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APCの検索結果1 - 28 件 / 28件

  • 最大で2億円 科学論文公開で研究者が料金支払うケース増 京大 | NHKニュース

    科学論文を公開するため、研究者が雑誌の出版社に料金を支払うケースが増えていて、京都大学が学内の状況を調べたところ、昨年度の投稿料は最大でおよそ2億円だったことが分かりました。専門家は、研究費を圧迫しているおそれがあり、国内全体の状況を調べる必要があると指摘しています。 こうした中、京都大学が、所属する研究者を対象にオープンアクセスの利用状況を調べたところ、昨年度、オープンアクセスで投稿した論文は最大で1400本、投稿料は最大で1億9000万円だったことが分かりました。 投稿料の平均はおよそ13万6000円となっていて、前の年度と比べて、論文数は20%余り増加し、投稿料の総額もおよそ18%増加したということです。 科学雑誌の現状に詳しい国立情報学研究所の安達淳副所長は「信頼性の高い調査としては初めて行われたものといえる。投稿料の負担によって研究費を圧迫しているおそれがあり、国内全体の状況を早

      最大で2億円 科学論文公開で研究者が料金支払うケース増 京大 | NHKニュース
    • 4大学図書館による「#転換契約」:そのとき、歴史は動いた|仙台通信note (Sendaitribune)

      「#転換契約」とは?「転換契約」という用語を耳にして、すぐに「Read & Publishのことね」とわかる方は、図書館業界で電子ジャーナルの問題について詳しい専門家だと思うので(他の業界用語としてもあり)、まずは基本情報から。 転換契約:一般的には、論文の閲覧のために大学等が出版社に対して支払う費用を、論文出版のための費用(論文掲載料)へと段階的に転換させ、それによって論文のOA出版の拡大を目指す契約のことを指す。(プレスリリース文より) つまり、これまでは電子ジャーナルの「購読 Read」のみの契約であったものを、「オープンアクセス(OA)論文投稿 Publish」と組み合わせた契約に「転換」することによって、OA化を推進することに繋がり、このことによって、出版された論文がより「引用」されやすくなって、ひいては引用数拡大に繋がることを目指している。より詳しくは、国立情報学研究所オープン

        4大学図書館による「#転換契約」:そのとき、歴史は動いた|仙台通信note (Sendaitribune)
      • 学術出版社エルゼビアが掲載料引き下げを拒否したため学術委員会の全科学者が辞任

        by ActuaLitté 世界的な学術誌の出版社・エルゼビアで、あまりにも利益率が高すぎるとして学術委員会が求めた掲載料の引き下げが拒否され、学術委員全員が辞任するという事態が発生しました。エルゼビアの利益率はGoogleやApple、Amazonをしのぐもので、今回の動きは巨人に対する反抗であるとして世界の学者からは称賛されているとのことです。 ‘Too greedy’: mass walkout at global science journal over ‘unethical’ fees | Peer review and scientific publishing | The Guardian https://www.theguardian.com/science/2023/may/07/too-greedy-mass-walkout-at-global-science-jour

          学術出版社エルゼビアが掲載料引き下げを拒否したため学術委員会の全科学者が辞任
        • 東北大学・東京工業大学・総合研究大学院大学・東京理科大学とWiley、日本発の研究成果のオープンアクセス化の促進に関する覚書に署名

          東北大学・東京工業大学・総合研究大学院大学・東京理科大学とWiley、日本発の研究成果のオープンアクセス化の促進に関する覚書に署名 【概要】 国立大学法人東北大学、国立大学法人東京工業大学、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)、学校法人東京理科大学の4大学の図書館長と、研究・教育分野をリードするグローバル企業Wiley(日本法人:ワイリー・パブリッシング・ジャパン株式会社)は、2022年1月31日付にて、論文のオープンアクセス出版に関する新たな覚書に署名しました。この覚書は、近年世界的に広まっている「転換契約」(transformational agreement、用語1)と呼ばれる、ジャーナル購読モデルからオープンアクセス(OA)出版モデルへの転換を目指す契約を見据えたものであり、日本発の研究成果の論文発表におけるオープンアクセス化を一層促進する取り組みとなります。 今回の覚書は、4

