sshにはダイナミック転送という機能がある。この機能を使うと、sshはアプリケーション側にはSOCKSプロクシとして振る舞うが、そこからsshの接続先までは暗号化された状態で通信が行われる。 これだけだと通常のトンネリングとどう違うのかよくわからないかもしれないが、ダイナミック転送の場合は転送ポートを指定する必要がない。ここがダイナミックと表現される所以だろう。 例えば、オフィスAにある開発サーバdev1にオフィス外からアクセスしたいとする。しかし、dev1はオフィス外には公開されておらず、踏み台サーバladd1を経由してしかアクセスするしかない。ladd1はsshのみが動いており、これまではsshのトンネリング機能を使ってアクセスしてきたのだが、ウェブアプリケーションをデバッグする際はいちいちウェブアプリケーションのポート毎にトンネルを掘るのが面倒くさい。オフィスに限らずデータセンターへ
マイクロソフトリサーチが、AjaxによるWebアプリケーションを最適化して起動速度を改善するツール「Doloto」をの公開を、9月8日から開始しました。 DolotoのWebページの解説によると、Dolotoとは「Download Time Optimizer」の略であり、またロシア語で「彫る、干渉する」という意味の単語だとのこと。発表されている資料を基にDolotoがどのようなツールなのか、紹介していきましょう。 JavaScriptのロードを最適化するDoloto 最近の大規模なWebアプリケーション、例えばGMailやGoogle MapなどのAjaxで開発されたアプリケーションは、Webページを呼び出した時点で大量のJavaScriptコードをサーバからWebブラウザへとダウンロードするため、起動に時間がかかるようになってきています。 DolotoはこうしたWebアプリケーションを
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