米Ask.comは11月9日、独自のアルゴリズム検索エンジン開発をやめることを明らかにした。 「独立したWeb検索への投資は、当社の戦略には必要ないし、市場でも必要とされていない」とし、今後はサードパーティーの技術を活用する方針を示した。複数のサードパーティーのデータフィードを統合することで、社内開発した検索エンジンと同等の検索体験をずっと低いコストで提供できるとしている。 同社はベイエリアの本社にリソースを統合し、米ニュージャージー州エディソンと中国杭州のオフィスを閉鎖する予定だ。 Ask.comは1997年に検索エンジンサービスを開始した老舗だが、米国におけるシェアは3%台と低迷している。