            東北大学・東京工業大学・総合研究大学院大学・東京理科大学とWiley、日本発の研究成果のオープンアクセス化の促進に関する覚書に署名
          • ネイチャー誌とその姉妹誌、120万円のOA出版オプションを設定|学術情報流通|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

            シュプリンガー・ネイチャー社は、2020年11月24日、ネイチャー誌とその32の姉妹誌について、2021年から有効なOA出版オプションを発表しました。 ネイチャー誌とその姉妹誌はこれまでオープンアクセス(OA)ではありませんでしたが、このオプションにより、研究者は2021年1月から、OA出版経費(APC)を特別に支払えば、これら雑誌にも、自身の論文をOAで掲載することが出来るようになります。APCは、€9500(約120万円)です。APCを支払わない研究者の論文については、これまで通り、非OAで掲載され、購読料を負担した機関等のみがアクセス可能です。 シュプリンガー・ネイチャー社は同時に、これらネイチャー誌とその姉妹誌のうち6誌を対象とするOAパイロットを発表しました。このパイロットに参加する研究者は、論文査読費€2190(27万円)を事前に支払い、編集部からフィードバックをもらえます。ま

              ネイチャー誌とその姉妹誌、120万円のOA出版オプションを設定|学術情報流通|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
            • 分裂するオープンアクセス運動|オープンサイエンスの動向|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

              2002年、BOAIはOAの究極的な目標を「共有された知的会話と知識の探求を行うなかで人類を一体化すること」と定めた。BOAI宣言から約20年経った今、果たしてこの目標は達成されたのであろうか? 結論から言うと、現状はOAが人類を一体化するという理想に近づくどころか、地政学的な緊張関係やそれが引き起こすインターネットの分断(Splinternet)などの影響もあり、OA運動そのものが分裂しつつあるように見える。 欧州諸国は、APCモデルによるOAの拡大を強力に推し進めている。 OA2020イニシャティブの下で、各国の図書館コンソーシアムは転換契約(Transformative Agreements)を進め、研究資金配分機関もcOAlition Sを結成し、Plan SによるOA化を強力に推進している。 それに対して、新興国やグローバルサウスの国々は、APCモデルによるOAはpaywall(

                分裂するオープンアクセス運動|オープンサイエンスの動向|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
              • 提言「学術情報流通の大変革時代に向けた学術情報環境の再構築と国際競争力強化」ポイント|日本学術会議

                1 現状及び問題点 ・21世紀に入ってから理学工学系の学術の後退がはじまるとともに、我が国の学術情報環境は国際的な変化に対応できずに周回遅れにある。 ・現在顕在化している問題は、電子ジャーナル購読費の高騰問題、国際的ジャーナル競争に耐えられるトップジャーナルの不在、オープンデータ・オープンサイエンスへの対応の遅れと知財リテラシーの欠如、少子化に伴い学協会の持続可能性と学術誌刊行などの学協会機能の後退などである。 ・これらの問題は学術に関係する全ての構成員、すなわち科学者、学術コミュニティ、教育研究機関や図書館組織、研究資金配分機関や政府、その他の関係機関に関わる大きな問題であり、特に国際競争力が重要な指標である学術分野では深刻である。 ・これからの10年は、オープンアクセス化をキーワードに、インターネットとAI技術を高度に利用する学術誌などの学術情報流通の大変革期に入るが、我が国がこの遅れ

                • 【速報版】責任著者のオープンアクセス論文に関わる費用の軽減につきまして(Elsevier) – 早稲田大学図書館

                  早稲田大学では、2021年1月1日よりElsevier社(以下、Elsevier)と「購読契約+ゴールドOA」モデル*1契約を締結することとなりました。この契約により、Elsevierが刊行するジャーナルのオープンアクセス(以下、OA)*2対象誌へ、責任著者(Corresponding Author) が自らの論文をOA出版する際の費用*3が軽減されます。 「学術論文に係る補助制度」等の学内制度における支援対象とは対象者の範囲が異なります。 論文投稿日が対象期間内(2021年1月1日~2023年12月31日)であることがAPC*4割引の条件となります。 2024年1月以降の契約モデルは未定です 。 *1 「講読契約+ゴールドOA」(購読+GOA)モデル 「学術雑誌へのアクセス料(購読料)」と、「論文著者が学術雑誌へ論文をOA出版する際に支払う費用の一部」とをセットにした契約モデル。契約締結

