並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 40 件 / 58件

新着順 人気順

ABAの検索結果1 - 40 件 / 58件

タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。

ABAに関するエントリは58件あります。 ゲームgameプログラミング などが関連タグです。 人気エントリには 『ワンボタンゲームをたくさん作ったので、その作り方をおさらいしたい - ABAの日誌』などがあります。
  • ワンボタンゲームをたくさん作ったので、その作り方をおさらいしたい - ABAの日誌

    English version: How to realize various actions in a one-button game はじめに 自作ゲームライブラリcrisp-game-libを使ったミニゲームを最近たくさん作っているが、特に多く作っているのがワンボタンゲームだ。ここで言うワンボタンゲームは、レバーによる移動の他のボタンが1つ、といったものではなくて、純粋に1つのボタンしか操作に使わないゲームを指す。 ワンボタンゲームの利点は、操作が分かりやすく、タッチデバイスでも操作しやすい点にある。とにかく何かボタンを押せばそれがプレイヤーが取れる動作の全てであり、操作説明がほぼ不要である。またタッチデバイスでも画面中のどこかをタップあるいはホールドすれば操作ができるので、バーチャルパッドでよく起こる、ボタンを押した感触が無いので操作がしづらいという問題が発生しない。 欠点は、当然

      ワンボタンゲームをたくさん作ったので、その作り方をおさらいしたい - ABAの日誌
    • 小さなゲームを作ること、それ自身が楽しいのだ - ABAの日誌

      小さなゲームとは何か。スモールゲームマニフェスト(宣言書) 1 によれば、1プレイが10分以内に終わる、ブラウザなどで手軽に遊べるゲームを指す。 その定義で言うと、私は小さなゲームをすでに350個以上 2 作っていることになる。1年間で139個作ったこともある 3 。無類の小さなゲーム好きだ。 小さなゲームの何が良いって、短時間で作れるのが良い。速くて2時間、ちょっと苦戦しても10時間くらいではできるだろう。アートワークなどを凝り始めるといくらでも時間はかけられるが、ここでは1週間に1つゲームを作る、Game a week 4 のような取り組みでできる規模の、開発者目線でも小さなゲームとしたい。 短時間で作れるということは、いろんなアイデアを簡単に試すことができるということだ。「ヘンテコにおもしろい小さなゲームを作ろう」 5 というエッセイを、「ゲームクリエイターが知るべき97のこと2」と

        小さなゲームを作ること、それ自身が楽しいのだ - ABAの日誌
      • プレイヤーを楽しくさせるための演出を加えてゲームを「ジューシー」にするという用語の適切な訳語が欲しい - ABAの日誌

        ゲームはその根幹のルールが楽しければそれで十分、見た目は最低限、音なんて無くて良い、ということに同意する人はほとんどいないと思う。ゲームはそのベースとなるルールの他に、それを盛り上げるためのプレイヤーの視覚、聴覚への刺激、演出が不可欠だ。 ゲーム開発者は、それら演出が適切になされているゲームのことを、ジューシー("Juicy")なゲームと呼ぶことがある。 例えば、この動画は単純なブロック崩しをジューシーにすることで、同じルールを持つゲームがどれだけ楽しくなるかを示している。 ジューシーなゲームにするためのジュースとしてどのような演出があるか、については以下の動画に詳しい。 要するに、ゲームに加えられるアニメーション、効果音、画面の振動、ヒットストップ、パーティクル、などなどをうまく活用できているゲームをジューシーと呼んでいるわけだ。ただそのジューシーという用語がかなり曖昧なことも否めない。

          プレイヤーを楽しくさせるための演出を加えてゲームを「ジューシー」にするという用語の適切な訳語が欲しい - ABAの日誌
        • 小さなゲーム開発についての小さな電子冊子を作ったよ - ABAの日誌

          小さなゲームを開発することの楽しさや、その作り方について、今までブログに色々書いてきた。 それらの内容を「小さなゲーム開発の楽しみ」という、小さな電子冊子としてまとめた。 楽しさを色々な側面から伝えるべく、以下の内容を盛り込んだ。 小さなゲームとは何か、そしてその制作がなぜ楽しいのかを探る ゲーム開発におけるターゲットデバイスや開発環境の選び方 ゲームの核となるアイデアの考案や、制約を活かしたアイデアの生み出し方 プレイヤーが感じる適切な難しさの設定方法 ゲームをより魅力的にするための「ジューシー」なエフェクトや音の追加方法 自作のライブラリ・エンジンの制作や、絵や音の自動生成方法 コンピュータがゲームを一から開発する可能性についての考察 小さなゲーム開発に興味がある方、またはすで開発している方にとって、なるべく有益な情報を含んだつもりだ。自分の興味に従って書いたため、散発的で多様な内容で

            小さなゲーム開発についての小さな電子冊子を作ったよ - ABAの日誌
          • 1日1個、11日で11個のミニゲームを作る - ABAの日誌

            そしてTwitterに放流する。 赤は先読み、青は自機狙い。弾は避けて、$は取って https://t.co/9eWdp6C8TG pic.twitter.com/DtSLXoF4ke— ABA (@abagames) 2021年4月29日 複数車線を一度に飛び越えてもいいじゃない、カエルだもの https://t.co/s6NnMAilJQ pic.twitter.com/6ARjLOWPPS— ABA (@abagames) 2021年4月29日 上下から迫る矢印を人間性能で気合避けしてください https://t.co/nBbS81EUfp pic.twitter.com/LLfXyVQBdd— ABA (@abagames) 2021年5月1日 落下貫通弾を駆使して敵と矢をまとめて倒して。押しっぱなしで発射角度調整 https://t.co/M7i0QK1k1y pic.twitt

