無線LANチップの脆弱性を悪用して暗号通信を傍受する手法が公開された。この手法は「Kr00K」と呼ばれており、さまざまなデバイスが影響を受けるという(PC Watch、ESETの発表、welivesecurity、、ESETによるホワイトペーパー)。 特定の無線LANチップではセッションの切断(ディスアソシエーション)時に、不具合によってその値がすべて0の暗号鍵でデータが送信されてしまうという。BroadcomおよびCypress製の無線LANチップでこの脆弱性が確認されており、ESETの検証では複数のApple製品やGoogle Nexusシリーズ、Samsung Galaxyシリーズ、Raspberry Pi 3、AmazonのEchoやKindleなどで問題が確認されたとのこと。 すでに主要メーカーはパッチのリリースを行なっているとのことで、メーカーからの告知を確認した上でアップデー