[東京 8日 ロイター] - 英たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(東京都港区)は8日、加熱式たばこを日本で発売すると発表した。新型たばこは「glo(グロー)」。12月12日に宮城県仙台市で発売を開始する。 グローは、特別に加工されたたばこ葉をスティックに凝縮。これを電子で加熱し、発生する霧状のベイパーを楽しむ商品。 価格はスターターキットが8000円、専用のスティックは「ケント」3製品が420円(20本入り)。1回の充電で35本使うことができる。 BATジャパンのロベルタ・パラツェッティ社長は会見で「この分野は急成長すると見込んでいる。日本では、2020年までに市場が7―8倍になる」との見通しを示した。 全国展開の時期については「仙台でいろいろな情報を収集したうえで、できるだけ早急に全国展開したい」(同)としている。 「たばこベイパー」と呼ばれる加熱式たば