              1日1個、11日で11個のミニゲームを作る - ABAの日誌
            • 文芸的diffでソースコードを解説する - ABAの日誌

              プログラムの解説文章をソースコードに混在して表記し、そこから解説記事を生成する、文芸的プログラミングという手法がある。 文芸的プログラミングはソースコードに強く結びついた形でドキュメントを管理することができ、ソースコードの解説を記述するためには良い手法である。ただし、生成される解説記事はあくまでソースコードの記述順に沿ったものであり、プログラマの開発手順、実装順序に沿ったものでは無い。 ソースコードの解説は、そのコードが作られた順番に行われたほうが、プログラマの思考に沿って説明がされるので分かりやすい。そのような発想に基づいて提案された手法が、文芸的コミットだ。 コミットメッセージに、そのコミット内容を説明する文章を記述していくことで、コミットのヒストリーが解説記事になる手法だ。この方式だと、コミットというコードが改変されていく順番で解説ができるので、より分かりやすい内容にできる。 この方

                文芸的diffでソースコードを解説する - ABAの日誌
              • ゲーム作りをパターン化して1年で139個のミニゲームを作る - ABAの日誌

                このページの上から139個が今年の分だ。こうして並べてみるのは楽しいな。ゲームをたくさん作ることでゲーム制作のスキルアップを!みたいな気概は無いので、ヤマザキ春のパンまつりのシールを集めるのと同じような楽しさだが。でも、作って、Twitterに放流して、いろんな人に遊んでもらって、フィードバックをもらう、というサイクルがたくさん回せたのは良かった。今年遊んでくださった皆さま方、ありがとうございました。 2,3日とかの短期間でミニゲームを作り続けるためには、作るもの・作り方をパターン化してほうが良い。今年は以下のレギュレーションで作った。 Chromeで遊べる恐竜ジャンプゲームのような、手軽にブラウザで遊べるゲームを目指す 操作方法はスマホでの操作が容易な、ワンボタン、左右へのスライド、画面上のタップ、の3種類に限定する 画面サイズは100x100を基本とし、キャラクタは6x6と小さくするこ

                  ゲーム作りをパターン化して1年で139個のミニゲームを作る - ABAの日誌
                • 個人サイトをリニューアルして自作ゲーム一覧を作ったら250個くらいあった - ABAの日誌

                  ABA Games 前々から今まで作ったゲームを整理して、その一覧が見られるようにしたいと思っていたので、覚悟を決めてホームページのリニューアルをした。作ったゲーム(一部ゲームじゃないのもあるけど)は250個くらい。ミニゲームを量産していたのでそれなりの数はあるだろうな、と思っていたけど、思ったより多かった。 ゲームはその動作プラットフォーム別に分けて見られるようにした。 ABA Games - Windows うちのゲームで比較的ちゃんとしているたぐいのものはだいたいWindows用だから、ここがメインページ。 ABA Games - Browser 最近作っている、ブラウザで遊べて数分で終わるミニゲーム群はこのページ。アニメーションGIFでだいたいどんなゲームか分かるようにしているつもり。 ABA Games - Flash 今は亡きFlashのページ。ミニゲームとはいえ、それなりの数

                    個人サイトをリニューアルして自作ゲーム一覧を作ったら250個くらいあった - ABAの日誌
                  • 小さなゲームのアイデアって、どうやって思いつくの - ABAの日誌

                    さあ小さなゲームを作る準備は整った。じゃあどういったゲームを作ろうか。 ゲームのアイデア出しは一番楽しく一番苦労するポイントである。ここで良いアイデアが思いつけば制作はとんとん拍子に進む。逆にここで微妙なアイデアをつかむといばらの道だ。まあ小さなゲームの場合、ちょっと作ってダメだったら単に捨てればよいのだけど。 ゲームのアイデア発想法はWeb上にたくさん記事がある。なので適当に検索して自分に合いそうなものをピックアップしてみるのも良い。私が探した中で気に入ったものを例に挙げよう。 redditのr/gamedevにあったスレッド'How do you guys come up with ideas for your games?' 1 では、以下のプロセスが書いてあった。 あなたが好きな既存のゲームからインスピレーションを得よう。 奇妙に見えるものを組み合わせてみよう。カードゲーム + 釣

                      小さなゲームのアイデアって、どうやって思いつくの - ABAの日誌
                    • アマチュア向けゲーム開発環境を13年前と比較すると - ABAの日誌

                      昨今の自作ゲーム向けハンドヘルドゲーム機を調べたついでに、13年前の2009年にアマチュア向けゲーム開発環境について書いていたことを思い出した。 せっかくだからハンドヘルドゲーム機以外についても、ここ13年でどういう変化があったか、知っている範囲で書いておこうかと思う。 PC 王道。最先端のCPU, GPUを使ったゲーム開発が可能。言語、ライブラリもお好みしだい。欠点としては、ゲームが実行される環境があまりにバラバラなので、環境依存の問題がおきやすいことと、統一したゲーム配布プラットフォームがないこと。アマチュア向けSteamみたいのがあるといいんだが。 Unity、Unreal Engine、Godotを代表とするゲームエンジンを使うことが標準となった。DirectXを直接さわってごにょごにょみたいなことはだいぶ減ったと思う。ゲームエンジン本体の豊富な機能と、付属するアセットストアがゲー

