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難波功士の検索結果1 - 12 件 / 12件

  • トヨタ「五輪CM取りやめ」で明らかになった、広告業界の「大きな変化」(難波 功士) @moneygendai

    トヨタ「五輪CM取りやめ」で明らかになった、広告業界の「大きな変化」 これまでの広告とは、まったく別物に… トヨタ「CM放送取りやめ」の意味 7月23日、紆余曲折の末に第32回オリンピック競技大会は開会式を迎えました。 インバウンドなど経済効果は見込めず、会場に歓声が響かないというイレギュラーな事態にあっても、いざ競技が始まれば、それなりの盛り上がりをみせ始めています。いつもと同じようなオリンピック。なんだかんだ言っても、人々がその中継をリアルタイム視聴するという点で、オリンピックは最強のコンテンツであり、依然、多くのスポンサーやテレビCMを集める力を有しています。 ですがその一方で、私は2021年の東京オリンピックは、後々「一つの潮目だった」と振り返られるようになるのではとも予想しています。1984年のロサンゼルス大会は、巨額な放映権料やスポンサーマネーがとびかう、ビッグビジネスとしての

      トヨタ「五輪CM取りやめ」で明らかになった、広告業界の「大きな変化」(難波 功士) @moneygendai
    • 五輪、健全イメージに影 距離をとるスポンサー企業(産経新聞) - Yahoo!ニュース

      東京五輪はスポンサー企業に五輪の健全なイメージに影が差した現実を突きつけた。新型コロナウイルス禍の中、一都市に多くの人々が集まる祭典は感染リスク拡大を伴う。東京五輪では組織委員会の不手際も相次ぎ、最高位スポンサーのトヨタ自動車は五輪と距離をとる動きもみせた。来年の北京冬季五輪は人権弾圧問題を抱える中国での開催で、スポンサー企業に降板を迫る声もある。大会を資金面で支えるスポンサー企業への逆風は、商業化が批判されてきた五輪と企業の関わりを変える可能性をはらむ。 「世界の方々に喜んでもらえる五輪になるよう、トップ(最高位)スポンサーの一員として全面的に支援したい」 トヨタ自動車の豊田章男社長は昨年3月27日、記者団の質問に力強く答えた。新型コロナ感染が世界に広がり始め、東京五輪・パラリンピック開催の1年延期が決まった直後のことだ。 しかし約1年4カ月後の今年7月19日、トヨタは五輪に関するテレビ

        五輪、健全イメージに影 距離をとるスポンサー企業(産経新聞) - Yahoo!ニュース
      • 現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界/『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー - SYNODOS

        現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界 『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー 情報 #新刊インタビュー ――本日は、日本教育社会学会奨励賞〔著書の部〕に選ばれた『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』の著者、知念歩さんにお話を伺います。なぜ「ヤンチャな子ら」を研究しようと思ったのですか? 卒論を書くときに、若者文化をテーマにしたいと思ったんです。そのことを、当時の指導教員であった『裸足で逃げる』の上間陽子先生に相談したところ、渡されたのがポール・ウィリスの『ハマータウンの野郎ども』とディック・ヘブディジの『サブカルチャー』という本でした。 とくに『ハマータウンの野郎ども』の第一部は、とても興味深く読んだことを覚えています。ただ、卒論では、自分自身が当時足繁く通っていた那覇の国際通りの裏路地にあるセレクトショップに集う若者たちの文化について書きました

          現実の複雑さに向き合うために――ヤンキーの生活世界/『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』著者、知念渉氏インタビュー - SYNODOS
        • THE FIRST TAKEが「広告賞」を次々受賞…そのウラで「広告業界」に起こっている重大な変化(難波 功士) @moneygendai

          なぜか、「広告賞」を次々に獲得 2019年末より始まった、THE FIRST TAKE。アーティストがスタジオにて歌う様子を、一発撮りかつ一発録りしてそのままYouTubeにアップするという動画コンテンツです。感染症対策のためコンサートやライブの中止が相次ぐなか、アーティストたちの貴重な活動の場であり、ファンにとってはアーティストをより身近に感じられる機会として人気を博しました。 YouTubeチャンネルの登録者数は500万人(2021年9月16日現在)に達し、DISH//(北村匠海)の「猫」などは1.5億回再生されています。編集やリテイクのきかない、一回限りの撮影・録音に緊張するアーティストたちの素の姿や、歌い出すまでのその人なりのルーティーンなどが垣間見られる点が、人気の秘密なのでしょう。私自身もよくできたコンテンツとして、それなりに楽しんできました。 そのTHE FIRST TAKE

