JR東日本は30日、都心湾岸の再開発街区「高輪ゲートウェイシティ」(東京・港)を2025年3月27日に開業すると発表した。街のデータを交通系ICのSuica(スイカ)と連動して来街者10万人に訴求する仕掛けを構築する。決済手段にとどまる機能から脱皮を図る「Suica2.0」戦略を掲げ、新たな広域商圏の創出に向けた試金石とする。「羽田空港にも近く、国内外の玄関口として稀有(けう)な立地だ。多くの
JR東日本は、再来年3月を目指している運賃の値上げについて、当初の予定どおりこの秋にも国に申請を行う方針を改めて示しました。 JR東日本は、コロナ禍で減少した利用客の回復が遅れ、物価や人件費が上昇する中、安全対策や老朽施設の更新などに使う資金を安定的に確保する必要があるとして、再来年3月の運賃改定を目指しています。 運賃の値上げは、国の運輸審議会で審査し認可を受ける必要があることから、JR東日本はこの秋にも国に申請する方針を示していました。 31日の決算会見で、伊藤敦子常務取締役は「スケジュール感に変更はなく、準備ができしだい速やかに申請する」と述べ、当初の予定どおり手続きを進める方針を示しました。 去年はオフピーク定期券の導入に伴い一部の区間で通勤定期を値上げしましたが、全面的な運賃の値上げは、消費税の導入や増税の際を除くと1987年の会社設立以来初めてとなります。
その名も「ムーンライトかまた」です。 高校生を除く18歳以上限定 拡大画像 JR京浜東北線のE233系電車1000番台(画像:JR東日本)。 JR東日本首都圏本部は2024年11月10日(日)深夜、大田運輸区構内(東京都大田区)で、夜間撮影会「ムーンライトかまた」を開催します。 展示車両は現行の京浜東北線E233系電車1000番台です。大田運輸区構内開設100周年を記念したオリジナルヘッドマークのほか、蒲田駅開業120周年記念など、過去に京浜東北線で掲出されたヘッドマーク付き車両も撮影できます。 また、集合場所の蒲田駅から撮影会場の構内までは、回送列車に乗って移動する予定です。 開催時刻は午前0時半から4時10分まで。募集人数は32人、最少催行人数は12人です。なお深夜帯のため、参加できるのは高校生を除く18歳以上に限られます。料金は税込み1万8000円です。申し込みは11月6日(水)まで
ノスタルジックな旧スイッチバック駅です。 記憶に新しい赤岩駅の例 拡大画像 かつてはスイッチバックが行われた大沢駅(乗りものニュース編集部撮影)。 JR東日本東北本部は2024年10月31日(木)、奥羽本線の大沢駅(山形県米沢市)について、12月1日(日)から全列車を通過させると発表しました。理由を「列車のご利用が極めて少ないため」としています。 同駅はこれまでも、積雪などにより駅へのアクセスが困難になるという理由で、冬季のみ列車を通過させる措置が取られてきました。10月現在の時刻表を見ると、列車は上下合わせて12本。4時間以上、間隔が空く時間帯もあります。 福島・山形県境の板谷峠を越える山岳区間に位置する同駅は「鉄道の難所」として知られ、かつてはスイッチバック設備が設けられていたほど。現在も駅はシェルターに覆われ、周囲は人家もまばらです。 ちなみに、付近には大沢駅のように、冬季通過の措置
工事が進むJR東日本の「羽田空港アクセス線」。同線には、東武線からの直通列車を走らせる構想や動きがあります。果たして実現するのでしょうか。 東武日光・新鹿沼方面から「羽田直通」目指す動きが始動 工事が進むJR東日本の「羽田空港アクセス線」。この新線にはJR線だけでない“乗り入れ構想”が存在します。宇都宮線の久喜駅で接続する東武伊勢崎線と相互直通運転を行い、埼玉北部や両毛地域と羽田空港を直結するというものです。 また、2024年10月上旬には、東武日光線の沿線自治体や商工会議所などが「東京都心・羽田空港直通電車推進期成同盟会」を設立。東武日光線方面からも羽田空港直通を目指す動きが始動しました。東武線から羽田空港への直通列車は果たして実現するのでしょうか。 拡大画像 東武鉄道の新型特急「スペーシアX」。東武鉄道によると、「スペーシアX」はJR線に対応した保安装置を搭載することで、技術的にはJR
