.NETでは、不要と判断されたオブジェクトはガベージコレクタによって自動的に収集されます。 new等の構文によってオブジェクトを作成できる一方で、delete object;のような構文等によって明示的にオブジェクトを破棄・解放することはできません。 .NETでは、明示的にオブジェクトを破棄するためのインターフェイスとしてIDisposableインターフェイスが用意されています。 このインターフェイスは、オブジェクトが不要になった時点で速やかに解放すべきリソースを保持していることを表し、またそのリソースの破棄を明示的に行う手段(Disposeメソッド)を提供します。 一例として、ファイルの読み書きを行う(=ファイルハンドルを保持して操作する)ためのクラスFileStreamは、IDisposableインターフェイスを実装しています。 (§.IDisposableインターフェイス) C#/V