コーヒー通販のブルックス、なぜ原宿にコンセプトショップを開いたのか?:「本格ドリップコーヒーが1杯19円」バナーでおなじみ(1/2 ページ) 「本格ドリップコーヒーが1杯19円」。こんなキャッチコピーが躍る広告を目にしたことがある人も多いだろう。 この会社は今から47年前、小さなお茶屋として商いをスタートさせた。その後、茶類やコーヒーの通信販売で事業成長を遂げ、今やフィールドを海外に広げつつある――。横浜市の閑静な住宅街の一角に本社を構えるブルックスグループだ。 ブルックスは、コーヒーのドリップパック通販の先駆けとして、主に40代~60代の主婦層をターゲットに売り上げを伸ばしてきた。現在の会員数は約700万人に上る。 長らく国内向けビジネスが中心だったが、海外での“和食ブーム”などもあり、次第に国外の消費者からの問い合わせが増えてきた。特に多かったのは、やはり日本茶商品の購入を求める外国人