大混乱に陥っているドイツ総選挙を2週間後に控えたドイツが大混乱に陥っている。2月2日の日曜日、ベルリン市はブランデンブルク門付近に16万人が繰り出し、「民主主義を守れ!」「極右勢力の台頭を許すな!」と叫んで練り歩いていた。 photo by gettyimages ことの始まりはこうだ。 1月22日の午前中、バイエルン州のアシャッフェンブルクという町の公園を、保母さんに連れられた子供たちが散歩していた。小さな子供たちは、何人かが乗れる柵付きの台車に乗っていたという。 そこに難民のアフガニスタン人(28歳)がやってきて、いきなり台車の上にいた2歳の男の子の帽子とマフラーを剥ぎ取ると、刃渡り34センチの台所用の包丁で、首と肩を何度も刺して殺した。通りかかったドイツ人の男性が子供を助けようと割って入ったが、やはり刺され、亡くなった。他にも女児や保母さんらが怪我をした。 警察は、このアフガニスタン