            THE FIRST TAKEが「広告賞」を次々受賞…そのウラで「広告業界」に起こっている重大な変化(難波 功士) @moneygendai
          • タトゥーを入れたら「アイドル」じゃない?「非アイドル」との線引きを考える(難波 功士) @moneygendai

            多様化が凄まじい最近のアイドル 以前、アイドルについて文章を書いた際、もっとも頭を悩ませたのは「アイドルとは何か」という問題でした(難波功士「アイドルを声援することの系譜学:親衛隊からヲタ芸まで」丹羽典生編『応援の人類学』青弓社、2020年)。 1961年生まれの私にとって、1970~80年代のアイドルが原像としてあるので、アイドルといえば歌謡曲をふり付きで歌う10代の男女(基本的にソロ)なわけですが、平成生まれにとってアイドルとはグループで歌い踊るものだったたりします。その人の年代や性別によって、思い描く「アイドル」像はじつにさまざまです。 K-POPアイドルの参入もあって、「アイドル戦国時代」といわれた2010年代には、アイドルのビッグバンが生じました。地下アイドルやご当地アイドルなどといった言葉が一般化し、地上波テレビ放送やメジャーレーベル、大手芸能・音楽事務所などを前提としないアイ

              タトゥーを入れたら「アイドル」じゃない?「非アイドル」との線引きを考える(難波 功士) @moneygendai
            • 新書200選2020 - 60歳からの自分いじり

              社会学部の学部生(とくにメディア系)に読んでほしいなぁ、の2011~2020年版。 たぶん200冊のはず(アンダーラインの処理の仕方がよくわからない……)。 加藤秀俊『社会学:わたしと世間』中公新書、2018年 小熊英二『日本社会のしくみ:雇用・教育・福祉の歴史社会学』講談社現代新書、2019年 大澤真幸『社会学史』講談社現代新書、2019年 橋元良明『メディアと日本人:変わりゆく日常』岩波新書、2011年 松田美佐『うわさとは何か:ネットで変容する「最も古いメディア」』中公新書、2014年 山本昭宏『核と日本人:ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』中公新書、2015年 輪島裕介『踊る昭和歌謡:リズムからみる大衆音楽』NHK出版新書、2015年 永井良和『南沙織がいたころ』朝日新書、2011年 筒井淳也『結婚と家族のこれから:共働き社会の限界』光文社新書、2016年 山田昌弘『モテる構造:男と女の

                新書200選2020 - 60歳からの自分いじり
              • テレビCMに大打撃…もはやクオリティでも「YouTube広告」が圧倒してきた(難波 功士) @moneygendai

                広告業界に起こっている「地殻変動」 誰しもが毎日のように見聞きしている広告。しかしいまや、テレビCMは録画視聴中に早送りし、ネットの動画広告も5秒経過するとすぐにスキップする…という人が多いかもしれません。ですが、その一つ一つの裏側には、数多くのクリエイターたちが存在しています。あまり表には出てこない作り手を顕彰するのが、広告賞の役割の一つでしょう。 広告賞の歴史をさかのぼると、戦前にはすでに新聞社などメディア主催のコンテストが始まっており、戦後には業界団体による賞も盛んに行われてきました。1960年に広告主・民放局・広告会社によって発足したACC(All Japan Radio & TV Commercial Council)は、テレビCM・ラジオCMの年間優秀作を表彰し続け、その活動は現在も「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」へと受け継がれています。 また東京アー

                  テレビCMに大打撃…もはやクオリティでも「YouTube広告」が圧倒してきた(難波 功士) @moneygendai
                • トヨタ「五輪CM取りやめ」で明らかになった、広告業界の「大きな変化」(難波 功士) @moneygendai

                  トヨタ「五輪CM取りやめ」で明らかになった、広告業界の「大きな変化」 これまでの広告とは、まったく別物に… ここ10年来、広告・広報やマーケティングの世界では「トリプルメディア」という言葉がよく用いられました。一つ目は「ペイドメディア(paid media)」。これは広告を出したい側が、料金を払って広告の時間や空間を確保するタイプのメディアで、民放や新聞・雑誌などがあたります。 二つ目は「オウンドメディア(owned media)」。これは広告・広報する側が自身で保有しているメディアで、企業のホームページやPR誌などがわかりやすい例でしょう。 そして最後に「アーンドメディア(earned media)」。これは「評判を稼ぐ」メディアの意で、人々の間で情報が拡散するツイッターなどを想定しています。三つ目などは広告・広報する側のコントロールが効かないものなのですが、これらトリプルメディアを上手