                    【速報版】責任著者のオープンアクセス論文に関わる費用の軽減につきまして(Elsevier) – 早稲田大学図書館
                  • CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向 / 尾城孝一

                    学術雑誌の転換契約をめぐる動向 国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター:尾城孝一(おじろこういち) はじめに 最近、大学図書館あるいは大学図書館コンソーシアムによる、学術雑誌に係る出版社への支払いを購読料からオープンアクセス(OA)出版料に移行させることを意図した転換契約(Transformative Agreements)が注目を集めている。既に、欧州の図書館コンソーシアムをはじめとして、多くの転換契約の事例が報告されている。日本の大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)も、2020年以降の契約に関して、英国のケンブリッジ大学出版局(CUP)から転換契約の提案を受け、協議の結果その提案に合意した。 本稿では、はじめに、転換契約の背景として電子ジャーナルの価格問題やOAの進展状況を取り上げる。続いて、転換を後押しする取り組みとして、Open Access 2020(OA2

                      CA1977 – 動向レビュー:学術雑誌の転換契約をめぐる動向 / 尾城孝一
                    • ビル&メリンダ・ゲイツ財団からAPC助成を受けた3,268本の論文に関する分析結果とデータが公開される

                      2019年11月7日付けのThe Scholarly Kitchenブログ記事で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からAPC助成を受けた3,268本の論文について、同財団が公開した請求書データの分析結果が紹介されています。また、分析結果のデータも公開されています。 分析を行い、記事を執筆したのは出版コンサルティング会社Paloma & Associatesの研究者らや、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の大学図書館員らです。執筆者らがビル&メリンダ・ゲイツ財団の知識・研究サービス部門の担当者に、同財団のオープンアクセス(OA)方針を受け、APC(論文処理加工料)の助成を受けた論文の請求書データの提供を求めたところ、同財団が承諾し、データを公開したことによって、今回の分析が行われました。 分析対象には2016年8月1日から2019年3月31日までの、3,268本の査読論文の請求書データが含まれていま

                        ビル&メリンダ・ゲイツ財団からAPC助成を受けた3,268本の論文に関する分析結果とデータが公開される
                      • 米・カリフォルニア大学、オープンアクセス(OA)出版社・PLOSとOA出版に関する2年間の試験契約を締結:同大学著者による論文出版時に図書館が一律1,000ドルを助成

                          米・カリフォルニア大学、オープンアクセス(OA)出版社・PLOSとOA出版に関する2年間の試験契約を締結:同大学著者による論文出版時に図書館が一律1,000ドルを助成
                        • OA価格の透明性に関する情報公開フレームワークの提案

                          2020年1月14日、ウェルカム財団とUK Research and Innovation(UKRI)の助成を受けてInformation Power社が実施した、オープンアクセス(OA)価格の透明性に関する調査の最終報告が公開されました。この報告の中ではOAに関する価格の透明性について、出版者が公開するべき情報のフレームワーク案も提案されています。 Information Power社は研究助成機関・図書館・コンソーシアム等を主な顧客とするコンサルティング会社です。今回の調査はPlan Sの実践に向けて、cOAlition Sを代表してウェルカム財団とUKRIが同社に委託したものでした。報告では図書館員や研究者・出版者・助成機関を対象とする質問紙調査や、その結果を踏まえてのワークショップ等の結果に基づき構築された、価格の透明性に関するフレームワークが提案されています。 このフレームワーク

                            OA価格の透明性に関する情報公開フレームワークの提案
                          • ReactユーザーがSvelteを使ってみてよかったと思うところ - APC 技術ブログ

