茨城県石岡市は、来年4月に入庁する職員の採用試験で、「就職氷河期世代」を対象にした採用枠(一般事務職、2人程度)を新たに設けた。26日まで応募を郵送で受け付ける。市は「培ってきた能力や経験を生かし市政に貢献してもらいたい」としている。 新設枠は「チャレンジいしおか枠」と命名。雇用環境が厳しい時代に就職活動を余儀なくされ、その後もさまざまな課題に直面している就職氷河期世代に特化して採用枠を設けるのは同市では初めて。 受験資格は、1971年4月2日から86年4月1日生まれで、「高等学校または同等以上の学歴を有する人」「自身の持つ能力や経験を生かした市政への取り組みなど積極的にアピールできる人」としている。 9月19日に第1次試験(基礎能力、適応性検査、作文、集団面接)。第2次試験(口述、自己PR)以降の日程は、第1次試験の合格者に別途連絡する。 「試験案内」は同市役所本庁総務課・支所総務課の窓