                        アマチュア向けゲーム開発環境を13年前と比較すると - ABAの日誌
                      • 残りゲーム制作体力10%な人のためのずぼらゲームライブラリcrisp-game-lib - ABAの日誌

                        を目指してまた自作ゲームライブラリを作っている。 ゲーム制作体力が無いならゲーム作りをやめればいいのだが、ウン十年とゲームを作り続けているゲーム制作ジャンキーはそんなことでは立ち止まれないので、より短時間で体力が尽きる前にゲームを完成させるためのライブラリを再発明し、今日もゲーム制作RTAを走るのだ。1時間くらいで完走できるのが理想。 crisp-game-libは短時間で手軽にブラウザゲームを作るためのJavaScriptライブラリだ。2014年に50個のミニゲームを作ったが、そのときにはそれらゲームを作るためHaxeライブラリmglとCoffeeScriptライブラリmgl.coffeを合わせて作った。その後も懲りずにミニゲームとライブラリ作りを続けた経験を活かし、クラシックでアーケードライクなミニゲームを作るために必要最小限な機能を備えたライブラリを目指して、crisp-game-l

                          残りゲーム制作体力10%な人のためのずぼらゲームライブラリcrisp-game-lib - ABAの日誌
                        • 小さなゲームを作るとして、ターゲットデバイスと開発環境、何向けに何で作るのがいいんだろう - ABAの日誌

                          じゃあ小さなゲームを作ってみようか、と思ったときに、まず考えないといけないことの一つに、PC、スマホ、ゲーム機などなど、どのデバイスで動くゲームを作るかということがある。 特にこだわりがないのであれば、PCのWebブラウザ向けのゲームを作るのがおススメだ。今のブラウザは様々な開発環境で開発されたゲームを動作させるためのプラットフォームとして成熟しているし、他の人にプレイしてもらうにも、ネット上のURL告知からシームレスに遊んでもらえてお手軽だ。 ゲーム作りを楽しむ、という面では、どの開発環境・プログラミング言語・ゲームエンジンでゲームを作りたいか、から考える手もある。これについては小さなゲームだからどうこう、ということは特になくて、自分の好みで決めて良いと思う。ただ、重厚な3Dゲームを主なターゲットとしているUnreal Engineなどは小さなゲームを作るにはリッチすぎる、などは考慮して

                            小さなゲームを作るとして、ターゲットデバイスと開発環境、何向けに何で作るのがいいんだろう - ABAの日誌
                          • ABAさんはTwitterを使っています: 「ChatGPTに実況パワフルLinuxしてもらうの面白いな。本物のシェルにもサッカー解説者を付けて、実行するコマンドを盛り上げて欲しいよ 」 / Twitter

                              ABAさんはTwitterを使っています: 「ChatGPTに実況パワフルLinuxしてもらうの面白いな。本物のシェルにもサッカー解説者を付けて、実行するコマンドを盛り上げて欲しいよ 」 / Twitter
                            • ワンボタンミニゲームを自動的に作るためだけのGPTを作ってみた - ABAの日誌

                              GPTsという、特定の役割を持った専用のGPTを作る仕組みが最近できた。といっても、従来のGPT-4にあらかじめ特定の指示 (description)と前提知識のファイル (knowledge)を与えられるだけで、今までできなかったことができるわけではない。だけど、特定のタスクをさせる時に、それらをいちいち指定する手間を省けるので、便利な機能と言えよう。 ChatGPTにミニゲームを作らせる試みは前もやったけど、あまりうまくいかなかった。 そこで今回は以下の改良を加えて、専用のGPTを作ってみた。 最初にユーザからゲームのテーマを与えてもらう。 その後、そのテーマに沿ったゲームのアイデアを5つユーザに提示し、適切なものを選んでもらう。 選ばれたアイデアに対して、ルール作成、プレイヤー動作のコード作成、その他の動作作成、スコアリング、難易度、効果音、と順番に少しづつゲームを作らせる。 「小さ

                                ワンボタンミニゲームを自動的に作るためだけのGPTを作ってみた - ABAの日誌
                              • 【ABA Games】インディーゲーム制作歴40年。PC黎明期から生成AI時代まで折れずに続ける理由

                                【ABA Games】インディーゲーム制作歴40年。PC黎明期から生成AI時代まで折れずに続ける理由 2024年3月25日 インディーゲーム開発者 長 健太 早稲田大学でコンピュータサイエンスを学び、学士号・修士号・博士号を取得。メーカー就職後はITの研究職を経て、現在はマネジャーとしてシステム開発に携わる傍ら、大学時代から一貫してインディーゲーム開発者としての顔を持ち続けている X ABA Games GitHub Blog -ABAの日誌- シューティングゲームを中心にこれまで400作以上もの作品を生み出し、インディーゲーム界の第一人者として国内外で知られる「ABA Games」こと長健太氏。 2023年9月に公開した「小さなゲーム開発の楽しみ」という電子冊子も話題となり、開発の楽しさを心から味わっている様子がうかがえます。 今回は長きに渡りインディーゲーム業界を牽引してきた長さんにイ

                                  【ABA Games】インディーゲーム制作歴40年。PC黎明期から生成AI時代まで折れずに続ける理由
                                • Twitterがインターネットから切り離されてしまったが、だからといっていまさらブログ+RSSには戻れないので困った - ABAの日誌

