市場規模の大きさから、海外メーカーやスタートアップの新規参入も多いスマートフォンだが、その事業を継続できているところは思いのほか少ない。XiaomiやOPPOのような大手メーカーが定着しているのは、むしろ例外と言っていいかもしれない。そんな中、キャリアショップや併売店の「テルル」を運営するピーアップが開発したMode1シリーズは、着実にラインアップを増やし、販路も徐々に広げている。2015年12月に発売した初代Mode1から丸6年がたった今でも、変わらず端末を投入し続けている。 スタンダードなSIMロックフリーのスマートフォンを投入してきただけでなく、フィーチャーフォンのように折りたためる「Mode1 RETRO」や、横幅が狭く手にフィットする「Mode1 GRIP」といった一風変わった端末を投入しているのも、同社の特徴といえる。価格は端末ごとに異なるが、2万円前後から3万円前後に収まって
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