PLANT(本社福井県坂井市、三ッ田佳史社長)直営のバーガーショップ「JJバーガー」初の路面店「JJ Plus!(ジェイジェイプラス)」が12月10日、PLANT―2坂井店(同市)そばにオープンした。看板商品の国産牛肉100%使用のハンバーガー(税込み490円~)をはじめ、ハムやチーズを挟んで焼き上げたパン「パニーニ」(同200円~)などを、出来たてで提供する。 バーガー類のほか、揚げたての唐揚げやサラダなど総菜類も充実。アジフライやサバのみそ煮など好きなおかずを組み合わせてオリジナルの弁当を提供するサービスがある。担当者は「いつでも気軽に、本格的なテークアウトを楽しんで」と話す。 イートインコーナーも併設。PLANTアプリから事前に注文・決済するモバイルオーダーも利用できる。
小林化工(本社福井県あわら市)が製造した爪水虫などの治療薬イトラコナゾール錠50「MEEK」に睡眠導入剤成分が混入した問題で、同社は原因について「原料を取り違えたヒューマンエラー」と説明した。最終検査でも異常が見落とされるなど、製造工程で何重ものミスや不手際が浮かび上がった。専門家は「やり方がずさんという印象を受ける。全体的に管理体制が甘かったのでは」と厳しく指摘する。 同社などによると、混入は、加工途中に目減りした原料をつぎ足す作業で発生。同錠剤の工程は、原料の計量や乾燥、粒子の均一化など数日にわたり、有効成分であるイトラコナゾールは機械に付着するなどして目減りする。作業はチェック役と2人一組で行う規程だが、当時は1人で行っていたという。 ⇒検証小林化工1_異変伝える1本の電話 本来投入するイトラコナゾールは高さ1メートル程度のドラム缶のような容器に入っているのに対し、取り違えた睡眠導入
睡眠導入剤成分が混入した経緯などを報道陣に説明する小林化工の小林広幸社長(中央)ら=12月12日、福井県あわら市矢地 「そちらで処方された薬をのんでいた人が、意識消失で救急搬送されました」―。11月27日、岐阜県高山市の久保賢介医師(63)の元に、救急病院から連絡があった。59歳の男性が車を運転中に意識を失い、溝に脱輪したという。“異変”の始まりだった。 ×× 久保医師は、内科とアトピーの治療を専門とする有床診療所の院長。59歳男性の救急搬送以後、入院患者4人についても普段と様子が違っていることに気が付いた。朝食を食べたら夜まで寝ていたり、起こすと記憶を一部失っていたりすることがあった。 他の外来患者に関しても、12月2日の朝には30代女性が意識がもうろうとした状態になり寝てしまった。32歳の男性は配送の仕事中にトンネル内で意識がなくなり、センターラインのポールに衝突した。本人は当時の記憶
北陸旅行(福井県福井市大和田2丁目)など県内4社は、着用する人の鼻や口元を忠実にプリントするオーダーメードマスク「顔がわかるHAPPY MASK」を共同開発し、本格的な販売を始めた。新型コロナウイルス感染防止でマスク着用が日常的になる中、顔全体が分かりやすくなり「表情を大切な接客業などに活用してもらえれば」と関係者は話している。 同社のほか、ニット生地製造の福井経編興業(福井市西開発3丁目)、染色加工のユティック(坂井市春江町田端)、衣料品企画製造販売のパワーズ(越前市小野谷町)が開発した。 マスクは横32センチ、縦11センチと顔半分ほどを覆う大判。着用する人の顔を正面から撮影した画像を基に、鼻や唇、ほおなどを立体に見えるよう忠実にプリント。着用しても誰なのか判別しやすいという。ポリエステル、ポリウレタン製でソフトな肌触りに仕上げた。1枚2980円(税込み)。2021年3月末までに約1万枚
2023年春の開業が遅れる見通しとなった北陸新幹線金沢―敦賀間の工期短縮、建設費縮減策を検討する国土交通省の検証委員会は12月9日、開業遅れを1年半から1年に短縮する中間報告を取りまとめた。2880億円増大する見込みの建設費は222億円縮減できるとした。国土交通省が同日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)に報告した。
医薬品製造販売の小林化工(本社福井県あわら市)は12月7日、同社工場で製造する経口抗真菌剤「イトラコナゾール錠『MEEK』」全3種の製造を中止し、全てのロットを自主回収すると同社ホームページで発表した。厚生労働省の承認を得ていない製造工程が判明したため。 この錠剤を巡っては、一部ロットで製造時に睡眠導入剤の成分が混入し服用者に健康被害が発生、4日から自主回収している。 イトラコナゾール錠は、爪水虫やカンジダ症などの治療に用いる医療用医薬品。新たな回収対象は、同社と製薬会社「Meiji Seika ファルマ」が販売している、イトラコナゾール錠50、同100、同200。使用期限は2020年12月~23年10月の製品。 小林化工によると、睡眠導入剤の混入を受け、イトラコナゾール錠の製造工程を調査する中で、国の承認書に記載のない工程で作っていたことが判明した。原料を計量や混合する工程で、現行の基準