                                  ツイートやタイムラインが、Twitterにログインしないと見られなくなった。 BREAKING: Twitter now BLOCKS ALL ACCESS FROM SIGNED OUT USERS pic.twitter.com/tCl3isILf2— Theo - t3.gg (@t3dotgg) 2023年6月30日 前からログアウトした状態での検索ができなくなっていたが、これで本格的にTwitterはlogin wallの向こう側へ行ってしまい、インターネットから切り離されてしまった。上の埋め込みツイートだって今は見えているが、この調子だといつ見えなくなってもおかしくない。 インターネット上にログを残す用途にTwitterが使えなくなった今、代替手段として何があるだろう。昔に立ち戻るのであれば、ミニでない普通のブログに記録し、RSSリーダなどのアグリゲータで更新情報を得る、という

                                    Twitterがインターネットから切り離されてしまったが、だからといっていまさらブログ+RSSには戻れないので困った - ABAの日誌
                                  • 1次元ゲームの世界 - ABAの日誌

                                    1次元ゲームとは、ゲームフィールドが1ラインしかなく、キャラクターが左右(もしくは上下)にしか動けないタイプのゲームを指す。非常に窮屈なフィールドで、どのようなルールにすればゲームが成り立つかを考えることは、新しいゲームアイデアを考える際に役立つ、こともある。 既存の2次元ゲームを1次元ゲームに落とし込むことで、元のゲームの基本ルールだけを際立たせた、よりプリミティブなゲームを作るという方法もある。この前はパックマンの1次元ゲーム化をやってみた。 パックマンの1ボタン化+1D化をしてみた。左右のワープトンネルを使ってうまくモンスターを翻弄してください https://t.co/rClQ3H67y7 pic.twitter.com/l4IuZbQSOY— ABA (@abagames) 2023年2月1日 左右にあるワープトンネルを使ってモンスターを避ける、パワーエサを食べてイジケモンスター

                                      1次元ゲームの世界 - ABAの日誌
                                    • Claude 3 OpusはGPT-4では難しい「オホーツクに消ゆ」ライクなアドベンチャーゲーム生成ができる - ABAの日誌

                                      ChatGPTにGPTsが搭載されたころ、テーマを与えるとそれに沿ったアドベンチャーゲームが作れないかと試していた。特に「オホーツクに消ゆ」のような、コマンド選択式のミステリーアドベンチャーを色々と遊べたら楽しいかなと思っていた。 結果としてはうまくいかなかった。GPT-4が作成するストーリーは具体性に欠け、実在(しそうな)人物やローケーションなどに沿った展開を持たせることが難しかった。 最近Claude 3とよばれる、GPT-4を凌駕するといわれるLLMが現れた。なので今度はこれを使ってアドベンチャーゲーム生成を試してみた。使うモデルはProユーザーが使えるClaude 3 Opus。 例えば「上野駅」をテーマにして生成すると、以下のようなゲームができる。 上野駅4番ホーム。午前9時頃。 ホームの端で、男性の刺殺体が発見された。あなたは、現場に駆けつけた刑事の沢村。 目の前には血まみれの

                                        Claude 3 OpusはGPT-4では難しい「オホーツクに消ゆ」ライクなアドベンチャーゲーム生成ができる - ABAの日誌
                                      • 「撃って」「○○する」ゲーム それがシューティングゲーム - ABAの日誌

                                        4/17にTokyo Indiesでシューティングゲーム (STG)のアイデアを考える話をした。 プレゼンのスライドは以下の通り。でもほとんど口頭で話したので、このスライドだけ見ても何の話か分からない。なのでその補足を書こうと思う。 「撃って」「敵を倒す」ゲーム、それがSTG。当たり前である。でも本当にそれだけだろうか。 例えば「撃って」「四角を作る」ゲーム。これは何か。 画面上から迫る謎のブロックにブロックを発射して、四角にして消すゲーム、クォースである。でははたしてクォースはSTGか。本家が「シューティング・パズルゲーム」と言っているので、STGであろう。ならば「〇〇する」は「敵を倒す」でなくてもSTGであるはずだ。 そういえば、私は今までいろんな「〇〇する」STGを作ってきた。 「撃って」「敵をくっつける」ゲーム、TUMIKI Fighters 敵を倒すとその敵が落ちてくるのでそれを

                                          「撃って」「○○する」ゲーム それがシューティングゲーム - ABAの日誌
                                        • 制約がアイデアを生み、ゲームを完成させる - ABAの日誌

                                          アイデアを思いつくためのテクニックとして、なんらかの制約をあらかじめ自らに課してしまう、という方法がある。その制約の中でゲームを面白くするにはどうすれば良いかを考えることで、今までとは違った発想が生まれることが期待できる。また、その制約を逆に活かす方法を考えることで、アイデアの独自性を高めることができる。 制約とはどのようなものが考えられるだろうか。例として考えられるのは、ゲーム制作コンテストであるゲームジャムでのフォーマット、ルール、テーマだ。多くのゲームジャムでは、投稿できるゲームになんらかの制約を設けることで、参加者がその制約内にフォーカスしてゲームを作れるようにしている。 'Different Game Jam Formats' 1 というビデオの中では、その制約のタイプとして以下を挙げている。 ツール:利用できるゲームエンジンなどを規定する アセット:ゲーム内で利用可能な画像など

