他の多くの子供達と同じく、うちの息子も虫捕りが大好きでした。頭にカマキリがとまろうものなら笑顔で周囲の人間に見せ廻り、椚や小楢の森に入ってカブト虫やクワガタ虫を探すのを楽しみにする夏。そんな息子も小学生となり暫くするとスポーツクラブや習い事で忙しくなり、多くの子供達と同じく興味の対象が別のところに移ったりして虫捕りからは遠ざかっていきました。 蝶の幼虫(イモムシ)。目玉のように見える胸部の模様は天敵を驚かせる為の眼状模で、本当の目は口元に6個x2=合計12個あります。息子が小学生1-2年の頃に、自宅の山椒の木になる芋虫が蝶になるところがみたいとの一言で始まった蝶の飼育。子供達の教育のためにも良いかと思いやってみるかと挑戦してみる事にしたのでした。 山椒やシークワーサーの木にいる幼虫は鳥等の外敵に狙われてしまう為、卵の段階から虫取り籠へ移動。潤沢な山椒の葉っぱを与え続けて蛹化→羽化と蝶となり