                            この記事は、エーピーコミュニケーションズ Advent Calendar 2019 の9日目のエントリです。 先進サービス開発事業部の高橋です。フロントエンドエンジニアを担当しています。 普段の業務ではReactJSを使っていますが、業務外でちょっとした画面作りにSvelteという最近海外で話題になっているフレームワークを使ってみたのでReactとの違いというか良いと感じた点を書いてこうと思います。 公式ドキュメントがとても親切 Svelteのドキュメントはかなり親切だと感じます。 チュートリアルを一通りやってみれば、それなりに実装できるようになると思います。 Exampleが実践的かつREPLで提供されているので実にお手軽にコードの挙動を確かめることができます。 Reactのドキュメントも日本語対応(ちょっと怪しい)しているし、不親切なわけではないですが、飲み込むまで結構時間がかかった記

                              ReactユーザーがSvelteを使ってみてよかったと思うところ - APC 技術ブログ
                            • CA1990 – 動向レビュー:プランS改訂版発表後の展開―転換契約等と出版社との契約への影響 / 船守美穂

                              プランS改訂版発表後の展開 ―転換契約等と出版社との契約への影響 国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター:船守美穂(ふなもりみほ) 助成を受けた研究成果について完全即時のオープンアクセス(full and immediate OA)を求める「プランS」が2018年9月に発表されて、早2年が経過した。本稿の執筆時点からあと数か月もすると2021年1月となり、プランSが発効する。 プランSは、2018年9月の発表段階においては「10の原則」でスタートしたが(1)、その後、これら原則を具体化する「実施ガイドライン」を2018年11月に発表した(2)。その後、パブリックコメントを経て、2019年5月末には、「10の原則」と「実施ガイドライン」の改訂版を発表し、このときに、当初2020年1月であったプランSの発効期日を、2021年1月に延期した(3)。プランSの打ち出し当初の衝撃と、改訂

                                CA1990 – 動向レビュー:プランS改訂版発表後の展開―転換契約等と出版社との契約への影響 / 船守美穂
                              • Springer Nature社、著者向けアンケート・機関へのインタビューに基づいた論文処理費用(APC)の財源に関するホワイトペーパーを公開

                                  Springer Nature社、著者向けアンケート・機関へのインタビューに基づいた論文処理費用(APC)の財源に関するホワイトペーパーを公開
                                • Research NAVI: オープンアクセス論文を探す・公開する: オープンアクセス(OA)とは

                                  インターネット上で公開され、誰でも無料でアクセスし利用できるということをオープンアクセス(Open Access:OA)といいます(Budapest Open Access Initiativeより)。 掲載先や論文掲載料(Article Processing Charge:APC)の支払い者によって、主に以下の4種類に分類できます。 国際的な助成機関より推奨されているのは主にゴールドもしくはグリーンです。 ゴールド(ゴールドOA) 出版社サイトにおいて、読者(大学・図書館等の機関を含む)が購読料を支払わない雑誌(オープンアクセス誌)に掲載されるものです。著者が論文掲載料(APC)を支払います。 著者ではなく、研究機関や公的助成機関、出版社、学会等が費用を負担するものをダイヤモンドOAと呼ぶこともあります。 グリーン(グリーンOA) 機関リポジトリ等において、著者自身が従来の学術雑誌(購読

                                  • バッテリ交換後の使用済みバッテリ発送方法 | APC 日本

                                    FAQを参照する {"searchBar":{"inputPlaceholder":"キーワードを入力して「検索」ボタンをクリック","searchBtn":"検索","error":"キーワードを入力してください。"}} APCブランドUPSにて、 「交換用バッテリキット」で新しいバッテリーに交換してご不要となった使用済みバッテリー、 UPSを処分される際に装着されていた使用済みバッテリー単品 の送付先、発送方法について説明しています。 ・ バッテリーのみ (交換済、UPS本体処分の際に不要となったバッテリー) ・ 送料元払い の条件にて、UPSのご使用済みのバッテリーを承っております。 「交換用バッテリキット」で新しいバッテリーに交換されたあとにご不要となった使用済みのバッテリーは、 バッテリーキットの梱包箱を使ってバッテリーを梱包し、下記住所へ送料元払い(お客様ご負担) にて発送して

                                    • オープンアクセス論文に関わる費用の免除につきまして(CUP)

