名古屋市内の入浴施設で女性を盗撮したとして逮捕されたのは、63歳の母親と37歳の息子でした。 ヘアブラシやタオルなどが入った手提げのカゴに仕込まれていたのは盗撮に使われたカメラ。 愛知県迷惑行為防止条例違反の疑いなどで逮捕されたのは、名古屋市北区の無職、関明範(せき・あきのり)容疑者(37)と、母親で会社員の関佐登美(せき・さとみ)容疑者(63)です。 警察によりますと、佐登美容疑者は11月30日午後8時頃、名古屋市守山区の入浴施設で、女性大浴場と脱衣所に小型カメラを仕込んで複数の女性を盗撮した疑いで現行犯逮捕されました。 その後の調べで佐登美容疑者が「息子の指示でやった」などと話したことから、明範容疑者の関与が浮上し逮捕されました。 警察の調べに佐登美容疑者は容疑を認めていますが、明範容疑者は「助言や指示はしたが、全ては共謀していない」と、容疑を一部否認しているということです。