イタリア北部ロンバルディア州ベルガモ近郊の教会に並べられたひつぎに祝福を与える神父(2020年3月28日撮影)。(c)Piero CRUCIATTI / AFP 【4月4日 AFP】イタリア・ミラノ(Milan)の市当局は2日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って遺体が急増し、火葬が追いつかない事態に対処するため、市内にある主要な火葬施設を4月いっぱい閉鎖すると決定した。 140万人近い人口を抱え、世界のファッションの都、そしてイタリアにおける金融の中心地でもあるミラノは、2月以来封鎖下に置かれており、市は「火葬を待つ遺体が徐々に、かつ絶えず増え続けている」と認めた。 ミラノ市議会はウェブサイト上で、ランブラーテ(Lambrate)火葬場での待ち日数が20日間に達しており、これ以上長引けば「衛生上の問題」を招く恐れがあることを明らかにした。 市当局は、火葬を待つ遺体の数については明らかにし
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