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Bill One Engineering UnitのPurchasing Groupでアーキテクトを務める豊田(@helloyuki_)です。今日は業務中に行っているAgentic Codingについて紹介したいと思います。 Agentic Codingとは 定義 Vibe Codingとの違い Claude Codeとは 定義と機能 特徴 IDE(IntelliJ)との統合 実務での利用事例 何をやらせてみたか どうやったか 学んだこと 探索空間を絞る Plan Modeは積極的に利用する docの整備を進める MCPサーバーの活用 作業が軌道にのるまで「手懐け」 Bill OneでのAI駆動開発 まとめ Agentic Codingとは 「Agentic Coding」という言葉を最近にわかに聞くようになってきました。まずAgentic Codingという言葉が何を指すかを押さえておき
こんにちは。SansanのVPoE、大西です。 先日、Sansan技術本部で、全エンジニアが集まる半期総会が開催されました。今回のテーマは「AI時代の挑戦型組織へ」。私はこの場で、Sansanエンジニアリングの現在地と、これからの進化の方向について語りました。 本記事では、総会で私が伝えたかったメッセージを改めてまとめています。Sansanがいま、どのような組織文化と人材を求めているのか。そして、AI時代におけるエンジニアリングの価値をどのように再定義していこうとしているのか。その輪郭を、少しでも感じていただけたら嬉しいです。 なぜ今、「挑戦型組織」への変革が必要なのか? 私たちを取り巻くビジネス環境、そして技術トレンド、特に生成AIの進化は、かつてないスピードで変化しています。この変化は単なるツールの進化にとどまらず、プロダクト開発のあり方、私たちの働き方、そしてビジネスモデルそのものに
Sansan Engineering Unit マスターデータグループ(データ戦略部門)の松本です。 私たちのチームは、「Activating Business Data」というミッションを掲げ、企業の活動の礎となる重要なデータ、いわゆる「マスターデータ」とその利活用という課題に、技術を駆使して向き合っている組織です。 さて、ビジネスデータを扱う上で「住所」は欠かせない情報です。 それは単に「モノを届ける場所」を示すだけではありません。 お客様を深く知るための「解像度」になる: 顧客のオフィスの位置を正確に知ることは、効果的なマーケティングや営業戦略を立てる上で不可欠です。 データ統合の「鍵」になる: 複数のサービスやデータベースに散らばったお客様の情報を「同一人物である」と正しく繋ぎ合わせる(名寄せする)際、住所は氏名と並んで最も重要なキー情報となります。 このように、正確な住所データは
こんにちは、Sansan株式会社 技術本部 研究開発部の田柳です。 2025年5月27日(火)〜30日(金)の4日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催された 2025年度 人工知能学会全国大会(JSAI2025)に参加してきました。弊社はプラチナスポンサーとして協賛し、大田尾・黒木・竹長・田柳・山内が現地参加しました。 私自身、学生時代は経済学を専攻し、現在は契約書データのキーワード抽出技術の研究開発などに取り組んでいます。こうした機械学習系の学会への参加は今回が初めてで、多くの刺激を受けました。 本記事では、印象に残ったセッションや発表、そして会場の雰囲気などをレポートします。 ブースにて、写真左からでの田柳・竹長・大田尾 JSAI2025について 以下、JSAI2025の公式HPから引用します。 JSAI 2025は、人工知能学会(JSAI)が主催する日本最大級のAI学術イ
こんにちは。技術本部 情報セキュリティ部 CSIRTグループ所属の北澤です。Data Hubというプロダクトの開発組織から CSIRTグループのプロダクトセキュリティチームに異動してきて1年が経ちました。 4月21日にSansanでは初めてとなる新卒エンジニア向けの大規模な情報セキュリティ研修を行いました。今まで全社員共通のセキュリティ研修はありましたが、SQL InjectionやXSSなど、開発時に考慮すべき脆弱性対策に特化したエンジニア向け研修を行ったのは今回が初めてになります。本記事ではその研修の内容についてお伝えできればと思います。 研修について タイムテーブル 研修は以下のタイムテーブルで、丸一日かけて実施しました。 研修のタイムテーブル 最初は領域問わず必要な情報セキュリティの基礎に関する講義を行い、午後にSQL InjectionなどをはじめとしたWebに関する攻撃手法の講
