名刺情報を送り返す場合の操作方法は、Sansanの利用の有無によって異なる。既存ユーザーは、送り手と同様の操作でURLを発行・送信できる。非ユーザーは、届いたURLをタップした際に表示されるQRコードを読み取ると、専用の名刺撮影画面が起動し、名刺の撮影・送信が可能になる。 Sansanは同機能の提供を通じて、「ビジネスパーソンがデジタル版の名刺をアプリ内で発行し、Web上で交換する」という文化を醸成したい考えだ。時期のめどは未定だが、シェアの高いWeb会議ツール「Zoom」やチャットツール「Slack」との連携も検討するという。 Sansanの寺田親弘社長は、11日に開いた記者発表会で「オフラインでの名刺交換の際は、企業名、部署、役職だけでなく、『すてきな名刺だ』『感じのいい人だ』といった情報を無意識にやりとりしている。そうした体験をオンラインでも実現したい」と期待を語った。 パートナー企