漁獲量が宣言されているコンチャ・ネグラは性的能力を高める媚薬食品とされています。 Conchas negrasは、スペイン語で「黒い貝」という意味であり、その外見は黒褐色の殻で覆われ、内部には濃厚な味わいが広がっています。 これは、ペルー北部の太平洋岸で収穫されるフネガイ科(アカガイ属)の黒い貝を使用したマリネ料理です。 一般的には、ライム汁と唐
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