はじめに こんにちは、Sansan株式会社 コーポレートシステム部の正木です。ネットワークエンジニアとして、社内ネットワークの設計・構築から運用まで幅広く担当しています。 以前はSIerとして大手キャリア様などに常駐していましたが、より事業に近い立場で企画から運用まで一貫して関与し、自らの手でネットワークを構築したいという想いから、現在のSansanへジョインしました。入社後間もなく、その想いを実現する絶好の機会となる本社移転プロジェクトが始動しました。 本記事では、設計から構築まですべて内製で挑んだ本社移転におけるネットワーク構築の裏側や、そこで得た学び、そして内製ならではの面白さをご紹介します。SIerでの経験を持つネットワークエンジニアの方、事業会社の情報システム部門で奮闘されている方、そして現在オフィス移転プロジェクトに関わっているNW担当者の方々にとって、少しでも共感やヒントとな
こんにちは。 名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている鳥山(@pvcresin)です。 最近は、カフェに入ってコカ・コーラとクラフトコーラがあったら、クラフトコーラを選ぶようにしています。 なんかちょっとオシャレな感じしますよね。 ただ、味の当たり外れが激しいので、素直にコカ・コーラを頼んでおけばよかったと後悔することも多々あります…。 さて今回は、Web版Eightのフロントエンドにおいて、モジュールバンドラーをwebpackからRspackに移行し、ビルドを高速化した話をしたいと思います。 目次 背景 TurbopackとRspack ビルドの移行 ユニットテストの移行 処理時間の比較 まとめ 背景 約5-6年前、Eight内のWebフロントエンド関連のリポジトリは、ほぼすべてがwebpackやそれを内包したCreate React Appでビルド(=バンドル)されていました。
こんにちは。研究開発部のMengsay Loemです。 現在は、帳票などの文書画像から情報を抽出・構造化する「データ化技術」の研究開発に取り組んでいます。 本記事ではその中でも、視覚言語モデルを活用したアプローチに注目し、特に異なる情報抽出に特化したVLM(Vision-Language Model)を統合する方法に関する実験と考察を共有します。 ※ ここで紹介する実験の内容は、実際の当社サービスで用いている技術とは異なります。 背景:帳票情報抽出へのVLM活用とその課題 帳票からの情報抽出には、近年VLMを VQA(Visual Question Answering)形式に適用する方法が注目されています。簡単に説明すると、VQAとは画像に対して質問を自然言語で与え、それに対する答えをモデルが自然言語で返すというタスクです。以下のようなイメージです。 VLMによる情報抽出における入出力帳票
こんにちは。 名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている鳥山(@pvcresin)です。 最近は、社内の謎解きが好きな人たちとリアル脱出ゲームに参加しています。 10人ほど必要なイベントでもすぐに人数が集まるので、社内にコミュニティーがあるのはありがたいですね。 さて今回は、Eightで昨年末から取り組み始めたRubyへの型導入について紹介します。 目次 背景 静的型付けブーム 型チェッカーと関連ツールの概要 SteepとSorbetの実導入による比較検証 比較の結果 採用にあたり気になるポイント まとめ 背景 EightのバックエンドはRuby on Railsで構築されています。 10年以上にわたって開発が続けられてきたこともあり、コードベースは非常に大きく、コードの挙動や開発者の意図を読み解くのに時間がかかる場面も増えてきました。 もちろん、定期的にリファクタリングや不要な機能の
導入 こんにちは。2024年8月に名刺アプリ「Eight」のSREエンジニアとして、Sansan株式会社へ入社した技術本部 Eight Engineering Unit Platformグループの藤原です。日々プロダクトの信頼性に向き合っています。 本記事では、Web版Eightのセッション管理で活用しているAmazon ElastiCache for Redis OSS(以後ElastiCache for Redis とする)を、Amazon ElastiCache Serverless for Valkey(以後ElastiCache Serverless for Valkeyとする)に移行した背景やプロセス、移行後の効果をご紹介します。 セキュリティーアップデート時の運用負荷軽減だけでなく、ユーザーへの影響も最小化し、コスト削減も実現できたため、ElastiCache Serverl
