The Splunk office in San Jose, California, US. Photographer: David Paul Morris/Bloomberg ネットワーク機器大手の米シスコシステムズは、ソフトウエアメーカーの米スプランクを買収することで同社と合意した。スプランクの企業価値を約280億ドル(約4兆1400億円)と評価しており、シスコシステムズ創業以来で最大規模の買収となる。 21日の両社発表によると、シスコはスプランク株1株につき現金157ドルを支払う。これはスプランク株の20日終値に対し31%のプレミアムになる。 シスコは1株当たり現金157ドルを支払うと、両社は木曜日の声明で発表した。これは、水曜日のスプランクの終値に対して31%のプレミアムを意味する。声明によると、両社の統合は、サイバーセキュリティの脅威に対する企業の耐性を高めるのに役立つという。合
ドイツのオラフ・ショルツ首相(2024年3月2日撮影)。(c)Andreas SOLARO / AFP 【3月3日 AFP】ウクライナへの軍事支援をめぐるドイツ当局内の協議内容がロシアのSNSで拡散していることが判明し、オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)政権に激震が走っている。首相は2日、徹底調査を表明した。 ロシア国営テレビRTのマルガリータ・シモニャン(Margarita Simonyan)編集長は1日、クリミア(Crimea)への攻撃に関するドイツ軍当局者らの協議内容とされる、2月19日に行われた38分のビデオ会議の音声記録をSNSに投稿。 独軍当局者らはその中で、独製長距離巡航ミサイル「タウルス(Taurus)」やフランス、英国製ミサイルのウクライナ軍による使用の可能性、クリミア半島とロシア本土を結ぶ橋へのミサイル攻撃計画などを話し合っていた。 独防衛省報道官はAFPに対し
この記事は、Security Product Marketing の Leader Gabrielle Bridgers によるブログ「Return to Sender: Why DMARC is no longer a “nice to have”」(2023/11/27)の抄訳です。 Eメールの脆弱性は依然として広がっており、高度なエンタープライズ DMARC ソリューションの必要性が高まっています。DMARC ソリューションによって、シスコのお客様は高いレベルの実装とサポートを受けながら自社のドメインを迅速に保護し、最小限の労力でEメールセキュリティのニーズを効率的に管理できるようになります。 先月、Google と Yahoo はそれぞれ Eメールの配信に関する新たな一連の要件(英語)を発表しました。この発表は Eメールセキュリティの重大な変化を示し、業界が認めるベストプラクティス
2023年10月16日、Ciscoは同社のネットワーク製品のOSとして搭載されているCisco IOS XEに未修正(当時)の脆弱性 CVE-2023-20198 および CVE-2023-20273 を悪用する活動が確認されたとしてセキュリティ情報を公開しました。 CVE-2023-20198は権限昇格の脆弱性で、リモートから管理者に相当するアカウントを作成される恐れがあります。またその後の調査でさらに別の脆弱性 CVE-2023-20273 が悪用されていることも判明しました。同社は CVE-2023-20198 を最大の深刻度であるCriticalと評価しており、脆弱性への対応を強く呼び掛けています。ここでは関連する情報をまとめます。 脆弱性 CVE-2023-20198 / CVE-2023-20273 の概要 Cisco社の複数のネットワーク製品に搭載されているCisco IOS
シスコシステムズは、ログの収集解析ツール大手として知られるSplunkの買収を発表しました。 買収金額は280億ドル(1ドル145円換算で4兆600億円)。ブルームバーグの報道によると、これは同社の歴史上最大規模の買収とのこと。 シスコはネットワーク機器大手として知られていますが、現在ではサーバ分野でも存在感を示し、2017年にはモニタリングツールベンダのAppDynamicsを買収するなど、データセンターにおけるネットワーキングとサーバ、セキュリティ、そしてそれらを統合し運用管理するソフトウェアや基盤となるソフトウェアなどを提供するベンダとなっています。 参考:シスコ、AppDynamicsの買収を完了。アプリケーションやビジネスレイヤのモニタリングにも取り組みをはじめるシスコ Splunkは、サーバやネットワーク機器などあらゆるマシンやセンサー、ソフトウェアなどから生成されるログデータ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Cisco Systemsは米国時間3月18日、Splunkの買収を完了したと発表した。今後はCiscoのAIやセキュリティ、クラウド、ネットワークとSplunkのオブザーバビリティ(可観測性)の統合を進めるとしている。 Ciscoは、2023年9月にSplunkを約280億ドル(当時約4兆1000億円)で買収することを発表していた。会長 兼 最高経営責任者(CEO)のChuck Robbins氏は、同日公開のブログで、企業はビジネスと人、場所、アプリケーション、データ、デバイスをつなぐことで、サイバーセキュリティの脅威やダウンタイム、各種のビジネスリスクからデジタルのフットプリント全体を保護する必要があると、Splunk買収の目的を説
ASR 1000シリーズなど、Cisco製のルーターやスイッチの一部で採用されているOSの「Cisco IOS XE」にてデバイスの完全な制御を取得できる権限昇格の脆弱性が発見されました。まだ修正パッチが出ていない段階で既に攻撃が発生しており、Ciscoが調査方法と対策をまとめたページを公表しています。 Cisco IOS XE Software Web UI Privilege Escalation Vulnerability https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-iosxe-webui-privesc-j22SaA4z Active exploitation of Cisco IOS XE Software Web Management User In
シスコ、eBPF分野をリードするIsovalentを買収へ。クラウドネイティブ分野のネットワーキングなど強化 シスコシステムズは、eBPFの分野をリードしてきたIsovalentを買収することを先月(2023年12月)21日に発表しました(プレスリリース)。買収金額は非公開。 Isovalentはクラウドネイティブ分野において「eBPF」と呼ばれる技術を用い、サービス間の高速なネットワーキングを実現する「Cilium」や可観測性を実現する「Hubble」、脅威を検出する「Falco」など、多くの製品を開発している企業として急速に存在感を高めてきた企業です。 参考:Linuxカーネル内部をフックするeBPFを用いてコンテナ間通信を実現する「Cilium」、十分成熟したソフトウェアに到達したとして、CNCFの卒業プロジェクトに Isovalentの買収により、シスコはクラウドネイティブ分野にお
