この夏、自分のなかでは大きな事件があって、子どもの頃からのアイドル、憧れていたミュージシャンのリスナーをやめました。 40年以上の時間とたくさんの思い出。 そんな日が来るなんて思ってもいなかったけれど、一瞬のことでした。 「推し」という言葉もありますが、自分の場合、一人を好きになりすぎるのは大きな負担になっていました。 あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ。 トーベヤンソン「ムーミン谷の仲間たち」 春のしらべ より 山室静 訳 スナフキンの言うとおり!。 CD棚の一軍スタメンの場所に大きな穴が開きましたが、3か月の間に少しずつ、忘れていた素敵なアルバムたちで埋まっていきました。 今は何だか爽やかな気分です。 自由です。 1983年以降はじめて、あのクリスマス(失恋)ソングが響かない冬を迎えます。 でも、最高のクリスマスアルバムやクリスマスソングたちが手元