VPoE 兼 インボイス管理サービス「Bill One」のプロダクト開発責任者の大西です。Bill Oneには長らくプロダクト開発責任者として関わってきましたが、しばらく別のことをやっていました。今回2年ぶりにBill Oneを担当することになったため、「今、Bill Oneで働く魅力」をお伝えしたいです。 1. 市場を変えるプロダクト 従来の請求書SaaSは、主に「請求書を発行する」サービスが中心でした。しかし、Bill Oneは「請求書を受領する」SaaSの先駆けとして誕生し、市場そのものを創る挑戦でした。 請求書には「送られたものを受け取る」という特性があります。発行側が紙の請求書を送り続ける限り、受領側の企業がデジタル化を進めたくてもなかなか進められないという課題があり、市場全体のデジタル化が進みにくい状況でした。 Bill Oneはこの課題を解決するために、発行企業の手間を変えず
こんにちは、研究開発部 Architectグループで内定者インターンをしている上田です。 研究開発部では、サービスの拡張や組織変更など、さまざまな要因により、長らく手動で運用しているジョブがいくつか存在しています。今回はその一つをKubernetes の CronJob として実行できるように変更しました。 しかし、その過程で今までローカルファイルにキャッシュを永続化していた部分が使えなくなったのでAmazon S3に移行したところ実行時間が33時間から 291時間まで大幅に増加してしまうという問題が発生していました。 TL;DR C# を用いて CronJob に移行するため S3 にデータをキャッシュしたところ実行時間が大幅に増加した C# 学習とパフォーマンス改善に取り組んだ Elasticsearch へのリクエスト方法を変更し、S3によるキャッシュを廃止してエフェメラルストレージ
Contract One Dev グループの井上です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 私たちのチームでは、先日、「Contract One Cheat Day」と銘打って社内ハッカソンを開催しました。 社内ハッカソンの内容については、社内ハッカソンを開催したら、止まっていた改善が色々進んだ話: Contract One Cheat Day - Sansan Tech Blogをご覧ください。 本記事では、そんな社内ハッカソンにおける取り組みの一つ、”Zod導入”について書いていきます。 Zodの導入について Yupでいいんじゃない? Zodとは、TypeScriptファーストのスキーマバリデーションライブラリです。類似のライブラリとしては、以前から広く使われているYupが挙げられます。Contract Oneでも、これまでYupを採用してきました。 Zodは比較的新しいライブラリ
本記事はSansan Advent Calendar 2024、18日目の記事です。 はじめに YOLOとは? 他の物体検出器と比べてみた 進化の軌跡 YOLOの考察 強みと特徴 課題と制約 YOLOの派生モデルと応用 なんでそんなにバージョンが多いの? でも、名前はずっとYOLOのままなんですけど? まとめ 参考文献 はじめに こんにちは、研究開発部 Automationグループの李欣耘(リキンウン)です。普段はBill Oneの請求書情報に関する作業効率改善に従事しています。 早いもので今年も残すところあと少しです。皆さまはいかがお過ごしでしょうか。先日あざだらけでREDLINEから帰ってきた私は、今年トータル31本のフェスやライブも行ったせいで、とてつもなくお金に困ってます。 今日は、気づいたらversion.11まで公開されたYou Only Look Once(以下、YOLO)に
