滋賀県の琵琶湖畔の近くには、近江商人のふるさである『五個荘』という町があります。その町で食べた忘れないほどの美味しい湖魚料理があるというのです。 紀行作家・郷土料理写真家の飯塚玲児さんが、今回この近江商人の故郷で食べた鮒料理を紹介しています。飯塚さん曰く、旨すぎて言葉がでない代物だそうです。 近江商人の故郷で食べた“鮒の子つき”(滋賀県東近江市・長浜市) image by:飯塚玲児 琵琶湖畔に五個荘という町がある。お隣の近江八幡などと並んで、近江商人のふるさとと呼ばれているところだ。 同じ近江商人のふるさとでも、二つの町の商人は考え方が違う。 近江八幡の商人は、出世して江戸など都会に進出を果たしても、本店は地元に置いたままなのだそうである。 一方で五個荘では、江戸や京・大坂でひと旗揚げて本店を都会に移転し、しかる後に地元に戻って“故郷に錦を飾る”という風潮があるのだという。 したがって、二
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