                                            制約がアイデアを生み、ゲームを完成させる - ABAの日誌
                                          • ChatGPTは新しいゲームを作ることができるのか - ABAの日誌

                                            ChatGPTはいろんなことができるが、私が興味があるのは、ChatGPTは私のためにアクションミニゲームを作ってくれるのか、ということだ。 コンピュータに自動的にアクションミニゲームを作ってもらうための試みは、だいぶ前にやった。 ChatGPTの登場によって、今度は大規模言語モデルを使うという新しいアプローチが手軽に試せるようになった。モデルに新しいゲームのアイデアを考えてもらい、そのアイデアを実現するソースコードを実装してもらえばゲームの出来上がりだ。 だが、少なくとも現状のChatGPT(今のところ私はGPT-3.5でしか試していないが)では以下の問題があるように思える。 ChatGPTに、実装可能なアルゴリズムのレベルまで詳細化された、新しいゲームのアイデアを考えさせるのは難しい ChatGPTは、今までにない新しいアルゴリズムを、ソースコードとして実装することを不得意としている

                                              ChatGPTは新しいゲームを作ることができるのか - ABAの日誌
                                            • 今年111のワンボタンゲームを作って分かった面白いゲームを作る方法 - ABAの日誌

                                              たくさん作ることかな! 上記のページに作ったワンボタンミニゲームの一覧がある。Twitterにゲームを放流した時に付いたFavとRTの合計でソートして、左上から多い順に並べている。なので、ある程度客観的に面白い順に並んでいる、はず。この上位に上がっているものをもう一度見直せば、面白いゲームを作る方法が分かるかも。 タイミングよくトラックにひかれて異世界転生して両方の世界のダイヤを逃さず集めよう https://t.co/OpNsgnQWOC pic.twitter.com/UMiA4PRrXD— ABA (@abagames) 2021年6月16日 トラックに当たって2つの世界を行き来しダイヤを集めるゲーム。これは単純に異世界転生というワードに頼って面白さを出した感じだなあ。この辺の話は以下の記事に書いた。 ヒヨコを引き連れて弾をよけながら床に飛び移ろう。たくさん引き連れるほど高得点。ヒヨ

                                                今年111のワンボタンゲームを作って分かった面白いゲームを作る方法 - ABAの日誌
                                              • 昔のゲームのBGMっぽいものを自動生成したい - ABAの日誌

                                                昔ってのはゼビウスとかディグダグとか、1980年代前半までさかのぼるくらいの昔。この頃のレトロアーケードゲームのBGMは、4~8小節くらいの短いフレーズを繰り返すものがあった。 自作ミニゲームのBGMとしてそういったBGMが欲しい、できれば自動生成したい、というもくろみが前々からあって、いくつかそういった技術を探していた。 一つはWolframTones。セルラオートマタを切り出してメロディにする手法。これはお手軽でよさそうなのだが、16分音符で完全五度で往復するベースとか、昔のゲームでよく見るフレーズが再現できないのが弱点に見える。 最新のものだとOpenAIのJukeboxがあるが、これは楽譜ではなく音楽の波形を生成するものなので、レトロゲーム向けではない。 そこでMagentaだ。MagentaはGoogleがやっている、機械学習を音楽や絵に応用するリサーチプロジェクト。ブラウザで動

                                                  昔のゲームのBGMっぽいものを自動生成したい - ABAの日誌
                                                • ミニゲームに物語性を加えることで得られるコク - ABAの日誌

                                                  自作ライブラリcrisp-game-libを使ったミニゲーム作りは、まだ継続して行っている。 そんな中、最近作ったゲームの評判が良かった。 タイミングよくトラックにひかれて異世界転生して両方の世界のダイヤを逃さず集めよう https://t.co/OpNsgnQWOC pic.twitter.com/UMiA4PRrXD— ABA (@abagames) 2021年6月16日 評判が良かった理由は、 このゲーム性を「異世界転生」に結びつける説明文で世界観をユーザーの頭に生じさせるセンスがすごい https://t.co/tmGYmJPTCC— てっちゃん@ぐだぐだ (@tkatsuta) 2021年6月16日 死と転生のメタファーなのを没入して忘れ、思い出し、その不謹慎な状態の自分を俯瞰する瞬間がゲームオーバーで訪れるのが面白い。そして没入感をプレイリズムとSEで自分が楽器になったみたいな

                                                    ミニゲームに物語性を加えることで得られるコク - ABAの日誌
                                                  • クイックソート VS 挿入ソート、ファイッ! - ABAの日誌

                                                    昇順に並べたいクイックソートと降順に並べたい挿入ソートが殴り合う動画です pic.twitter.com/YxsN1aSI0A— ABA (@abagames) 2020年1月18日 コードとライブデモはこちら。 アルゴリズムの王道ソートアルゴリズムでコードバトリングをしてみたかったので作った。左(赤)のコードが昇順に、右(青)のコードが降順に同一の配列をソートしようとして戦う。昇順に揃ったら左の勝ち、降順に揃ったら右の勝ち。 コードは普通のJavaScriptとして書く。以下の2つの特殊な関数がある。 get(i): 配列からi番目の要素を取得する swap(i, j): 配列のi番目とj番目の要素を交換する setはできない。setを許すとコード内のメモリに配列を逃しておいてソート、一気に書き込むというインチキができるから。右の降順側のgetは要素のマイナスの値が帰ってくるので、右のコ

