アップルはMacBook ProおよびiMacの新製品を発表した。これらで使われているのが、同社の新プロセッサー「M3」シリーズだ。 アップルがMacに独自開発プロセッサを使うようになって3年が経過し、M1からM3へと世代交代している。 世代を追ってプロセッサーが性能アップしていくのはマーケティング上も当然のことで、そのこと自体に驚きはない。 だがよく見ると、無印・Pro・Maxという3つのバリエーションも、実は細部を見ると過去とは少し変わった状況がある。 取材のなかから見えてきたのは、アップルの新しい半導体戦略だ。
![アップルの「次世代の半導体戦略」が見える「M3チップ」独特の設計とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e673c5a7a4d586eae90eb84064b26f97e02c68f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2023%2F11%2F02%2Ftimcook.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)