志賀原発、取水槽水位3メートル変動 津波の到達高さ調査へ―北陸電 2024年01月02日21時50分配信 北陸電力の志賀原発=2日午前、石川県志賀町(時事通信チャーター機より) 石川県能登地方で起きた最大震度7の地震で、北陸電力は2日夜、志賀原発1、2号機(同県志賀町)の敷地内にある取水槽の水位が約3メートル変動していたと発表した。同社は同日午前の説明では「有意な変動はなかった」としていたが、訂正した。 能登は風雨強まる恐れ 土砂災害に十分注意―気象庁 取水槽は敷地前面海域から海水を約500メートル引き込んだトンネルの先にあり、3メートルの変動は敷地前面の津波高さを直接示すものではないという。北陸電は今後、同原発に到達した津波の高さを調査するとしている。 北陸電によると、志賀原発は1、2号機とも2011年から停止中。敷地高さは約11メートルで、能登地方では一時大津波警報が発令された。 外部