ホーム ブログ 宣教・教会・神学 【インタビュー・LGBT】多様な一人一人は神の豊かな創造のみ業 『LGBTとキリスト教』の執筆者・内田和利さんに聞く(後編) 前編から続く ───『LGBTとキリスト教 20人のストーリー 』に登場する人たちは、教会に傷つけられ、教会から離れてしまっている人もいます。外から教会を見たとき、どんなことを思われますか。 内田:「自分が見えている世界だけではない」ということをどれだけ忘れないかが大事だと思います。聖書に「自分がしてほしいことを相手にしなさい」というのがありますが、それって気をつけなければならないと思っています。自分がして欲しいことと、相手がして欲しいことが一緒であればいいのですが、全てが一致することはほとんどないわけですから、相手が本当に何を望んでいるのかを考えることが一番大切なのではないかと思います。 ───自分基準の思いやりは、悪意がないだけ