日本株が好調である。2022年は米国株が苦戦するなかディフェンシブな動きをし、2023年は日経平均株価がバブル後の最高値を更新した。 そんな今、高配当株が再評価されている。そこで今回は、連続増配株の代表格である「KDDI」を取り上げる。長期投資することで、配当利回りが魅力ある数字になることを知ってほしい。 2冊目の著書『月20万円の不労所得を手に入れる! おけいどん式ほったらかし米国ETF入門』(宝島社)が好調な桶井道(おけいどん)氏が解説する。桶井氏は、世界の高配当株および増配株に投資しており、KDDIも保有銘柄の1つだ。 日本株で20年以上連続増配は貴重な存在 新型コロナウィルス感染症の流行、ロシア・ウクライナ戦争、世界的なインフレーション、米国の利上げおよびリセッションの恐れ、先鋭化する米中の覇権争い……様々な要因により、米国株は2022年から厳しい株式相場が続いてきました。 対して