明けましておめでとうございます。 2024年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか。 私たちSansanでは、本社移転により業務環境が大きく変わり、特に印象的な年になりました。 2025年も、より素晴らしい年になるように頑張りたいですね。 こんにちは。技術本部 Contract One Dev の川崎です。 現場の習慣を変える、契約データベース「Contract One」の開発業務を担当しています。 フレーキーテストをご存知でしょうか。 JetBrains社の記事にフレーキーなテストとは以下と定義すると記載があります。 *1Flaky なテストは、コードまたはテストそのものに変更がないにもかかわらず、合格と不合格の両方を返すテストであると定義されています。 つまりざっくり言うと、実行の度に成功したり失敗したりするテストのことを指してるわけですね。 Contract Oneにおいてもテスト
こんにちは。技術本部Bill One Engineering Unitの豊田(@helloyuki)です。Bill One 開発 Unit ブログリレー2024 Vol.10、Sansan Advent Calendar 25日目の記事です。実は1pxの微妙な画面上のズレが気になって仕方のないタイプです。 私自身はこれまでのキャリアでは、ほとんどバックエンドエンジニアとして過ごしてきました。正確にはバックエンドを主軸としつつ、多少のフロントエンド、クラウドインフラの構築、データエンジニアリングの経験も含みます。それぞれの領域に詳しい詳しくないは多少ありつつ、世間的にいうフルサイクルエンジニアとしてのキャリアを歩んできました。 Bill Oneでは各チームに配属後、ソフトウェアエンジニアは基本的にはフロントエンド、バックエンド、インフラ関係なく、すべての領域の開発を一通り担当します。私も最近
はじめに Bill One 開発 Unit ブログリレー2024の第7弾になります! 技術本部 Bill One Engineering Unit 兼 情報セキュリティ部 CSIRTグループの茂木です。 現在は「かにかん」という名前のチームに所属しており、PdL1という役割を担っています。 日々プロダクト開発だけでなく、CSIRT2兼務者としてBill Oneのセキュリティ向上にも取り組んでいます。 今回は、セキュリティ向上施策の1つとしてBill OneにDependabotを導入して脆弱性を管理できるようにした話、Bill Oneの技術構成だからこそ起きた問題について紹介します。なお、本記事はSansan Advent Calendar 2024の21日目の記事です。 目次 はじめに 目次 背景 Dependabotとは Dependabot alertsの導入 解決策 1: Depe
こんにちは!技術本部 研究開発部 Architectグループの宮地です。1年ぶりのブログ投稿になります。私は23卒として入社し、気づけば 2年目も終わりに近づいています。月日の流れは本当に早いですね。 さて、最近のトピックスとして、年明けから中部支店に異動となりました!大学時代を愛知で過ごしていたこともあり、地元に戻れるのはとても嬉しいです。 中部支店については、先日のアドベントカレンダーで新井が詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。 buildersbox.corp-sansan.com 今回はDatadogを使ってKubernetes(EKS)のMetricsを取得する際の備忘録をまとめます。Datadogは公式ドキュメントが非常に充実していますが、あちこちに情報が散らばっているため、自分たちの実践例も交えながら一元的に整理しました。 本記事はSansan Advent Ca
2024年10月9日、Sansan株式会社はイベント「VPoEの視点で見る組織の進化 〜組織変革とグローバル連携、次世代リーダー育成の戦略〜」を主催しました。イベント会場となったのは、JR渋谷駅に隣接する渋谷サクラステージ。弊社は2024年9月30日に同所へとオフィス移転したのですが、オフィスでのイベント開催は移転後初でした。オフライン&オンラインのハイブリッド形式で開催いたしました。 本イベントでは、キャディ株式会社とSansan株式会社、株式会社メルペイの3社のVPoEが登壇。それぞれ異なる事業モデルや事業フェーズ、開発組織の構造・規模の中で、マネジメントに向き合う3者が、組織変革やグローバル化、ダイバーシティ推進、次世代リーダー育成における実践や課題などをディスカッションしました。今回は、イベントのレポートをダイジェストでお届けします。 <スピーカー> キャディ株式会社 Drawer