                                                      クイックソート VS 挿入ソート、ファイッ! - ABAの日誌
                                                    • ChatGPTに既存ゲームを曲解させて、新しいゲームを考えよう! - ABAの日誌

                                                      やり方は簡単。 Web Browsing付きのGPT-4に「〇〇のゲームの画面の特徴を教えてください」と聞く。 次に「DALL-E 3で〇〇のゲーム画面を作成するための、英語のプロンプトを作成してください」と聞く。 DALL·E 3を選んで、2.で出てきたプロンプトを入れる。 こうすることで、本来のゲーム画面とは似ても似つかない、別のゲームの画面が作れるぞ。 作例をいくつか。 ディグダグっぽいゲーム ディグダグ。画面中央に巨大なホリ・タイゾウがいるので、そこからモリを上下左右に自由に伸ばして敵をポンプで膨らませて倒すゲーム、かなあ。 トイポップっぽいゲーム トイポップ。クォータービューになっちゃった。立体の迷路の中をジャンプで動き回り、敵を避けながらハートを回収するゲームだよ、たぶん。 スイカゲームっぽいゲーム スイカゲーム。落ちてくるフルーツが下の枠に埋まっていくので、同じフルーツを集め

                                                        ChatGPTに既存ゲームを曲解させて、新しいゲームを考えよう! - ABAの日誌
                                                      • 「お気に入りのビデオゲームを5つ挙げてください」 - ABAの日誌

                                                        最近インタビューを受けたりプレゼンをしたりという機会がたまたま重なって、今までの自分のゲーム体験を振り返る機会が多くあった。 このインタビューでは、ポケコンから始まるマイコンとの出会い、ベーマガのゲームを打ち込んで遊んだ原体験、私から見た最近のインディーゲーム制作シーンを話した。 Tokyo Indiesのシューティングゲーム特集のプレゼンでは、今まで作ったシューティングゲームを元に、シューティングゲームのアイデアを考える方法の一案を話した。 2024年初頭に、1DパックマンPaku Pakuが海外圏で話題 になって、それをきっかけにmatt sephton さんからインタビューを受けた。ここでもマイコンやベーマガ、あとはナムコのアーケードゲームから受けた影響などを話した。 このインタビューでの質問の一つが「お気に入りのビデオゲームを5つ挙げてください」だった。これは答えるのが難しい。なに

                                                          「お気に入りのビデオゲームを5つ挙げてください」 - ABAの日誌
                                                        • 小さなゲーム作りでLLMができること、できないこと - ABAの日誌

                                                          前にChatGPTなどのLLM(大規模言語モデル)を使って小さなゲームを作るのはまだ難しいのでは、という記事を書いた。 ChatGPT を用いたゲーム考案の方法はいくつか考えられるが、ChatGPT に新しいゲームを考えさせ、それを実装させることは難しい。少なくとも現状の ChatGPT には、以下の課題があるように思える。 ChatGPT に、実装可能なアルゴリズムのレベルまで詳細化された、新しいゲームのアイデアを考えさせるのは難しい。 ChatGPT は、今までにない新しいアルゴリズムを、ソースコードとして実装することを不得意としている。 GPT-〇〇 になればこの辺の問題は解決される? 分からない。 画像生成 AI の急激な改善を見ていると、半年後にはこの辺の問題は解決するのかもしれない。モデルの規模で乗り越えられる課題なのか、そもそもアプローチとして筋悪なのか、どちらかは現時点では

                                                            小さなゲーム作りでLLMができること、できないこと - ABAの日誌
                                                          • 自作ゲームが動かせるハンドヘルドゲーム機いろいろ - ABAの日誌

                                                            ちょっと前に自作ゲームを動かせる環境・デバイスとしてどんなものがあるのかな?と思ってリストアップしたことがあった。 ちょっと前じゃなかったわ。2009年だから13年前だったわ。 ちょうどスマホが出てきたところで、PDAはもう消えた頃。携帯コンシューマ機としてのWonderWitchや、オープンなゲーム機としてGP32シリーズやP/ECEがあった。懐かしすぎるな。 2022年の今、同じようなリストを作ろうとした場合、世の中はだいぶ様変わりしている。Arduinoを代表とするワンボードマイコンをコアとし、それにディスプレイやボタンを追加したハンドヘルドゲーム機をDIYで作るというトレンドになった。 自分好みのゲーム機を自由に作れるのが利点である一方、様々なデバイスが乱立するために、それらで動作するゲームも個別の作りこみが必要な部分が増えているようにも思える。 それらに対して共通的なゲームライブ

                                                              自作ゲームが動かせるハンドヘルドゲーム機いろいろ - ABAの日誌
                                                            • 自作ゲーム群を仕組みに分解して一覧できれば、新たなゲームを考えるのに役立つのでは? - ABAの日誌

                                                              今まで色々なアクションミニゲームを作ってきたが、作るときに一番難しく、かつ楽しいのがゲームのアイデア、ルール、内容を考える部分だ。ゲームを遊んだ、作った経験などから、行き当たりばったりにゲームアイデアを考えるのはそれはそれで楽しいが、もうちょっと系統立てて考える方法はないだろうか。 例えば、今まで作ったゲームが、どのような仕組みから出来上がっていて、その仕組みがプレイヤーにとってどのような楽しさや難しさを提供しているかを整理し、それら仕組みを組み合わせて新たなゲームを作るのはどうだろう。 試しにやってみた。 今まで作ったゲームが、どのようなプレイヤーキャラクタ、武器、障害物、フィールド、ルール、操作から構成されているかを、カテゴリごとのタグで整理した。上記ページでタグが一覧できる。各タグの詳細(Detail)ボタンを押すと、それぞれのタグの説明、およびそのタグが付加されたゲームの一覧が見ら

