DDR4メモリ、じわじわ広がる値上がりや購入制限の動き:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ) 一部で懸念されていたDDR4メモリの品薄傾向が高まり、購入制限を設けるショップも見られるようになった。また、DDR4-3200前後で値上がりしたショップも既にいくつかある。 先週から広がっている“懸念”がじわじわと現実のものとなってきた。 「メーカーの動きが止まっている」――DDR4メモリの異質な動き DDR4メモリの品薄化が進み、3600以上の高クロックタイプを中心に「売り切れ」の札が目立つようになっている。1人の購入を同一商品4点までとする購入制限に踏み切ったTSUKUMO eX.は「全体的に値上がり傾向にあるのは確かですが、それ以上にモノがなく……。需要が高まっていることもあって制限をかけさせていただきました」と苦しそうに語る。 別のショップは「メーカーレベルで動きが止まっているみたい
Alder Lake-Sこと第12世代Coreプロセッサー(以下、第12世代Core)導入の最大の障壁になっているのはDDR5メモリーの存在だ。第12世代CoreはDDR4およびDDR5メモリーをサポートするが、両対応のマザーや変換アダプターの類は存在しない。 その理由としてはDDR5では1モジュールで2チャンネルアクセス可能になったことや、2chあるメモリーのうちの片方のチャンネルだけをリフレッシュできるようにするなど、DDR4を単純に速くしただけの規格ではないからだ。 そしてDDR5メモリーは現時点においても供給量がかなり少ない。メモリーモジュールメーカーによれば、DDR5チップ自体は潤沢にあるが、DDR5モジュールに必要なPMIC(Power Management IC)の供給が圧倒的に不足しているから、とのことだ。 DDR5メモリーが入手難な状況は徐々に改善しつつあるが、自分の求め
今週は、DDR4メモリの値上がりと品薄化が先週から一段と進行している様子だ。さらに、一部ショップではSSDの値上がりも見られたとのこと。DDR4メモリ、SSDともに「お早めに」の声をよく聞く。 DDR4メモリの価格高騰と品薄化は先週よりも顕著になっており、今週末には大半のショップのメモリ価格表に現れていた。パソコンSHOPアークは「高速タイプだけでなく、じわじわとDDR4メモリ全体の傾向になってきていますね」と語る。 DDR4は全体的に値上がり&品薄傾向、DDR3-1600の品薄化も とりわけ深刻なのは、品薄傾向だ。TSUKUMO eX.は「特に高速タイプを買っていく人には価格変動をそこまで気にされないという方も少なくないですが、ものがなくなっているのが痛いですよね。『DDR4-3200がないのか。じゃあDDR4-4000を』というパターンもよくあるので、それゆえにDDR4-4600まで売
2022年後半は、久々に自作PCが盛り上がりそうだ。インテルは、第12世代のデスクトップ向けCPU“Alder Lake”の改良版となる“Raptor Lake”を今年後半に投入、ライバルAMDも、Zen 4コアを採用したデスクトップ向け最新CPU「Ryzen 7000」シリーズを投入することを明らかにしている。ほかにも、NVIDIAからも次世代GPUの投入がうわさされており、まさに自作PCを行うのに絶好のタイミングと言えるだろう。 そんな新製品の登場タイミングには、さまざまな新技術が投入されることが間々ある。なかでも、昨年投入されたインテル第12世代デスクトップ向けCPU“Alder Lake”から始まったDDR5メモリーは要注目。ライバルAMDが今後投入する予定の「Ryzen 7000」シリーズでDDR5メモリーの対応を発表するなど、今後もますます目が離せない技術のひとつと言えるだろう
お盆のアキバで特に目立ったパーツはDDR4メモリ、なぜ?:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ) 2019年のお盆シーズンを通した自作パーツの売れ行きを聞いて回ったところ、「PCパーツを一式購入する人が多く、どれが売れたというより全体的に底上げされた印象」(ドスパラ秋葉原本店)、「第3世代Ryzen人気がお盆期間に入っても続いていて、勢いが増した感じ」(パソコンSHOPアーク)といったコメントが多かった。お盆特有のトレンドが生まれるというより、これまでのトレンドが加速する“お盆ブースト”的な動きがあったようだ。 DDR4-2666が無難ですよと繰り返しました――2019年お盆のアキバ 過去との比較では、「例年どおり」と「例年をやや超える」が半数程度だった。後者のコメントを残したTSUKUMO eX.は「第3世代Ryzen人気もそうですが、Windows 7のサポート終了が迫って
DDR4-3200 32GBキットの品薄化が進行中:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ) 第12世代Core iシリーズ対応マザーボードは、先週も複数のモデルが登場している。その中で気になる存在としてよく挙げられたのが、ギガバイトの「B660M AORUS PRO AX」だ。価格は2万7000円前後となる(税込み、以下同様)。 DDR5対応のB660マザー「B660M AORUS PRO AX」が登場 Intel B660チップセットを採用したmicroATXマザーで、DDR5対応のメモリスロットを4本そろえている。TSUKUMO eX.は「DDR5対応のB660マザーは、他に1月登場の『ROG STRIX B660-G GAMING WIFI』(3万3000円前後)もありますが、価格的なバリエーションが増えましたね。DDR5は相性問題がシビアなので、4枚セットを選ぶのが無難
現在主流のメモリの規格には「DDR5」と「DDR4」の2つがあります。 どっちを選んだら良いか迷ってませんか? 最初に大事な事を言っておきます。 DDR5メモリを選んでも 体感できるほどの速度差はありません 現状ではDDR5とDDR4のどちらを選んでもOK。 では、具体的にDDR5とDDR4は何が違うのか、詳しく解説します。 ※本記事の内容は2023年8月時点のものです。状況が変わり次第、追記・修正を行います。 DDR5とDDR4の違い まずは基本的な事をサクッとまとめます。 互換性と物理的な違い 価格の違い 電圧の違い メモリクロックと帯域幅の違い 互換性と物理的な違い DDR4とDDR5は同じ288pinですが、内部仕様が違うため互換性はありません。 物理的にもメモリの切り欠き位置が違っているので、DDR4のマザーボードにDDR5メモリは差せないようになっています。 メモリを取り付ける
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