はじめに 開発環境のご紹介 dbt run テスト dbt run によって生成されたデータは一定期間で削除する必要がある 開発の影響があるモデルだけテストしたい GitHub Actions を使いたい まとめ はじめに こんにちは。技術本部研究開発部 Architectグループの田辺です。本記事は Sansan Advent Calendar 2024 の 1日目です。弊チームでは新規dbtモデル開発時に dbt run を検証環境で検証してから本番環境へ反映させていました。検証環境にあるデータ量は少なく、ソースとなるプロダクトデータを模したものも検証用のものであるため、そこで期待通りに動作しても本番環境にリリースしてから期待通りでない動作になることがありました。例えば、エッジケースによるデータの不整合・ファンアウトの発生・実際のデータ量に対してはパフォーマンスの問題があるクエリなどが
こんにちは、Digitization部で名刺データ化システムの開発をしている荻野です。 先日弊チームは、名刺データ化システムのDBをAurora2(MySQL5.7互換)からAurora3(MySQL8.0互換)へバージョンアップしました。 DBのバージョンアップは影響が大きい一方で、懸念が完全になくなるまで検証コストを掛けるのが難しい業務だと思います。 この記事では弊チームがどういう向き合い方をしたかのメモを残しておきます。 類似の中〜大規模なDBバージョンアップにどう向き合うかの知見やノウハウの一例として参考にしていただければ幸いです。 Aurora2はすでにEOLを迎えて公式ドキュメントやネットの記事なども多いため、バージョンアップに関する細かい知識や仕様の説明は割愛します。 今回のDBを取り巻くざっくりした情報 どこまで検証すればいいかのラインを事前に引く 低コスト低リターンな検証
こんにちは!技術本部Eight Engineering Unitでサーバーサイドエンジニアをしている常盤です。 名刺アプリ「Eight」では最近、検索機能のうち2つをAmazon CloudSearchからAmazon OpenSearch Serviceに移行しました。今回は、移行した背景やそのメリットを紹介します。 Eightに存在する検索機能 Eightのシステム内には以下のように多数の検索システムが存在しており、その多くがCloudSearchを利用していました。 機能 説明 検索エンジン 所有名刺検索 ユーザー個人が所有する名刺情報を検索する OpenSearch 共有名刺検索 Eight Teamで共有した名刺を検索する CloudSearch ネットワーク検索 Eight上のユーザーを検索する CloudSearch 企業検索 Eight上の企業を検索する CloudSear
Bill One Entry*1の秋山です。 本題へ入る前にお知らせです。12/23、TypeScript を活用した型安全なチーム開発をテーマにイベントを開催します。弊社社員のうち、TypeScript を日々の開発で活用しているメンバーが登壇します。ぜひお気軽にご参加ください。 sansan.connpass.com はじめに モジュラーモノリスとは 保守性が低いとビジネスに悪影響を与える 技術的負債と開発生産性 コード品質とビジネス影響 モジュール分割の方針 方針1:モジュールにDBテーブルを専有させる 補遺:モジュラーモノリスとNoSQL 方針2:モジュール内をレイヤードアーキテクチャとして構成する 方針3:ESLint ルールによって実現する TypeScript 開発にモジュラーモノリスを持ち込む ステップ1:単一のエイリアスを設定する ステップ2:ESLint ルールを設定す
技術本部 Quality Assurance グループの杉本です。元々はプロダクト開発を行っていましたが、QAグループに SET(Software Engineer in Test)チームが立ち上がるということで異動してきました。 チーム発足から、Playwrightを使ったEnd to Endテスト(以下、E2Eテスト)の導入と最初の成果についてご紹介します。 目的と目標 SETチームが発足したのは、今から約1年前の2023年6月です。私ともう1人、同じプロダクト開発を行っていた平田さんの2人で始まりました。 当初の目的は、リリースして間もなかった、月次決算を加速する「Bill Oneビジネスカード」のリグレッションテストを自動化するというものでした。修正や機能追加のサイクルが早く、手動でのテストはどうしても時間がかかってしまい、リリースサイクルに追いつかない、開発へのフィードバックが遅
