緊急事態宣言、全国に拡大 来月6日まで、新型コロナ感染爆発へ危機感―政府 2020年04月16日21時20分 新型コロナウイルス感染症対策本部で発言する安倍晋三首相(右)=16日夜、首相官邸 新型コロナウイルスの感染爆発を食い止めるため、政府は16日、私権制限を含む緊急事態宣言について、7都府県だった対象地域を全国に拡大した。期間は5月6日まで。安倍晋三首相は首相官邸で開かれた政府対策本部の会議で「ゴールデンウイークの人の移動を最小化する」と決定理由を説明した。17日に記者会見し、国民に理解と協力を呼び掛ける。 「108兆円」でも「経済瓦解」必要なのは早急な「現金給付」 首相は会議で、北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の6道府県で新型コロナのまん延が進み、他の県でも人の移動による感染拡大が見られると指摘。「最低7割、極力8割の接触削減を何としても実現する」と述べ、不要不急の帰省や旅行を絶