訪米中の萩生田光一経産相は5日(米国時間4日)、レモンド商務長官などと会談後に記者会見し、米国に対して液化天然ガス(LNG)の増産を要請したことを明らかにした。2021年10月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 5日 ロイター] - 訪米中の萩生田光一経産相とレモンド商務長官は5日(米国時間4日)に会談し、半導体のサプライチェーン(供給網)において、半導体製造能力の強化・多様化、半導体不足に対する緊急時対応の協調、研究開発協力の強化などを進めることで合意した。萩生田経産相は会見で「多角的・重層的な協力を進めていくとともに、他の有志国を含めた連携を日米でけん引していく」と述べた。 日米両国は、オープンな市場、透明性、自由貿易を基本とすることなどで合意し、「半導体協力基本原則」として発表した。萩生田経産相は日本がかつて「日の丸半導体」として1国で進めようとして失