こんにちは。Quality Assuranceグループで、Bill Oneの品質マネジャーをしている秋元真理子です。現在QAグループで取り組んでいる「ナラティブ文化」についてご紹介したいと思います。 アマゾンで経験した「ナラティブ文化」 本題に入る前に、少し私自身の背景などもお話しさせてください。私は2024年4月1日にSansanに入社しましたが、その前はアマゾン・ジャパンに13年間、グローバル・モバイルQAエンジニアやCXプログラム・マネジャーとして勤めていました。 多くの方が既にご存知の「アマゾンではパワー・ポイントは使わない」、「箇条書きはなし」、「ミーティングが始まると、まずは文章を読む」など、「ナラティブ」または「文章」で表現していく文化に長年触れてきました。 QAエンジニアとしては、正式なドキュメントを書く機会はそれほど多くはなかったのですが、QAプロジェクトや障害などに対す
はじめに 研究開発部の今井海人です。 普段は画像復元や画像の品質評価といった分野に携わっています。 今年はVision-Language Model(VLM)の発展が特筆すべきトレンドだったかと思います。特にGPT-4Vの登場により、画像品質評価におけるアプローチも大きく変わる可能性が示唆されています。最新のベンチマークにおいて、GPT-4Vが人間の画像品質評価に匹敵するほどの精度に到達しており、新時代の幕開けを感じさせます。この記事では、画像品質評価におけるVLMを中心に、いくつかの関連論文をピックアップして紹介していきます。 なお、本記事はSansan Advent Calendar 2023の15日目の記事です。 画像品質評価とは 画像品質評価(Image Quality Assessment, IQA)は、写真や生成画像が人間にとってどの程度好ましいかや、美しいのかを評価することが
こんにちは、Sansan Engineering Unit 部長の笹川裕人です。今回で7回目を迎える「Sansan Tech Talk」では、Sansanのテックリードが日々取り組んでいる技術的な課題や挑戦を深掘りしてお届けしています。今回は、研究開発部で活躍するWebアプリエンジニアの新井和弥にインタビューしました。 ▼連載記事はこちら buildersbox.corp-sansan.com (写真左から)研究開発部 新井 和弥、Sansan Engineering Unit 部長 笹川 裕人 笹川:今日は研究開発部の新井さんにお越しいただきました。新井さん、自己紹介をお願いできますか。 新井:よろしくお願いします、新井と申します。現在、技術本部研究開発部のArchitectグループにあるML Platformチームでリーダーを務めています。Sansan株式会社には約2年半前に中途入社し
こんにちは。Strategic Products Engineering Unit SREグループの辻田です。 みなさんはE2Eテストを実施していますか?E2Eテストは、ユーザの操作に近いシナリオをシステム全体で検証する重要なプロセスですが、手動や複数ブラウザでのテストは時間がかかり、頻度も低くなりがちですよね。 今回は品質、信頼性向上を目的に、PlaywrightとGitHub Actionsを使ってE2Eテストの自動化を実現し、テストを高速化・多ブラウザ対応にした経験について紹介します。 なお、本記事は【Strategic Products Engineering Unitブログリレー】という連載記事のひとつです。 Before: 5時間かかっていたChromeのみのテスト 導入前は、E2EテストはChromeに限定して実行していましたが、それでも約5時間を要していました。スプシで管理
こんにちは。技術本部Sansan Engineering Unit Master Data Groupの古本です。 普段は、営業DXサービス「Sansan」の名刺交換した人や企業に関するニュースを表示し、お知らせする「企業ニュース」や「企業情報」を扱うシステムの開発をしています。 最近、マイクロサービスで作られた企業ニュースのシステムをモノレポ構成に移行しました。 今回はその時に行ったことについて話します。 モノレポ(mono repo)とは 本ブログで類似の記事があったので引用します。 一連のソースコードを単一のリポジトリで管理している状態のことです。 特に、実装言語、またはサブシステムやドメインといった何らかの区切りでリポジトリを分けている場合に、それらを集約することをモノレポ化と言います。 マイクロサービスアーキテクチャのリポジトリ構成を漸進的にモノレポに移行した話 今回も複数レポジ
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