鳥インフルエンザは、日本で越冬する渡り鳥によってウイルスが運ばれることで発生しますが、今シーズンは異例のペースで養鶏場での感染が相次いでいます。 このうち岡山県倉敷市の養鶏場で3日、ニワトリが相次いで死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、24羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。 これについて岡山県が遺伝子検査を行った結果、13羽が致死率が高い高病原性のウイルス「H5型」に感染していたことが確認されました。 これを受けて岡山県はこの養鶏場で飼育されているすべてのニワトリおよそ51万羽の処分を始め、4日夕方からは県の要請を受けた自衛隊も作業に加わっています。 倉敷市では別の養鶏場で先月下旬に今シーズン、養鶏場では国内初の鳥インフルエンザが発生しています。 今回、感染が確認された養鶏場はそこから直線距離で4キロから5キロほど離れた場所にあり、岡山県は新たにこの養鶏場を中心に半径3キロ以