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                  • 応援の人類学 | - 丹羽 典生(編著)

                    応援の人類学 社会一般 丹羽 典生(編著) A5判  332ページ 並製 定価 3400円+税 ISBN978-4-7872-3481-0 C0036 在庫あり 書店発売日 2020年12月23日 登録日 2020年10月20日 紹介大学応援団の変遷、プロ野球の私設応援団の実態、伝統芸能とアイドルに熱狂する忘我現象などをフィールドワークに基づいて分析し、応援する人とされる人の世界を考察する。応援文化を多角的に描いて、「他者によって自分の存在を確認する行為」を検証する。 解説ひいきのプロ野球チームを熱烈に応援して勝敗に一喜一憂し、アイドルを追っかけてオタクの生活に浸る。応援団のリードに手拍子を合わせる。応援団としてファンを統制する。 他者を激励して成功を自分のものとし、失敗を自分の責任のように背負い込む応援するという行為を、どういう心性が支えていて、生活にどのように位置付けているのだろうか。

                      応援の人類学 | - 丹羽 典生(編著)
                    • 吉見俊哉教授 最終講義 - 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府

                      March 19, 2023 吉見俊哉教授 最終講義Final lecture of Prof. Shunya Yoshimi 吉見俊哉教授は、今年度をもって東京大学大学院情報学環・学際情報学府を退職されます。最終講義が以下のとおり催されます。 講義タイトル:『東大紛争-1968-69』 日時:2023年3月19日(日) 午前 10時30分~(予定) 主催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府 吉見俊哉研究室 開催形式: オンライン開催(事前登録制、会場での聴講はありません) *オンライン配信のURLは、開催前日の3月18日(土)にお知らせ予定です。 *期間限定アーカイブ配信、日英版あり。(4月30日まで。下記ご覧ください) 事前登録:この Googleフォーム よりお願いいたします。(3月10日まで) 吉見研究室ウェブサイトもあわせてご覧ください: http://www.yoshimi-

                        吉見俊哉教授 最終講義 - 東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
                      • ファンの「お気持ち」への配慮が凄まじい、現代アイドルのハードすぎる仕事(難波 功士) @gendai_biz

                        「感情労働」という概念がある。相手の感情をある方向(たいていの場合は良い気分)に導くよう振る舞う仕事、そのために自分の感情をコントロールする仕事を指している。この考え方を使うと、現代のアイドルの特徴がより鮮明に見えてくるだろう。 感情労働の議論の出発点であるアーリー・ホックシールド『管理される心:感情が商品になるとき』では、キャビン・アテンダントの働き方が、主な調査対象となっていた。乗客の満足度を高めるという仕事は、頭脳労働・肉体労働であると同時に、まさに感情労働の代表例だ。 就業人口の73%が、サービス業など第3次産業に従事している日本社会において、ほとんどの人が大なり小なり感情労働にたずさわっていると言えよう(https://www.teikokushoin.co.jp/statistics/world/index05.html)。 そうした感情労働化する社会において、現在、その極北な

                          ファンの「お気持ち」への配慮が凄まじい、現代アイドルのハードすぎる仕事(難波 功士) @gendai_biz
                        • 『6 from HiGH&LOW THE WORST とは何だったのか』

                          6 from HiGH&LOW THE WORST とは何だったのか なぜ誠司は記憶喪失にならなければいけなかったのか? ヤンキー論で読み解く6ザワの精神 ■はじめに ■ヤンキーという補助線 ●ヤンキーとは何か ●ヤンキーの歴史 ●失われた居場所 ■漫画の中のヤンキー ●ヤンキー漫画史 ●ヤンキー漫画の現在地 ●髙橋ヒロシの美学 ■6ザワに見るヤンキーの精神性 ●絶望団地という主役 ●希望の星とは何か ●反知性主義 ●父性の不在 ●ヤンキーの見る夢 ●ヤンキーの本質 ■おわりに ■はじめに ハイローのスピンオフ(のスピンオフ)である6ザワが不評だった。一部好意的な感想も見かけなかったわけではないけれど、私の観測範囲内では全体的に批判か沈黙が多かった印象である。有料ゆえ好意的な人が多いであろうHI-AXオンラインサロン内においてすら、話を経るごとに感想投稿が減っていったことを考えると、やはり

                            『6 from HiGH&LOW THE WORST とは何だったのか』
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