                                                                自作ゲーム群を仕組みに分解して一覧できれば、新たなゲームを考えるのに役立つのでは? - ABAの日誌
                                                              • LLMを用いたガチャ指向ゲーム開発 - ABAの日誌

                                                                自分の気に入るゲームが生成されるまでひたすらLLMを回す。これを仮にガチャ指向ゲーム開発と呼ぼう。 Claude 3.5 Sonnet のような高性能なLLMの登場で、LLMに簡単なゲームのアイデア作成からその実装までをさせることが可能になってきた。LLMから出てくるゲームの多くは、凡庸だったり、バランスが悪かったり、正しく実装できていなかったりする。でも、繰り返しLLMにゲームを生成させることで、面白い挙動をする、ゲーム一歩手前のコードを、稀に得ることができる。これを得るまでの行為がゲームガチャだ。 例えば、 上記のプロンプトに「fragile pillars」というテーマを与えると、以下のゲームを提案してくる。 Pillar Paraglider: Control a paraglider flying through a course of fragile pillars. The

                                                                  LLMを用いたガチャ指向ゲーム開発 - ABAの日誌
                                                                • ChatGPTでジェネレーティブアートジェネレータ - ABAの日誌

                                                                  ChatGPTに特定の機能を持つコードのスニペットを書くように頼むのはよくある使い方だ。ただChatGPTは回答の長さに制限があるので、あまり長いコードの出力をお願いするのは現実的ではない。プログラム全体の仕様をプロンプトで投げて、そのコードを返してもらう、みたいな使い方はまだ難しい。 でもジェネレーティブアートみたいな、比較的短いコードでプログラムが完結するものであれば、プログラムコード全体を出力してもらうのも現実的だ。 例えば以下のプロンプトで、p5.jsで書かれたジェネレーティブアートっぽいコードが出てくる。 I want you to act as a generative art programmer. Conceive an unprecedented abstract and geometric animation piece, which loops infinitely,

                                                                    ChatGPTでジェネレーティブアートジェネレータ - ABAの日誌
                                                                  • ゲームメカニクスのタグを組み合わせて、新しいゲームをChatGPTに考えてもらおう - ABAの日誌

                                                                    この前、アクションミニゲームのゲームメカニクスをタグとして列挙した。 まずはタグの組み合わせから新ゲーム考案というのが現実的かを試してみたい。 試すのは人間とは言ってない。AIにやってもらおう。 ChatGPTに以下のプロンプトを与えて、ゲームデザイナーとして振舞ってもらう。 I want you to act as a game designer. Remember the following tags related to game mechanics. The tags are written in a format of 'Category: Name, "Description"', with one line for each tag. Randomly combine those tags and come up with a new game that contains o

                                                                      ゲームメカニクスのタグを組み合わせて、新しいゲームをChatGPTに考えてもらおう - ABAの日誌
                                                                    • いい感じのビジュアルをランダムになんとなく作り出す - ABAの日誌

                                                                      なにかを作った。めざせジェネレーティブアートジェネレータ! クリック/タップで別の絵を作ります。 この手のものの難しさは、 >RT ランダムにものを作ると自由度と打率のトレードオフになると思うんですが、この自由度でこの打率はかなりすごい気がします…… しかもパラメータがURLに埋め込まれている!(例 https://t.co/w4Ov3PXkY7 ) しかも p5.js + TypeScript!— FAL @STG制作とプログラミングお絵かき (@falworks_ja) 2019年7月30日 という具合に自由度を高くしていろんなバリエーションを作ろうとすると見てて面白いものができあがる打率が減って、逆に打率を上げようと面白くなさそうなものをフィルタリングしていくと自由度が低くなること。 自由度を高くするにはランダムにするものを増やせばいい。今回は座標と線の太さと色を表す数式を乱数で作っ

                                                                      • 2023年はChatGPTから創造性を引き出そうとして四苦八苦した年 - ABAの日誌

                                                                        四苦八苦した経験はとても楽しかったが、あまりうまくいかなかった。ただ、堅物のChatGPTから、ユニークでオリジナリティのあるアイデアや作品を得るためには、多少のコツがあることが分かった。 人間からテーマを与えてアイデア出しの方向付けをする 単純に「ミニゲームのアイデアを考えて」と指示するのではなく、「『伸びる』というテーマで、ミニゲームのアイデアを考えて」のようにすると、テーマを変えることでさまざまなアイデアを出せるようになるし、テーマ自体をユニークにすることでアイデアの質を向上させることができる。LLM(大規模言語モデル)が単なる検索と違うのは、それが膨大な一般常識、世の中の出来事を知っていることにあるので、そのような知識に対してテーマでフックを掛けることで、知識の組み合わせによる新たなアイデア創出がやりやすくなる。 アイデアや作品を導出するまでのプロセスを示す 「ゲームのアイデアを考

                                                                          2023年はChatGPTから創造性を引き出そうとして四苦八苦した年 - ABAの日誌
                                                                        • 絵日記の絵を書くノリで、ミニゲームを作って貼る、ミニゲーム日記というのはどうだろう - ABAの日誌