駅のゴミ箱、無くしていいのか? 近年、鉄道会社はとにかく経費節減に熱心である。先日、JR東日本は豪雨で被災した奥羽本線の新庄~院内駅間を、電化設備を撤去したうえで復旧すると発表した。また、同社は駅の“時計”も維持に費用がかかるという理由で撤去を進めているし、現在はいったん取りやめたものの、みどりの窓口も次々に廃止してきた経緯がある。 【写真】駅のホームからゴミ箱が撤去された結果、汚物で溢れかえる自販機横のリサイクルボックス そして、首都圏の鉄道会社が次々に減らしているのは駅のゴミ箱である。読者も実感しているかもしれないが、駅のなかにあるコンビニで買ったおにぎりの包み紙を捨てようと思ったり、読み終えた新聞や雑誌を捨てようと思ったりしたとき、ゴミ箱がなかなか見つからず苦労した経験はないだろうか。特に、旅行でやってきた地方在住者は困惑しているという話も聞く。 関東近郊の鉄道会社で、比較的ゴミ箱が
駅のゴミ箱、無くしていいのか? 近年、鉄道会社はとにかく経費節減に熱心である。先日、JR東日本は豪雨で被災した奥羽本線の新庄~院内駅間を、電化設備を撤去したうえで復旧すると発表した。また、同社は駅の“時計”も維持に費用がかかるという理由で撤去を進めているし、現在はいったん取りやめたものの、みどりの窓口も次々に廃止してきた経緯がある。 そして、首都圏の鉄道会社が次々に減らしているのは駅のゴミ箱である。読者も実感しているかもしれないが、駅のなかにあるコンビニで買ったおにぎりの包み紙を捨てようと思ったり、読み終えた新聞や雑誌を捨てようと思ったりしたとき、ゴミ箱がなかなか見つからず苦労した経験はないだろうか。... つづきを読む
JR東日本は2024年10月29日(火)、管内における利用が少ない路線(区間)について、2023年度の実績を公表しました。同社は「地域の方々に現状をご理解いただくとともに、持続可能な交通体系について建設的な議論をさせていただくため」とし、2019年度分からデータを開示。今回は2023年度の実績に基づき、平均通過人員が2000人/日未満の路線を対象としたところ、開示線区が36路線72区間(昨年度:34路線62区間)へ増加したとのことです。 100円の営業収入を得るのにどれだけの営業費用を要すかを表す「営業係数」が最も高かったのは、久留里線の久留里~上総亀山間で「13580」でした(2022年度は16821)。平均通過人員は、分割民営化によりJR東日本が発足した1987(昭和62)年度比で92%減です。 次に営業係数が高かったのが、津軽線の中小国~三厩間で「13520」。ただし同区間は、202
東京駅を平日18時台に発車する中央線の下り通勤快速4本を対象に、11月1日からホームで「一旦ドア閉め整列乗車」が行われる。JR東日本は中央線快速において、10月13日から「グリーン車お試し期間」をスタート。2025年春からグリーン車サービスの開始を予定している。 2階建てグリーン車2両を連結した中央快速線のE233系が東京駅へ 「一旦ドア閉め整列乗車」の対象列車は、東京駅を18時7分に発車する河口湖行の通勤快速、18時22分に発車する高尾行の通勤快速、18時34分に発車する高尾行の通勤快速、18時51分に発車する大月行の通勤快速。東京駅の中央線ホームとエスカレーターに「一旦ドア閉め整列乗車」の実施を知らせるポスターが掲出されており、対象となる下り通勤快速4本について、「到着後、すぐにはご乗車できません。駅係員による車内点検が終了次第、一旦ドアが閉まります。その後、再度ドアが開きますので整列
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