東日本大震災から11日で10年です。長引く避難生活で体調が悪化して死亡する、いわゆる「震災関連死」に認定された人は、今月9日現在で3775人に上っています。 「震災関連死」は、長引く避難生活で持病が悪化したり、ストレスで体調を崩したりして死亡した場合に、自治体が設置する審査会が認定するもので、認められた場合には遺族に「災害弔慰金」が支払われます。 復興庁と各都県によりますと、震災の発生から今月9日までに「震災関連死」と認定されたのは、全国で3775人に上っています。 おととし以降、新たに36人が認定されました。 県別に見ると、 ▽福島県が2320人と最も多く、 次いで、 ▽宮城県が929人、 ▽岩手県が470人、 ▽茨城県が42人、 ▽千葉県が4人、 ▽神奈川県と長野県がそれぞれ3人、 ▽山形県が2人、 ▽埼玉県と東京都がそれぞれ1人となっています。 復興庁が去年9月末時点で取りまとめた3