また、ソフトバンクグループとしての長期的戦略は一緒に議論するが、ARMの経営の自律性、中立性、独立性は維持していくとも話しました。 孫氏は、「新しくパラダイムの変革が起きたときに、その最初にアグレッシブに投資することが成功の秘訣だと考えている」と説明。いま、次の大きなパラダイムとしてIoTが来ていることが、ARM買収の理由だと説明しました。 「インターネットのメインストリームがPCから携帯電話に移り、次の動きは携帯電話だけではなく、半導体が中に入っているものはすべて、消費者家電、自動車、インフラなど、半導体が中に入っているものはすべてつながっていく」(孫氏) 2015年の時点でARMベースのチップは150億近く出荷。この成長がこれから数十年にわたって成長し続けていくことを信じていると孫氏。 「これから5年はIoTに関する投資期間で、そのあと10年、20年と大きく成長してくと考えている」(孫