“公道の悪夢”とも呼ばれ畏怖されてきた電動キックボードに、運転免許なしで乗ることができる新制度が7月1日からスタートする。最高速度は車道で時速20km、歩道で時速6km。電動アシスト自転車と原付一種50ccバイクが悪魔合体したかのような「新型」の出現に、自動車ドライバーからは絶望の声が続出している。 電動キックボードの「無免許、ノーヘル」合法化へ 各紙報道によると、7月1日に施行予定の改正道路交通法で新たに認められる電動キックボード(特定小型原動機付自転車)の概要は次のとおり。警視庁では現在パブリックコメントを募集中だが、今の自転車におおむね近い規制となるようだ。 原則として車道左側や自転車レーンを走行(最高速度20km/h) 歩道や路側帯も走行可(最高速度6km/h) 運転免許証は不要(16歳未満は運転禁止) ナンバープレート設置や自賠責加入は必要 携帯電話の使用や酒気帯び運転は禁止 ヘ