                                      早稲田大学では、2020年よりCambridge University Press(以下、CUP)とRead & Publishモデル契約を締結することとなりました。この契約により、CUPが刊行するジャーナルのオープンアクセス(以下、OA)対象誌へ、論文著者(Corresponding AuthorまたはFirst Author)が自らの論文をOA出版する際の費用が免除されることとなります。適用条件等、詳細は下記をご参照ください。 なお、「学術論文に係る補助制度」等の他の学内制度における支援対象とは対象者の範囲が異なりますのでご注意ください。 記 対象期間: 第1期 2020年3月1日~2022年12月31日、第2期 2023年1月1日~2025年12月31日 [延長決定]*1 対象ジャーナル: CUP Webサイト内 “Open access waivers and discounts

                                        オープンアクセス論文に関わる費用の免除につきまして(CUP)
                                      • Elsevier社、Cell Pressの学術誌でのオープンアクセス出版オプションの提供範囲を拡大:“Cell”も対象

                                          Elsevier社、Cell Pressの学術誌でのオープンアクセス出版オプションの提供範囲を拡大:“Cell”も対象
                                        • APCの決定要因とは(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

                                          THE(Times Higher Education)は、8月26日、"Publishers' market power 'drives open access charges'"と題する記事を公開した。 本記事は、Springer Linkで7月1日に公開された、OpenAPC Initiative、DOAJ(Directory of Open Access Journals)、WoS(Web of Science)などのデータに基づきAPC(論文掲載料)の決定要因を分析した論文"Drivers of article processing charges in open access"を簡潔にまとめたもの。 APCの平均が3,000ドル(2,300ユーロ)であったこと、APCの決定要因の一つと考えられるジャーナルの評判(reputation)はAPC平均に対して5%以下の寄与率しかなく、

                                          • 米・カリフォルニア大学とElsevier社の転換契約についての6つの疑問と回答(記事紹介)

                                            2021年3月25日付で、学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)運営のブログ“The Scholarly Kitchen”に、米国のブリガムヤング大学のRick Anderson氏が執筆した記事“Six Questions (with Answers!) about UC’s and Elsevier’s New Transformative Deal”が掲載されています。記事では、米国のカリフォルニア大学がElsevier社と締結したオープンアクセス(OA)出版モデルへの転換契約についての6つの疑問と回答が述べられています。具体的には、(1) 実際の論文処理費用(APC)、(2) 年間の価格上昇への対応、(3) 著者の選択権、(4) 論文に適用されるライセンス、(5) 永続的なアクセス、(6) 契

                                              米・カリフォルニア大学とElsevier社の転換契約についての6つの疑問と回答(記事紹介)
                                            • ACS、東京理科大学とRead & Publish契約を締結 | 科学技術情報プラットフォーム

                                              ACS(American Chemical Society、米国化学会)は、3月9日、東京理科大学とRead & Publish契約を締結したと発表した。契約は5年。 これにより、同大学の研究者は、ACSジャーナルに論文をOA(オープンアクセス)で出版でき、ACSの75以上のジャーナルおよびニュースマガジン"Chemical & Engineering News"にアクセスできるという。 本契約は、日本におけるACSの最初のRead & Publish契約だという。 [ニュースソース] ACS announces first open access 'read and publish' agreement in Japan, partnering with Tokyo University of Science ― ACS 2021/03/09 (accessed 2021-03-10)

                                              • ネイチャー誌は120万円、セル誌は110万円、サイエンス誌は?|学術情報流通|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター

                                                2021年1月のプランSの発効に伴い、学術雑誌界に動きが出ています。 ■ 高額なOA出版オプションを設定するトップジャーナル トップジャーナルの3巨頭のうちの1つ、ネイチャー誌が120万円(€9,500)のOA出版オプションを設定したことは、昨年11月末にmihoチャネルを通じてご連絡したところですが、その後、年内駆け込みかのように昨年12月、エルゼビア社がセル誌のOA出版オプションを発表しました。こちらは、セル誌は107万円(£7,800 / €8,500 / $9,900)、その姉妹誌は96万円(£7,000 / €7,600 / $8,900)だそうです。セル誌はライフサイエンス分野に限定しているためか、ネイチャー誌より少し低めに設定してきています。しかしそれでも、ネイチャー誌に便乗してギリギリまで高く設定している様子がうかがわれます。 なおこれに伴い、セル誌とその姉妹誌は無事、プラ

