関東地方が記録的な大雪に見舞われた2014年2月15日、東急電鉄東横線・元住吉駅で列車の衝突事故が起きた。プラットホームを通り過ぎた先行列車が位置調整のため後退しようとしていたところに、後続列車が突っ込んだのだ。後続列車は、衝突位置の約600m手前で非常ブレーキを掛けており、積雪時対策の「耐雪ブレーキ」も使用していた。対策を打っていたにもかかわらず、列車はなぜ止まれなかったのか。「どうしてこん
![積雪対策ブレーキは機能したか、東横線列車衝突事故 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c93373b2dfc0a3a21bbfe39735a0fa33d9adc3a1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO7057277030042014000000-6.png%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D19b6198106ad3e8c4e15f17b8b59c89e)
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
10月に開業50年を迎える東海道新幹線では、老朽化による事故を防ぐため10年間の予定で、トンネルや鋼橋(鉄橋)、コンクリート高架橋などの大規模改修工事が進められている。1975~81年度の若返り工事では半日程度の運休を44回実施したが、JR東海によると、新しい工法や部材の開発で新幹線を止めずに工事できるようになったという。■JR東海、工期は10年 今回の大規模改修の工期は2013~23年3月の予定だ。対象は東京―新大阪の全線にある66トンネル(総延長68・6キロ)、233鋼橋(同22・1キロ)、コンクリート高架橋(同148キロ)。JR東海はほぼ連日、各トンネルや橋梁(きょうりょう)の工事現場に1日あたり計1千~2千人を投入。一部の橋梁ではゴールデンウイーク期間中も工事が進められているという。 4月15日未明、終電後の星越(ほしこし)トンネル(愛知県蒲郡〈がまごおり〉市大塚町、約400メート
第3世代となる新試験車両の走行試験が始まった軌間可変電車(フリーゲージトレイン、FGT)。日本以外の軌間可変車両といえば、すでに営業運転を行っているスペインの例が世界的に有名だが、他にもさまざまな技術が開発されている。主な軌間可変システムをまとめてみた。 【スペイン】 実用的な成功例として最も早く軌間可変車両を実現したのはスペインだ。スペインの在来線は軌間1668mmの広軌で建設されたため、日本の新幹線と同じ標準軌(1435mm)を採用している欧州他国への乗り入れには国境での台車交換が必要だった。 これを解決したのが、1968年に登場した軌間可変機構を備えた1軸連接客車「タルゴIII RD」形だ。「タルゴ」はもともと、曲線の多いスペインの在来線(広軌・1668mm)を高速走行することを目的に開発された客車で、カーブでの通過をスムーズにするために左右の車輪を結ぶ車軸がなく、それぞれが独立して
少子高齢化や過疎化の進行で地域の貴重な移動手段であるローカル鉄道の廃止が後を絶たない。これを食い止める手段として注目を集めているのが「蓄電池電車」だ。電車のような架線や維持設備が不要で、軽油によるディーゼル運転と比べても格段に省エネで運転することが可能だ。そうしたメリットを活用することで、廃線の危機から立ち直る救世主として期待が高まっている。その一方、電池の性能面での限界から営業運転で利用するに
神戸製鋼と東大が共同開発した移動式ホームドア「どこでも柵」。列車のドアの位置に合わせて戸袋と扉が移動する=2012年11月、千葉市稲毛区、中田絢子撮影新型ホームドアのイメージ 【中田絢子】線路への転落や電車との接触を防ぐ「ホームドア」が、首都圏の駅で普及し始めた。ドア位置が異なる電車が乗り入れる駅用も完成。JR山手線でも導入計画が前倒しされる。 ■秋にも駅で試験運用 模型のホーム上で、扉(幅約1メートル)と戸袋(幅1・4メートル)を組み合わせたユニット二つが、秒速80ミリでゆっくりと動きながらパズルのように組み替わった。 神戸製鋼所と東京大学生産技術研究所が開発した新型の移動式ホームドア「どこでも柵」。9月末には実際の駅で試験運用を始めたいという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービス
エコエネルギー振興の切り札として、大阪でEV(電気自動車)タクシーが導入されたのは2011年2月のこと。 「新エネルギー関連産業を育てようと、府が日産自動車、タクシー会社約30社の協力を得て50台のEVタクシー(日産のリーフ)を導入しました。1台につき府から100万円、国から78万円の補助金が出るため、タクシー会社は1台のEVタクシーを割安価格の200万円で導入できました」(大阪府・新エネルギー産業課) タクシー業界の期待も大だった。 「何しろ運転していて疲れない。揺れ、ノッキングがなく、滑るように走る。電気代もガソリン代よりはるかに安くて済むし、故障も少ない。将来はEVタクシーが主流となるのは間違いない」(大阪市内のあるタクシー会社) そんな評判を聞きつけてか、JR大阪駅に隣接するデパート脇に設けられたEVタクシー専用乗り場には、乗客が連日、行列をつくったものだった。 あれから丸2年。福
印刷 新型ホームドアのイメージ新型ホームドアの模型。レールの上を列車の種類に合わせて移動する=神戸製鋼所提供 乗客がホームから転落したり列車と接触したりする事故を防ぐ効果が大きいホームドア(可動式ホーム柵)。車両のタイプごとに扉の位置が異なる路線での設置が進まないなか、列車の扉の位置に合わせて、ホームドアの側を動かす新型の開発が進んでいる。国土交通省も支援を始めた。 ホームドア設置は、東京都のJR山手線・目白駅で1月に全盲の男性がホームから転落して死亡した事故などをきっかけとして、視覚障害者団体を中心に要望が強まっている。全日本視覚障害者協議会(事務局・東京都)の調査によると、視覚障害者のホーム転落事故は1994年から全国で少なくとも38件起きており、うち18人が亡くなっているという。同協議会は、「落ちないホームを一日も早く実現してほしい」と、国交省やJR東日本などにホームドアの早期設
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く