思い留まった人が一様に口にする「あの時、死ななくてよかった」 自殺は、青年期にひとつの山があり、老年期で急増しています。老人の自殺は、病苦や介護の疲れから命を絶つことがほとんどです。2000年前後からは倒産やリストラで職を失った人など追いつめられて自殺する人が増加しました。 若い時は感受性が強く、死んでしまいたいと考えたことのある人はかなりいると思います。でも、誰かに話していると「死にたい」という気持ちが薄らいでいきます。「死にたい!」と友達がいったらどんなに疲れていたり忙しかったりしても「明日ネ」とはいわずに聞いてやって下さい。ほとんどの自殺には予告があるそうです。後で考えるとあれが予告だったのかと思いあたるそうです。なにげない電話の応対で1人の命が救われるかもしれません。自殺を思い留まった人は、一様に「あの時、死ななくてよかった」といいます。 しかし、話す相手がいない時もあります。そん