                                                  ネイチャー誌は120万円、セル誌は110万円、サイエンス誌は?|学術情報流通|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
                                                • 独・OA2020-DE、オープンアクセス(OA)出版のための資金調達要件に関する調査レポートを公開

                                                  2019年10月29日、学術雑誌のオープンアクセス(OA)化を目指すイニシアチブ“OA2020”のドイツにおける連絡窓口“OA2020-DE”は、OA出版のための資金調達要件に関する調査レポートとして、“Transformationsrechnung: Mittelbedarf für Open Access an ausgewählten deutschen Universitäten und Forschungseinrichtungen”を公開したことを発表しました。 購読型の学術雑誌が、論文処理費用(APC)の支払によるOA化という現在国際的学術誌で支配的なビジネスモデルへ移行するにつれて、機関の学術雑誌への財政負担の構造に変化が生じます。各機関で学術雑誌のOA化に適切に対応し積極的な役割を果たすためには、予想される機関のAPC支払総額について信頼できる推定が必要となります。OA2

                                                    独・OA2020-DE、オープンアクセス(OA)出版のための資金調達要件に関する調査レポートを公開
                                                  • AIP Publishing Signs “Read and Publish” Pilot Program Agreement with Waseda University in Japan - AIP Publishing LLC

                                                    AIP Publishing Signs “Read and Publish” Pilot Program Agreement with Waseda University in Japan Melville, NY, July 22, 2019 – AIP Publishing, a leading not-for-profit scholarly publisher in the physical sciences, is pleased to announce that Waseda University in Tokyo, Japan, has signed an agreement to participate in AIP Publishing’s “Read and Publish” pilot program. Waseda University is the first

                                                    • F1000Researchの新たな料金体系とその導入に至った背景(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

                                                      ​F1000Researchは、8月19日、"Price Transparency on F1000Research"と題する記事を公開した。 本記事は、F1000Researchが2020年9月1日以降の投稿論文に適用するAPC(論文掲載料)の料金体系を示したもの。 論文の長さ(文字数)に基づく料金体系から論文の種類に基づく料金体系に変更した理由、新たな料金体系として「A:800ドル(データノート、短信)」「B:1,000ドル(研究プロトコル、登録済みレポートなど)」「C:1,350ドル(研究論文、レビューなど)」という3つのカテゴリを設定したこと、カテゴリの設定にはInformation Power社の"Plan S Price  Transparency framework breakdown scheme"を用いたことなどを示している。 [ニュースソース] Price Transp

                                                      • APCによる OA論文を出版できるか否かはリソースへのアクセスと雇用の安定が決め手か(記事紹介) | 科学技術情報プラットフォーム

                                                        MIT Pressは、10月7日、"Who's writing open access (OA) articles? Characteristics of OA authors at Ph.D.-granting institutions in the United States" と題する論文を掲載した。 本論文は、米国の大学における全11分野からの論文著者18万2,320名のAPC(論文掲載料)支払いによるOA(オープンアクセス)論文を対象に、著者の性別、所属、分野、助成金、キャリアステージなどを分析したもの。 調査の結果、APC によるOA論文の出版は、男性で、高名な機関に所属し、STEM(科学・技術・工学・数学、理系)分野に関連し、連邦政府からの助成金が多いほど、また、キャリアステージが高くなるほど多くなることが明らかになったという。 [ニュースソース] Who's writing

                                                        • ‘Too greedy’: mass walkout at global science journal over ‘unethical’ fees

                                                          Academics around the world have applauded what many hope is the start of a rebellion against the huge profit margins in academic publishing, which outstrip those made by Apple, Google and Amazon. Neuroimage, the leading publication globally for brain-imaging research, is one of many journals that are now “open access” rather than sitting behind a subscription paywall. But its charges to authors re

                                                            ‘Too greedy’: mass walkout at global science journal over ‘unethical’ fees
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