京都大学 科学技術振興機構 東京大学 東京工業大学 横浜国立大学 岡山大学 発表概要 京都大学大学院理学研究科の横井太一 修士課程学生、馬斯嘯 同修士課程学生(現:富士通株式会社)、笠原裕一 同准教授、笠原成 同特任准教授(現:岡山大学異分野基礎科学研究所教授)、松田祐司 同教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科の芝内孝禎 教授、東京工業大学理学院物理学系の田中秀数 教授、栗田伸之 同助教、横浜国立大学大学院工学研究院の那須譲治 准教授、東京大学大学院工学系研究科の求幸年 教授の研究グループは、ドイツのケルン大学と共同で、2次元的な平面構造をもつある種の磁性体において現れる「非可換エニオン1」と呼ばれる粒子(正確には準粒子2)の性質を解明しました。 我々の住む3次元世界では、2つの同種の粒子を2回入れ替えると必ず元の状態に戻ってしまいます。これに対し非可換エニオン粒子は、2回入れ替えても