ライトアップされた「もみじのトンネル」を走り抜ける展望列車「きらら」(2017年11月2日午後5時25分、京都市左京区) ライトアップされた紅葉の中を走る叡山電鉄の「もみじの列車」運行が3日から、京都市左京区の出町柳駅-鞍馬駅間で始まる。2日夜に試験点灯が行われ、ほんのり色づいたモミジが夕闇に浮かぶなか、秋の始まりを告げる列車がゆっくりと進んだ。 叡山電鉄の市原駅-二ノ瀬駅間の「もみじのトンネル」は約250メートルの区間に、イロハモミジやオオモミジなど約280本が植えられている。今年からライトアップの照明約120基をすべてLEDに切り替えた。叡山電鉄によると、台風による目立った被害もなく、今年は例年に比べてやや早く色づき始めたという。 午後5時すぎに照明が点灯され、うっすらと赤や黄に染まったモミジを照らし出した。車両側面に広い窓を設けた展望列車「きらら」は車内照明を切り、徐行運転でゆっくり