                                                                          ソンソンを1ボタンゲーム化しようとした結果、操作は上移動のみ下移動は穴まかせになった https://t.co/qS5NROfaOF pic.twitter.com/nL3KAneo3N— ABA (@abagames) 2022年8月28日 カプコンアーケード2ndスタジアムを遊んでいる。2ndはかの名作ソンソンが無料でついてくるという太っ腹仕様だ。ソンソンはあえて分類すると横スクロールシューティングだと思うが、6列の床の上を上下に移動するという特殊な仕様があるため、ジャンプアクションやドットイートゲームのようなテイストも感じられる不思議なゲームだ。隠しキャラの竹の子がゼビウスのセルのオマージュだという話をよく聞くが、この話はどこで語られたものなんだろう? フォーゴットンなワールドをワンボタンゲーム化しようとした。サテライトで敵弾が防げたり、サテライトで直接敵を殴った方が点が高かったり、

                                                                            絵日記の絵を書くノリで、ミニゲームを作って貼る、ミニゲーム日記というのはどうだろう - ABAの日誌
                                                                          • M5StickC PLUSでミニゲームを動かそうとして久々にC言語と格闘 - ABAの日誌

                                                                            JavaScriptのゲームライブラリcrisp-game-libで量産したミニゲームを、PCやスマホだけでなくて、何か小さなデバイスでも遊んでみたい。そう思って、移植性の高いC言語でライブラリを再実装してみている。 画面とボタンが付いていて入手が容易な小さなデバイスとして、まずはM5StickC PLUSで動かすことを目指してみた。いまのところ、まだ機能は限定的だが、いくつかのゲームが動くようになってきた。 SURVIVOR PIN CLIMB 小さなデバイス向けと言いながら、ブラウザでも遊べるようにしてある。C言語で書かれたゲーム本体やライブラリを、EmscriptenでビルドしてWebAssemblyファイルを生成し、JavaScriptのラッパを通じて動かしている。 デバイス依存で実装しなければいけない関数は、machineDependent.hに定義してある。M5StickC P

                                                                              M5StickC PLUSでミニゲームを動かそうとして久々にC言語と格闘 - ABAの日誌
                                                                            • 仮にゲーム自動生成AIができたとして、我々はどのような文章で、作って欲しいゲームをAIに伝えるだろう - ABAの日誌

                                                                              One would hope that in ten years time there's no longer static content because everything is generated on the fly. 画像生成AIであるMidjourneyのファウンダーDavid Holzが、ゲームから静的なアセットは無くなり、AIがオンザフライで作った各種アセットをそのまま利用できるような、巨大AIチップを搭載したゲーム機が10年後にはできるのでは、という話をしている。このようなゲーム機ができれば、ゲーム内のテクスチャやキャラクタは自動的に無限に生成可能になる。 なかなか野心的なビジョンだが、それでもゲームそれ自身が無限に生成可能になる、とまではいかないのかなあ。キャラクタ、エフェクト、サウンド、レベルデザイン、ストーリーなどに加えて、ゲームルールそれ自身まで自動生成可能にな

                                                                                仮にゲーム自動生成AIができたとして、我々はどのような文章で、作って欲しいゲームをAIに伝えるだろう - ABAの日誌
                                                                              • 簡単なファンタジーコンソールを作ってみて非実在マシンの妄想を形にしよう - ABAの日誌

                                                                                ファンタジーコンソールは、こんなゲーム機があったら面白いなという開発者の妄想を具現化したものだ。実在しなかった別のゲームボーイやファミコンを勝手に考えてPC上で実装して遊ぶ、それがファンタジーコンソール。 ファンタジーコンソールの代表例はなんといってもPICO-8だ。128x128ドットの画面、4音同時再生、256個の8x8スプライトを持ち、Luaでの開発環境やドット絵エディタ、音楽エディタ、マップエディタなどを含むとてもリッチなマシンだ。 ちょっと前にPICO-8 Education Edition: for Webというのがリリースされ、Webブラウザ上からも手軽に試せるようになった。 コンソール(Video game console = ゲーム機)という名前にもかかわらず、ファンタジーコンソールは開発環境を内包した作りになっていることが多い。どちらかというとMSXのようなマイコンやフ

                                                                                  簡単なファンタジーコンソールを作ってみて非実在マシンの妄想を形にしよう - ABAの日誌
                                                                                • 移植性の高いミニゲームライブラリを目指すぞ - ABAの日誌

                                                                                  ミニデバイス向けミニゲームライブラリcrisp-game-lib-portableがM5StickC PLUSに加えてAdafruit PyBadgeでも動くようになった!2つのデバイスで動くので移植性が高い!完成! とは言えないのは分かっている。そもそもM5StickC PLUSもPyBadgeも同じ Arduino IDEでビルドできるし、画面周りも LovyanGFXが両デバイスに対応しているので、移植自体難しくないんだよね。せめてArduino IDEを使わないほかのデバイスで……とか考え始めるとマイコンボード沼に片足突っ込みそうで怖い。実機は無くともPlaydate SDKに移植・ビルドできるか、くらいはやってみても面白いかも。 crisp-game-lib-portableはライブラリ本体とゲームのコードはブラウザを含むすべてのデバイス向けで共通、デバイス向けには最小限の個別コ

                                                                                    移植性の高いミニゲームライブラリを目指すぞ - ABAの日誌

                                                                                  新着記事