3月2日、名古屋のミッドランドスクエアシネマで藤子不二雄ファンが集まって、例年通りドラえもん映画鑑賞会を行った。 今年の映画、「のび太の地球交響楽」についても、感想を書いておきたい。なお、例によって内容におもいっきり触れるので、未見の方はとくにご注意を。 今回の映画だが、監督が今井一暁氏と言うことで身構えていた。なにしろ、今井氏の監督した「のび太の宝島」「のび太の新恐竜」の2作が、ことごとく私には合わなかったからだ。 しかし、ネガティブな予想に反して、今回の映画はかなり楽しめた。作品傾向はまるで異なるが、過去の作品で言えば「のび太のひみつ道具博物館」と同じくらいには楽しめたと言っていい。 今井監督の過去2作は脚本が川村元気氏によるものだったが、今回は今井監督の脚本原案を元に内海照子氏が脚本を書いている(他に「脚本協力」として佐藤大氏もクレジット)。と、なると今井監督の過去2作が私に合わなか