米マサチューセッツ州の新興企業ZINK Imagingは1月30日、インクカートリッジやリボンを使わなくても、フルカラーのデジタル画像が印刷可能な技術を開発したと発表した。 技術の中核となっているのが「ZINK」紙。紙に埋め込まれた染料の結晶がZINKプリンタが発する熱に反応、紙の上にイメージを作り出すという。 ZINKの印刷技術ではカートリッジが不要なため、小型化が期待できる。同社はモバイル印刷市場をターゲットとしており、今年末には提携企業が同社技術による携帯プリンタを市場投入する見通しという。
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