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高温ガス炉の検索結果1 - 6 件 / 6件

  • “メルトダウンしない”原子力発電所、実験で成功 商用規模で自然冷却は世界初 中国の研究者らが発表

    このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 現代の原子力発電所は、過剰な熱を炉心から除去するために動力を必要とする冷却機構や、緊急時には人間の介入による停止に依存している。水や液体二酸化炭素が冷却材として使用されるが、これらは通常、外部電源に依存している。 これらのシステムが故障すると、炉が過熱し、爆発や過熱によってプラントが溶ける可能性がある。2011年の福島第一原子力発電所事故では、標準および緊急電源システムが失われメルトダウンの一因となった。 「ペブルベッド炉」(Pebble-Bed Reactor、PBR)と呼ばれる炉設計は、パッシブセーフティの利点がある。冷却システムの電源が失われても

      “メルトダウンしない”原子力発電所、実験で成功 商用規模で自然冷却は世界初 中国の研究者らが発表
    • 世界初の第4世代原子力発電所「石島湾原子力発電所」の仕組みとは?

      2023年12月6日に商業運転を開始した、中国・山東省の石島湾原子力発電所は、商業運転を開始した世界初の第4世代原子炉となりました。そんな石島湾原子力発電所の仕組みについて、海外メディアのCGTNが解説しています。 How the world's first fourth-generation nuclear power plant works - CGTN https://news.cgtn.com/news/2024-01-06/How-the-world-s-first-fourth-generation-nuclear-power-plant-works-1q8JzrGNrj2/p.html 2012年に着工、2021年に稼働を開始した石島湾原子力発電所は、2023年12月6日に商業運転を開始し、世界初の商業運転を行う第4世代原子力発電所となりました。 従来の原子力発電所では、核分

        世界初の第4世代原子力発電所「石島湾原子力発電所」の仕組みとは?
      • 次世代原子炉「高温ガス炉」で電源喪失試験へ…原子力機構が来月、安全な停止を確認

        【読売新聞】 日本原子力研究開発機構が来月、次世代原子炉「高温ガス炉」で、運転中に全電源が喪失した状態を再現し、安全に停止させる実証試験を行うことがわかった。100%の出力で運転した時に炉の冷却機能を停止させても、炉心溶融が起きない

          次世代原子炉「高温ガス炉」で電源喪失試験へ…原子力機構が来月、安全な停止を確認
        • 原子力白書 “次世代型原子炉 課題など客観的な検証が重要” | NHK

          ことしの「原子力白書」がまとまり、政府が開発や建設を進めるとしている次世代型の原子炉について脱炭素社会の実現に貢献する可能性を認めたうえで、技術的な課題や経済性などの客観的な検証が重要だと指摘しています。 政府は、脱炭素社会の実現に向け原子力を最大限活用する中で、安全性や経済性を向上させた複数の種類の次世代型の原子炉の開発・建設を進める方針です。 国の原子力委員会が7月27日に公表したことしの原子力白書では、このうち ▽出力を抑えた「小型軽水炉」について、気象条件によって発電量が変動する再生可能エネルギーにあわせた調整運転に適しているとしたほか ▽高い温度の熱を利用できる「高温ガス炉」では、二酸化炭素を排出せずに水素を製造する用途が注目されるなどとしています。 一方で白書では、これらが原子力が果たすべき役割かどうかは明確になっていないと指摘し、「ほかの技術との間で経済性などの客観的な比較評

            原子力白書 “次世代型原子炉 課題など客観的な検証が重要” | NHK
          • 橘川武郎氏「岸田政権は原発やるやる詐欺だ」 | 環境エネルギー最前線 | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」

            橘川武郎氏に聞くエネルギー政策(2) 「岸田政権は、やるやる詐欺だ。原子力をやるといっているが実際には進まない。運転期間の延長で、むしろ遠のいたと思う」。こう語るのは東京大学・一橋大学名誉教授で国際大学学長の橘川武郎氏(日本経営史・エネルギー産業論)だ。岸田政権は原発の新増設や次世代革新炉の開発を「やる」といっているが、橘川氏は「やるやる詐欺」と主張する。一体どういうことか。 橘川氏は8月28日、東京財団政策研究所主催のシンポジウムで講演した。筆者が後日、橘川氏にインタビューすると、講演では聞けなかった話が次々と飛び出した。 岸田政権は原発の運転期間について、原則40年、最長60年だった「40年ルール」を改め、60年超の運転を可能にする原子炉等規制法(炉規法)などの改正に踏み切った。脱炭素社会への移行を進める「グリーントランスフォーメーション(GX)に向けた基本方針」も閣議決定し、次世代革

              橘川武郎氏「岸田政権は原発やるやる詐欺だ」 | 環境エネルギー最前線 | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」
            • 日英、次世代原発の高温ガス炉で覚書 実証炉の建設視野 - 日本経済新聞

              日英両政府は次世代の原子力発電所の1つの「高温ガス炉」を巡り、実証炉の建設を視野に覚書を結ぶ方針だ。発電とあわせて水素も製造でき、脱炭素に向けた重要技術として期待される。米中なども開発を急いでおり、日英は知見を共有して実用化を目指し、脱炭素社会の実現につなげる。日本原子力研究開発機構と英国国立原子力研究所が近く覚書を結ぶ。英国を訪問予定の西村康稔経済産業相ら日英の担当閣僚が立ち会う見込みだ。今

                日英、次世代原発の高温ガス炉で覚書 実証炉の建設視野 - 日本経済新聞
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