世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社であるCiscoのネットワーク機器に存在する脆弱(ぜいじゃく)性を悪用する「ArcaneDoor」と呼ばれるサイバー攻撃が検出されています。ハッカーはArcaneDoorを用いて世界中の政府ネットワークに侵入しているそうです。 ArcaneDoor - New espionage-focused campaign found targeting perimeter network devices https://blog.talosintelligence.com/arcanedoor-new-espionage-focused-campaign-found-targeting-perimeter-network-devices/ Cisco Adaptive Security Appliance and Firepower Threat D
Executive Summary On October 19th, the number of compromised Cisco devices has ebbed to 36,541, over 5,000 less than 24 hours ago. On October 18th, we have seen an increase in the number of infections from 34,140 to 41,983 hosts. On October 16, Cisco released an advisory regarding a critical zero day privilege escalation vulnerability in their IOS XE Web UI software This vulnerability, tracked as
Explore an in-depth analysis of the critical software Web UI Privilege Escalation Vulnerability, CVE-2023-20198, in Cisco IOS XE. Learn about its exploitation in the wild, the threat it poses, and the current lack of a patch. Understand how it's leveraged for initial access and the subsequent delivery of an implant through an undetermined mechanism. Also discover how GreyNoise can help provide tim
Splunkのトム・ケーシー氏(SVPプロダクト&テクノロジー担当ジェネラルマネージャー)は「実際の買収は株主からの合意や規制当局からの承認が必要になる。それらが完了するのは2024年の第3四半期ごろになる見込みだ。これらが正式に完了するまでは、描いてきたロードマップを顧客の期待に応えるために継続的に提供していくことに変わりはない」と話す。 Ciscoは今回の買収によって、企業が取り組んでいる「脅威の検出と対応」フェーズから「脅威の予測と予防」への移行を支援すると説明している。だがこの買収に否定的なSplunkユーザーもいることだろう。CiscoとSplunkが一緒になることでどのようなシナジーが生まれるのか。 ケーシー氏は「CiscoとSplunkがそれぞれ持っているテクノロジーは、お互いを補い合う要素が非常に強いと考えている。例えばSplunkのSIEMとCiscoのXDR(Exten
JPCERT-AT-2023-0025 JPCERT/CC 2023-10-18(公開) 2023-10-23(更新) I. 概要2023年10月16日(現地時間)、CiscoはCisco IOS XE ソフトウェアのWeb UI機能における権限昇格の脆弱性に関する情報を公開しています。同製品のWeb UI機能をインターネットまたは信頼されないネットワークに公開している場合、本脆弱性が悪用され、遠隔の認証されていない第三者が、最上位の特権アカウントを作成し、当該システムを制御する可能性があります。 更新: 2023年10月23日追記 2023年10月22日(現地時間)、Ciscoはアドバイザリを更新し、新たな脆弱性の情報と攻撃の内容に関する情報を公開しています。Ciscoは、CVE-2023-20198に加えて、新たにWeb UI機能の別コンポーネントの脆弱性にCVE-2023-20273
Active exploitation of Cisco IOS XE Software Web Management User Interface vulnerabilities Updates Nov. 02: Identified a third version of the BadCandy implant. Added expected response from the new version of the implant against one of the HTTP requests used to check for infected device. Nov. 1: Observed increase in exploitation attempts since the publication of the proofs-of-concept (POCs) of the
Cisco is providing an update for the ongoing investigation into observed exploitation of the web UI feature in Cisco IOS XE Software. We are updating the list of fixed releases and adding the Software Checker. Fix information can be found in the Fixed Software section of this advisory. Our investigation has determined that the actors exploited two previously unknown issues. The attacker first expl
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く