死者の口が開いた! パルパティーンが生きていたというツッコミどころを冒頭にさらっと済ませた思い切りのよさは素晴らしいと思う。 本編はピタゴラスイッチのように展開がひたすら連打されていく感じで、連続ジャンプなどの新しい絵もありつつ、イウォークまで登場する物量作戦で最後まで見させられる。ただし脚本はかなり雑で、「あれえ困ったぞ」「そうかこうすればいいんだ」みたいな展開が秒で乱打されていくので、見ていてだんだんどうでもよくなってくる。ハリソン・フォードやマーク・ハミルが律儀に出てきてくれるのはありがたやありがたやと拝みたくなる一方、死んだ人がカジュアルに復活する鳥山明的世界観が旧三部作よりも強まっており、レイアが死のうがチューバッカが死のうがみんな死のうが霊体になって会えるヨという感じであまり哀しくない。 ストーリーの要素が多い分芝居場が少ないのも問題で、レイとレンという極めて印象的な主人公ふた