福井県美浜町沖で珍魚「テングノタチ」が捕獲され11月28日、坂井市の越前松島水族館で展示が始まった。生態はほとんど分かっていない希少な深海魚で、銀白色の謎めく魚体が親子連れらの関心を集めている。29日まで。 細長いリボン状の体形で全長約1・5メートル。てんぐの鼻のように突き出た頭部が特徴。深海魚「リュウグウノツカイ」の仲間で、25日、美浜町沖の大型定置網に入った。同水族館での展示は初めて。 死んだ個体を屋外で氷水で冷やして披露しているが、標本にするため展示は2日間限定。岐阜市から訪れた親子は「頭の形が変わっていて不思議な魚だね」と眺めていた。 水族館によると、リュウグウノツカイより希少だという。担当者は「とても珍しい魚だが、今秋は若狭湾でほかに少なくとも3例見つかっているようだ。複数の発見が何を意味しているのかは、さっぱり分からない」と話している。
ふくい産業支援センター(福井県坂井市)は11月18日、サーバー上の全データが消失して使用できなくなったポータルサイト「ふくいナビ」について、12月末までに復旧するめどが立ったことを公表した。 同センターは、11月5日の公表時点で復旧は不可能としていた。その後、センター内にバックアップが保存されていることが判明。バックアップを元に復旧を急ぐ。同センターは「利用者や関係者に心配と迷惑をかけたことを改めておわびする」としている。 データ消失は、同センターにサーバーを賃貸していたNECキャピタルソリューション(東京)が契約更新に伴う手続きを怠ったため発生。ふくいナビのシステムプログラムと、登録されていた県内公的機関の産業・企業支援情報約200件、メーリングリスト287件が消えた。
国土交通省は11月11日、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームの会合で、2023年春を予定する北陸新幹線金沢―敦賀間の開業時期について、工事の遅れから1年半延期が必要と報告した。建設費は現在の計画から約2880億円膨らむとの試算も明らかにした。
福井県は10月22日、新型コロナウイルス感染者らへのインターネット上の誹謗中傷や差別に対し、11月4日からモニタリング(監視)を実施すると発表した。中傷の書き込みがないか人工知能(AI)を使ってチェックする仕組みで、問題のある投稿があれば県が画像を保存し、被害者らからの相談に応じて提供する。中傷や差別の抑止、早期の投稿削除につなげていく。 県によると、AIを使った仕組みは全国で初めて。杉本達治知事は22日の記者会見で「残念ながら、誹謗中傷が絶えない状況が全国でも県内でも多発している。AIで幅広くキャッチできるようにしたい」と期待を込めた。 ネットに精通した専門業者に委託して実施する。会員制交流サイト(SNS)や掲示板、動画投稿サイトなどを対象に、特定のキーワードで自動検索した後、AIが中傷、差別に当たるものを選別。抽出された書き込みを人の目で最終確認した後、画像とともに県に報告する。 県人
北陸新幹線金沢―敦賀間の建設工事で一部工期が逼迫(ひっぱく)し、2023年春の開業が遅れるのではないかとの懸念が広がっている。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)は年末までに、どのような結論を出すのか。自民党整備新幹線等鉄道調査会の稲田朋美会長に現状を聞いた。 ―現状をどう見ている。 「工期が逼迫している工事箇所や不調、不落が頻発した入札などについて、国土交通省などから説明を受けた。その上で私の疑問点を投げているが、詳細な説明をまだ受けていない」 ―疑問点とは何か。 「工期の逼迫や建設費が上振れする恐れを予見できなかったかが、ポイントだ。なぜ今になって出てきたのか。並行在来線の問題やまちづくりなど、沿線自治体に与える影響が大きい。具体的な工期短縮策も示すよう求めている」 ―自民党総裁選中の9月、菅義偉首相が県議とのウェブ会議で「予定通り延伸できるよう対応する」と発言した。国交省
若者を中心に人気を集めていたタピオカの輸入量が今年に入って急減している。かつてはタピオカドリンク専門店の開業が相次いでいたが、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や訪日外国人の減少で店じまいをする店が続出。ブームの終わりを指摘する声も出ている。 ■相次ぐ撤退 大阪税関によると、全国のタピオカ輸入量は2018年ごろから増え、19年8月には約2600トンまで急増した。ただその後は減少し、20年8月には約270トンまで落ち込んでいる。 若者の町として知られる大阪市の繁華街・ミナミ。昨年の夏から秋にかけては訪日外国人も多数訪れ、街中に多数あったタピオカ専門店は長蛇の列ができていた。しかし今は昨年の光景は見られず閉店や撤退を決めた店も出ている。今も営業を続ける店舗の20代女性店員は「ピークだった時は週末だと1日に千杯ぐらい売れていたが、今は3分の1にも満たない」と漏らす。 信用調査会社の東京商工
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