石川県に深刻な被害をもたらした能登半島地震。被害が拡大した要因の一つに住宅の耐震化の遅れが指摘されている。南海トラフ地震の発生が危ぶまれる知多半島内では、耐震化率(1981年に導入された新耐震基準を満たした住宅の割合)が全国平均約87%(2018年)を上回っているのは東海、大府の2市のみとなっている。 (高橋貴仁) 各自治体への取材などによると、半田市は86%(2022年度)、常滑市は81・7%(20年度)。知多市は82・7%(23年4月)、美浜町は72%(19年1月)、東浦町は82・6%(23年1月)、阿久比町は86・6%(23年1月)、武豊町は85・9%(18年度)、南知多町は71・3%(18年度)。全国平均を上回った東海市は89・5%(20年度)、大府市は91・8%(20年度)。...
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