アンタレス (Antares) はアメリカ合衆国のオービタル・サイエンシズ社(OSC、2015年以降オービタルATK、2018年以降ノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズ)により開発され、打ち上げられている中型ロケット。2013年4月21日に初打ち上げが行われて成功した[5]。 当初の計画名はトーラスIIで、2011年にさそり座の1等星アンタレスにちなんでアンタレスと命名された。同社のロケットは、ペガサス、トーラス、ミノタウロスというようにギリシア神話にちなんで命名されている[6]。 開発中の後継機、アンタレス330は、2025年6月打ち上げを目標としている[7]。 アンタレスはアメリカ航空宇宙局 (NASA) の商業軌道輸送サービス (COTS) の契約に則りシグナス補給船を打ち上げるロケットとして開発されており、デルタ IIとほぼ同じ規模、OSCが保有しているロケットとアト